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2017年03月17日

【道路】県道神山鮎喰線の鮎喰方面への通行方法を変更しました。

3月17日(金)、一般国道192号 徳島南環状道路(延長9.5km)の僧津山IC(仮称)の改良工事に伴い、県道神山鮎喰線の鮎喰方面への道路の切替えを行いました。

道路の切替えにより、通行方法が変更となっていますので、鮎喰方面行きを走行する際にはご注意ください。

鮎喰方面より神山方面を望む

神山方面より鮎喰方面を望む

Posted by at 11:08 午前
記事の分類: 道路関連情報, H28年度

2017年03月11日

平成28年度 第2回アドプト・プログラム吉野川

平成29年3月11日(土)、「平成28年度 第2回アドプト・プログラム吉野川」が実施されました。
当日は晴天にも恵ま れ暖かい日差しの中、国土交通省のメンバーも含め、21名の方に集まって頂き、アドプト登録区間を清掃することができました。そして、みなさんの頑張りで、約30袋ものゴミが集まりました。ご協力いただき、誠にありがとうございました。





次回開催日は7月2日(日)に実施する予定です。次回もみなさんのご参加をお待ちしております!




2017年03月02日

外国の防災担当者が日本の代表的な水防工法等を学びました。

  3月2日(木)、(独)国際協力機構(JICA)が実施する、世界各国の行政機関担当者を対象とした防災に関わる研修が、石井河川防災ステーションで実施され、アジアやアフリカなどの防災担当者10名が参加しました。

  今回は、水害等における対策のひとつとして実施する水防工法の基礎的な知識や防災に役立つロープワーク等について、水防専門家であり、四国地方整備局と協定を結んでいる防災エキスパートでもある山本邦一氏を講師に、以下の講習を行いました。

(1)  水防工法の基礎(座学)

(2)  水防工法の事例見学

(3)  ロープワーク講習(実技)

  水防工法の基礎では、日本の代表的な河川である吉野川における出水時の水防対応について、代表的な工法として、深掘れ(洗掘)対策としての「木流し工」「シート張り工」、漏水対策としての「月の輪工」「釜段工」、越水対策としての「積み土のう工」「改良積み土のう工」等の講義を行いました。

 また、事例として水防工法の実物をみてもらい、水防工法がどういうものかをひとつひとつ説明し、より理解を深めてもらいました。

  ロープワーク講習では、山本講師の指導のもと、「早くて」「簡単」「確実」の3原則を基本とした結び方で、防災時に適用される「本結び」、「舟結び」、「かみくくし」、「もやい結び」の実技体験をしてもらいました。

  この取り組みで、日本の水防技術や河川改修が世界各国の防災対策に役立つきっかけとなればと思っています。今後もこのような機会があれば、協力していきたいと考えています。

     
左:水防工法の基礎についての講義   右:水防工法の事例見学

     
左右:ロープワーク講習

Posted by at 11:10 午前
記事の分類: H28年度

2017年02月13日

「河川愛護月間」絵手紙の表彰状伝達式を実施。

  平成29年2月13日(月)に助任学校の校長室、平成29年2月15日(水)に鴨島小学校の校長室にて、平成28年度「河川愛護月間」“絵手紙”の表彰状伝達式を実施しました。

  全国で応募総数1,125作品の内、優秀賞(国土交通事務次官賞)を鴨島小学校3年生の上藤幸歩さんが、優良賞(水管理・国土保全局長賞)を助任小学校2年生の湯浅慶香さんが受賞されました。伝達式では、徳島河川国道事務所副所長より表彰状・副賞が渡されました。伝達式後は記念撮影を行い無事終了しました。

  伝達式後のインタビューでは、「川で遊んだのが楽しかった」「川で遊んだときの思い出を忘れないように絵を描いた」と述べられました。また、両名とも来年も応募したいという意気込みも頂きました。

 

  優秀賞(国土交通事務次官賞)を受賞された上藤幸歩さん

  

  優良賞(水管理・国土保全局長賞)を受賞された湯浅慶香さん

  

  左:上藤 幸歩さん作品  右:湯浅  慶香さん作品

Posted by at 1:29 午後
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記事の分類: H28年度

2017年01月24日

【道路】県道神山鮎喰線の神山方面への通行方法を変更しました。【第2回】

 1月24日(火)、一般国道192号 徳島南環状道路(延長9.5km)の僧津山IC(仮称)の改良工事に伴い、県道神山鮎喰線の神山方面への道路の切替えを行いました。

 道路の切替えにより、通行方法が変更となっていますので、神山方面行きを走行する際にはご注意ください。

 鮎喰方面より神山方面を望む
 

 神山方面より鮎喰方面を望む
 

Posted by at 1:54 午後
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記事の分類: 道路関連情報, H28年度

2016年11月27日

ロープワーク体験の流域講座を開催しました。

  平成28年11月27日(日)に箸蔵小学校で、西州津自治会(上ノ段・下ノ段・中津)と池田博愛会が主催となり、箸蔵西州津地区の方々を対象に総合防災訓練が開催されました。様々な防災体験コーナーがある中、徳島河川国道事務所は訓練項目の一つである防災時に必要なロープワーク体験の講師として参加しました。

  参加いただいた約60名の方を対象に、「ほん結び」「ふな結び」「かみくくし」「もやい結び」の4種類の結び方について、体験する方々の間近で実演しながら、それぞれの結び方について指導しました。

  参加者から「この結び方はどんな時に役にたつの?」といった質問や「今は覚えたけれど家に帰ってからもしないと、すぐに忘れてしまいそう」など様々なご意見をいただくなど、非常に熱心に受講していただきました。

 この取り組みを機に、住民の方々の防災への関心が高まり、万一の事態に訓練の経験が活かされれば良いと思っています。

■ロープワーク体験の様子
    

   

Posted by at 1:26 午後
記事の分類: 吉野川流域講座, H28年度

2016年11月26日

平成28年度 第3回 吉野川現地(フィールド)講座 「吉野川歴史探訪~自転車~」~訪ねてみよう洪水遺跡~を開催しました。

  平成28年11月26日(土)に吉野川の洪水との闘いの歴史を知っていただくことを目的に、各地に残る洪水遺跡を自転車で巡る吉野川歴史探訪を実施しました。

 始めに、石井河川防災ステーションで吉野川の概要やこれから巡る洪水遺跡についての説明をさせていただきました。

  座学のあとは、実際に自転車で6箇所の洪水遺跡などを巡りました。それぞれの箇所に人々と洪水の歴史があり、川とともに生きようとした思いがあることを感じていただけたと思います。

 参加された方の中から、「おもしろかった、吉野川って奥が深いなぁ。知らなかった事をたくさん教え てもらいました。」と、非常にありがたい感想をいただきました。

 今後もこのような機会を通じて、多くの方々に吉野川への親しみ・愛着を持っていただけるよう活動を続けていきたいと思います。

 なお、詳細については、Ourよしのがわ2017.1 Vol.8でご紹介します。

 
左:座学の様子  右:自転車での洪水遺跡巡りの様子

 
左:愛宕地蔵  右:新宮堤(旧堤防)

 
左:印石  右:田中家

 
左:龍蔵堤  右:第十堰

Posted by at 1:12 午後
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記事の分類: リバーキーパーズイベント, 吉野川現地(フィールド)講座, H28年度

2016年11月19日

平成28年度 第2回 吉野川現地(フィールド)講座 「ナルトサワギク抜き取り」を開催しました。

 平成28年11月19日(土)に吉野川河口干潟において、自生する在来の植生を守るために、講師の木下先生(徳島県植物研究会 会長)、参加者13名、スタッフ8名の総数22名で特定外来種であるナルトサワギクの抜き取りを実施しました。

  この取組みは平成21年から場所を変えたりしながら、継続的におこなっているものです。まず現地に着いてビックリしたのが、前回(平成28年3月)抜き取りした箇所は、ほとんど再度生える事なく、他の箇所と見比べると目に見えて抜き取り効果を確認することが出来ました。

  作業前に、木下先生から外来植物であるナルトサワギクの生態や名前の由来、在来種の生育環境を守るために外来植物の駆除作業が必要である事などを説明していただきました。

 その後、全員で抜き取りを行い、ゴミ袋111袋、重量290kgのナルトサワギクを駆除する事が出来ました。

  参加された方からは、「こういうことは継続していかないと駄目ですね。また機会があれば参加しようと思います」「思っていたより多く抜けました。なんか気持ちいいですね」などの感想をいただきました。

  今後もこのような機会を通じて、多くの方々に河川への親しみ・愛着を持っていただけるよう河川環境の愛護を呼びかけていきます。参加者の皆様、ありがとうございました。

   
左:木下先生による座学の様子  右:ナルトサワギク抜き取りの様子

   
左:ナルトサワギク抜き取りの様子  右:ナルトサワギク抜き取り結果

Posted by at 11:02 午前
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記事の分類: リバーキーパーズイベント, 吉野川現地(フィールド)講座, H28年度

2016年10月30日

第30回藍畑ふれあい大会にて、吉野川流域講座「楽しく学ぶ防災かるたとり」を行いました。

  平成28年10月30日(日)に、石井町藍畑地区コミュニティ推進協議会の主催により、「第30回藍畑ふれあい大会」が吉野川の六条大橋下流右岸河川敷で開催され、徳島河川国道事務所は「楽しく学ぶ防災かるたとり」を行いました。

 「防災かるた」は、防災について学んでもらうため、いざという時に役に立つ防災のことを書いたかるたで、小学生以下を対象に参加してもらいました。

  小学校1~3年生・4~6年生・幼稚園児の3グループに分けられた子供たちは、読み上げられた防災に関する内容を聞き取り、一致するかるたをそれぞれ一生懸命に探していました。

 小さな子供には文章だけでなく絵を見ることで、防災に対する関心を高めてもらう事ができたと思います。

 今後も吉野川に関するイベントや流域講座を通じて、地域の方々と交流を深めてまいりたいと思います。

■「防災かるた」とりの様子

   
左:防災かるた  右:小学校1~3年生

   
左:小学校4~6年生  右:幼稚園児

Posted by at 10:24 午前
記事の分類: 吉野川流域講座, H28年度

水防工法技術講習会を行いました。

 平成28年10月30日(日)に阿波市主催による「水防工法技術講習会」が、阿波市市場町で阿波市消防団の約100名を対象に開催されました。

  当事務所では、豪雨災害に備えるため、水防技術の向上及び伝承を図るとともに、水防の技術的なリーダー育成を目的として水防工法技術講習会を行っています。

 講習会に先立ち、阿波市役所 岩佐危機管理課長より「水防災意識社会  再構築ビジョン」についてのご説明をしていただき、本講習会はその一端を担う重要な取り組みであることを受講者の皆様に認識していただきました。

 実技講習では、「ロープワーク」、「土のう作り」、「改良積土のう工」、「月の輪工」について実施し、参加者の皆様は各工法に真剣に取組んでいました。

 今後も「水防工法技術講習会」が核となり、市民の皆さんの水防に対する意識向上に寄与できればと思います。

■「水防災意識社会 再構築ビジョン」説明の様子
   

■水防工法技術講習会の様子
・ロープワーク講習
   
・土のう作り
   
・改良積土のう工

・月の輪工

Posted by at 10:08 午前
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2016年10月28日

【道路】県道神山鮎喰線の神山方面への通行方法を変更しました。

 10月28日(金)、一般国道192号 徳島南環状道路(延長9.5km)の僧津山IC(仮称)の改良工事に伴い、県道神山鮎喰線の神山方面への道路の切替えを行いました。

 道路の切替えにより、通行方法が変更となっていますので、神山方面行きを走行する際にはご注意ください。

 鮎喰方面より神山方面を望む
 

 神山方面より鮎喰方面を望む
 

Posted by at 9:47 午前
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2016年10月21日

【道路】徳島南環状道路の工事現場で加茂名南小学校が校外学習を実施しました。

 10月21日(金)、徳島河川国道事務所が事業を推進している一般国道192号 徳島南環状道路(延長9.5km)僧津山IC(仮称)の改良工事に伴う県道神山鮎喰線での工事において、加茂名南小学校5年生(児童:77名、教員7名、計84名)が工事現場内にある袋井用水の学習のため、現場見学会を兼ねた校外学習を実施しました。

 工事現場内は、狭く段差等があることから、当日は作業を一時中断し、安全通路や仮囲いなどを設置しました。

 小学生は、徳島南環状道路の役割などの説明を受けたあと、袋井用水源流である金魚池の観察を行い、川の中にいるカニや魚を見つけていました。

 小学生から「工事はいつ完成するのですか?」「カワセミはいますか?」などの質問をいただき、有意義な見学学習となりました。

 工事の説明状況


金魚池の観察風景(1)


金魚池の観察風景(2)


Posted by at 4:25 午後
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2016年10月09日

第34回 ファミリーハゼ釣り大会開催

  平成28年10月9日(日)に徳島市、徳島市水と緑の推進協議会、徳島県釣連盟、四国の川を考える会、(公)日本釣振興会徳島県支部の共催により、「水と緑のフェスティバル  第34回ファミリーハゼ釣り大会」が開催されました。

  本大会は、吉野川河口から名田橋までの約11kmの区間で釣り上げた、ハゼ10匹の総重量を競うもので、一般の部(高校生以上)、女性・少年の部(女性及び中学生以下の男子)、ファミリーの部(ファミリー2名以上のハゼ10匹の重量)の3部門に分かれ開催され、親子連れら278人が参加しました。徳島河川国道事務所では毎年後援として協力しています。

 当日はあいにくの天気となってしまいましたが、参加者の皆さんは大物を狙ってハゼ釣りを楽しんでいました。

  また本大会では、河川に不法投棄されているゴミを参加者全員で収集し美化活動を行いました。参加者の皆さんにより軽トラック1台分ものゴミを拾っていただきました。

 ハゼ釣りを通して、吉野川と触れ合うことができ、有意義な1日を過ごせたのではないかと思います。


左右:ハゼ釣りの様子

  
左:計量の様子   右:集められたゴミ

Posted by at 9:06 午前
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2016年09月17日

平成28年度 第1回吉野川現地(フィールド)講座 ~シオマネキを見つけに行こう!~を開催しました。

9月17日(土)、吉野川現地(フィールド)講座  干潟観察会~シオマネキを見つけに行こう!~を、吉野川下流南岸の吉野川河口干潟で開催し、親子づれ7組を含む20名が参加しました。

講師には、干潟生物の専門家である河川・渓流環境アドバイザーで、四国大学名誉教授の酒井勝司(さかい  かつし)先生、四国大学助教の篠宮幸子先生をお迎えし、参加者の皆様に干潟観察の指導をしていただきました。

当日は台風が近づいていることを忘れるぐらいの秋晴れの中、参加者全員で干潟の生き物を見つけに行きました。本講座のタイトルどおり参加者の皆様はシオマネキを見つけ、さらに採取しテントに持ち帰って実体顕微鏡で詳しく観察を行いました。また、シオマネキのほかにも、トビハゼやアナジャコなど様々な干潟の生き物にもふれあっていただくことができました。

観察後は採取した生き物全てを元の干潟へ戻し、講座は終了となりました。参加者からは「来年は友達を連れて、また来たい」、「とても楽しかった」などの感想をいただきました。

今後も、このような体験を通じて、一人でも多くの方々に吉野川の魅力をもっと知っていただけるように、活動を続けていきたいと思います。

   

左右:酒井先生の講義の様子

   

左右:干潟観察の様子

   

左:干潟観察の様子 右:シオマネキ

   

左:実体顕微鏡を使った観察状況 右:講評状況

Posted by at 10:39 午前
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記事の分類: リバーキーパーズイベント, 吉野川現地(フィールド)講座, H28年度

2016年09月12日

ロープワーク体験の流域講座を開催しました。

9月12日(月)、吉野地区地域福祉活動計画実行委員会が主催する、「防災対策みんなでやらんでぇ?!」が阿波市社会福祉協議会吉野支所(こすもす)で開催されました。様々な防災体験コーナーがある中、徳島河川国道事務所は訓練項目の一つである防災時に必要なロープワーク体験の講師として参加しました。

実技指導では、「髪括し(かみくくし)」「疣結び(いぼむすび)」「舫い結び(もやいむすび)」の3種類の結び方について、体験する方々の間近で実演しながら、それぞれの結び方について指導しました。

今回の訓練には、地元住民の方々と吉野中学校の生徒合わせて168人の参加がありました。この取り組みを機に、住民の方々の防災への関心が高まり、万一の事態に訓練の経験が活かされれば良いと思っています。

■ロープワーク体験の様子

  

  

Posted by at 1:57 午後
記事の分類: 吉野川流域講座, H28年度

2016年09月03日

水防工法技術講習会を行いました。

当事務所では、豪雨災害に備えるため、水防技術の向上及び伝承を図るとともに、水防の技術的なリーダー育成を目的として、毎年出水期に水防工法技術講習会を行っています。

今回は、平成28年9月3日(土)に「上板町防災訓練」の一環として東光小学校・高志小学校の二箇所で上板町消防団員約60名を対象に水防工法技術講習会が開催されました。

講習では「土のう作り」の実習や、「改良積土のう工」、「月の輪工」「シート張り工」についての講義を受け、水防工法についての基礎知識を学びました。

皆さん大変熱心に受講していただき、今後起こるかもしれない災害被害から地域の尊い人命や財産を守りたいという気持ちが伝わってきました。

今後も「水防工法技術講習会」が核となり、市民の皆さんの水防に対する意識向上に寄与できればと思います。

■東光小学校の水防工法技術講習会の様子


  

■高志小学校の水防工法技術講習会の様子

  

  

Posted by at 4:48 午後
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記事の分類: H28年度

2016年09月01日

外国の防災担当者が日本の水防工法等を学びました。

  9月1日(木)、(独)国際協力機構(JICA)が実施する、世界各国の行政機関担当者を対象とした防災に関わる研修が、石井河川防災ステーションで実施されました。

  この研修は、自然災害、特に台風・洪水等による風水害に対する防災意識の啓発を行うことで、具体的な防災活動の効果を理解し、防災対策に必要な基本知識を身につけることにより、よりよい防災体制や住民啓発施策の立案、改善に資することを目的としています。

 研修には世界各国の防災担当者13名が参加しました。

今回は、水害等における対策のひとつとして実施する水防工法の基礎的な知識や防災に役立つロープワーク等について、水防専門家であり、四国地方整備局と協定を結んでいる防災エキスパートでもある山本邦一氏を講師に、以下の講習を行いました。

(1)  水防工法の基礎(座学)

(2)  水防工法の事例見学

(3) ロープワーク講習(実技)

  水防工法の基礎では、日本の代表的な河川である吉野川における出水時の水防対応について、代表的な工法として、深掘れ(洗掘)対策としての「木流し工」「シート張り工」、漏水対策としての「月の輪工」「釜段工」、越水対策としての「積み土のう工」「改良積み土のう工」等の講義を行いました。

 また、事例として水防工法の実物をみてもらい、水防工法がどういうものかをひとつひとつ説明し、より理解を深めてもらいました。

  ロープワーク講習では、山本講師の指導のもと、「早くて」「簡単」「確実」の3原則を基本とした結び方で、防災時に適用される「本結び」、「舟結び」、「かみくくし」、「いぼ結び」、「もやい結び」の実技体験をしてもらいました。

  この取り組みで、日本の水防技術や河川改修が世界各国の防災対策に役立つきっかけとなればと思っています。今後もこのような機会があれば、協力していきたいと考えています。

 

左:水防工法の基礎についての講義  右:水防工法の事例見学

 

左右:ロープワーク講習

Posted by at 1:12 午後
記事の分類: H28年度

2016年08月19日

みんなで吉野川の生き物を調べよう~水生生物による水質調査を実施しました~

  川の水質の良し悪しは、川底にすんでいる小さな昆虫を調べることによって知ることができます。水生生物調査では、指標生物となる29種類の水生昆虫を調査し、水の汚れの程度を簡易的に判定します。

  講師として河川・渓流環境アドバイザーの徳山豊先生にお越しいただき、7月15日(金)に西条大橋上流の河原で柿原小学校の児童27名(先生2名)、7月27日(水)に学島橋下流の河原で西麻植小学校の児童9名(先生2名)、8月19日(金)に穴吹川の穴吹新橋上流の河原で穴吹小学校の児童20名(先生2名)と一般の方4名と一緒に水生生物調査を実施し水質の状況を確認しました。

  参加者は、川の中の大小様々な石を持ち上げて、水生生物を採取しました。調査の結果、カワゲラ類、ヒラタカゲロウ類、サワガニなど「きれいな水」にすむ生きものが多く確認できました。また、あわせてパックテストによる簡易水質調査を行い、pH、COD、DO、NH4-Nの値を調べました。この調査でも、きれいな水であることが確認できました。

【7月15日(金)西条大橋上流】

【7月27日(水)学島橋下流】

【8月19日(金)穴吹新橋上流】

  今回の水生生物による簡易調査を体験し、「楽しかったので、また水生生物調査をしたい」「もっと色々な生物を見つけたい」「きれいな川だから魚も捕ってみたい」などの意見がありました。

 今回見つけた生物たちがこれからもすみ続けられるように、みんなで河川を大切にしていきましょう。

Posted by at 10:53 午前
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記事の分類: リバーキーパーズイベント, 吉野川水生生物調査, H28年度

2016年08月11日

~水難事故防止講習会(中流編)を開催しました~

 8月11日(木)、吉野川交流推進会議主催「交流体験inよしのがわ(中流編)」が四国三郎の郷付近の吉野川  青石橋上流で開催されました。下流編(鮎喰川梁瀬橋下流)と上流編(早明浦ダム湖周辺)に続き、水難事故防止の専門家である小谷寛二先生に指導していただきました。午前の水難事故防止講習会と午後のカヌー体験に42名の親子連れが参加してくれました。

  水難事故防止講習会では、パネルを使って川の危険な場所や川に行く時の注意点を学び、実技講習では川の流れ方やスローロープを使って人を救助する方法などを学びました。

 昼食をはさんで、カヌー体験を行いました。カヌーの乗り方や注意することを学んだあと、美しい吉野川を約1時間ほど堪能していただきました。

 今回のようなイベントを通して吉野川をもっと身近に感じていただき、人と人のつながりを大切にしていきたいと思います。

(水難事故防止講習会の様子)

  

  

(カヌー体験の様子)

  

  

Posted by at 3:15 午後
記事の分類: H28年度

2016年08月09日

~水難事故防止講習会(下流編)を開催しました~

  8月9日(火)、吉野川交流推進会議主催「交流体験inよしのがわ(下流編)」が鮎喰川梁瀬橋下流で開催され、33名の親子連れが水難事故防止講習会を受講しました。早明浦ダム・吉野川水系汗見川で行った上流編に引き続き、水難事故防止の専門家である小谷寛二先生にご指導していただきました。

  はじめに、川の中に潜む危険な箇所の説明、川へ行く時の注意点、救命に使うスローバッグの使用方法等について、パネルを見ながら学習し、水遊びの時は“ライフジャケット着用が原則!!”とした講習が行われました。

  その後実際に川に入って、水難事故防止の様々な方法を体験してもらいました。まずは、流されたときの体勢の取り方を学びました。頭を上流側にして仰向けになり、おしりを持ち上げるように浮いて、岩などでおしりを打たないよう姿勢をとります。最初はなかなか正しい姿勢が取れませんでしたが、繰り返し練習することによって理想に近い姿勢が出来るようになりました。

  そのあと、川を渡って救命に行く(逃げる)場合に、円陣を組んで歩く方法も学びました。足を取られた時、一人だと転倒するが、多人数になるほど流されにくくなるとの説明を受け、川の流れに負けず歩くことが出来ました。

  次に、二人一組になりスローバッグの投げ方、受け取り方についての実技講習がありました。スローバッグを投げるのは多少のコツが必要です。最初は上手くいかなかった子供達も小谷先生の指導で上手に投げられるようになってきました。そして、救助される側の注意点として、ロープの握り方や救助者と反対側の肩でロープを持たないと、引っ張られる時に体勢を崩して腹這いになってしまい、川底の障害物でおなかを切ってしまう事について学びました。

  また、身の回りにある物を使って救助する方法も学びました。ペットボトルは、おへその位置で持つと大人でも浮くことが出来ることを確認しました。

「水難事故を無くしたい」という小谷先生の思いが伝わって、大人も子供も真剣に取り組んでいました。

 厳しい中にもユーモアのある講義でした。

   暑い中のイベントでしたが、参加者からは「とても勉強になった。」「楽しかった。」等のお声をいただきました。今後も多くの方々に、安全に楽しく川と親しんでいただけるように、水難事故防止に関する正しい知識と心構えをお伝えしてまいります。

 

(左)小谷寛二先生の講義 (右)川に流されたときの正しい体勢の指導

 

(左)円陣を組んで歩く練習 (右)スローバッグの練習状況

  

(左)ペットボトルを使って浮く練習 (右)先生の説明に真剣に耳を傾ける子供達

Posted by at 10:29 午前
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2016年08月07日

~水難事故防止講習会(上流編)を開催しました~

  8月7日(日)、吉野川交流推進会議主催「交流体験inよしのがわ(上流編)」が早明浦ダム湖周辺で開催されました。午後の部では20名の親子連れが早明浦ダム下流の汗見川で水難事故防止の専門家である小谷寛二先生の指導のもと、水難事故防止について学びました。

はじめに、川の中に潜む危険な箇所の説明、川へ行く時の注意点、救命に使うスローバッグの使用方法等について、パネルを見ながら学習し、水遊びの時は“ライフジャケット着用が原則!!”とした講習が行われました。

その後実際に川に入って、水難事故防止の様々な方法を体験してもらいました。まずは、流されたときの体勢の取り方を学びました。頭を上流側にして仰向けになり、力まずに浮くように何度も練習しました。

  次に、二人一組になりスローバッグの投げ方、受け取り方についての実技講習がありました。スローバッグを投げるのは多少のコツが必要です。最初は上手くいかなかった子供達も小谷先生の指導で上手に投げられるようになってきました。そして、救助される側の注意点として、ロープの握り方や救助者と反対側の肩でロープを持たないと、引っ張られる時に体勢を崩して腹這いになってしまい、川底の障害物でおなかを切ってしまう事について学びました。

 また、身の回りにある物を使って救助する方法も学びました。ペットボトルは、おへその位置で持つと大人でも浮くことが出来ることを確認しました。

「水難事故を無くしたい」という小谷先生の思いが伝わって、大人も子供も真剣に取り組んでいました。

厳しい中にもユーモアのある講義でした。

  水難事故防止をテーマとした講座は、本年度をもって8年目となります。このような地道な活動を継続し、正しい知識を持って川遊びをする人が増えていくことが、水難事故の減少に繋がると思っています。

   

(左)小谷寛二先生の講義 (右)川に流されたときの正しい体勢の指導

 

(左)スローバッグの投げ方の練習状況 (右)スローバッグの受取り方の練習状況 

  

(左)ペットボトルを使って浮く練習 (右)先生の説明に真剣に耳を傾ける子供達

Posted by at 9:09 午前
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2016年07月29日

2016吉野川フェスティバルが開催されました~川と親しみ、川の魅力を知り、川と遊ぶための3日間~

7月29日(金)~7月31日(日)にかけて、吉野川グラウンド(吉野川橋南岸河川敷広場)にて、「川と親しみ、川の魅力を知り、川と遊ぶための3日間」をテーマとした2016吉野川フェスティバルが開催されました。

今年で28回目となる吉野川フェスティバルは、地元NPO・民間団体などからなる吉野川フェスティバル実行委員会・新町川を守る会が主催し、毎年夏に開催されています。

開催期間中は吉野川クリーンアップ大作戦、吉野川横断スイミング、さいころゲーム、SUP体験、SUPマラソン、干潟相撲大会、吉野川遊覧などのイベントやステージを使ったエキサイティングライブ、ダンス、ヒーローショーなどが繰りひろげられ、また花火大会、阿波踊り、ビックバーベキュー(ビアガーデン)などが行われ多くの来場者で賑わいました。

当事務所のブースでは、「建設機械と遊ぼう」と題し、日頃国道の維持管理に使用している建設機械(トンネル点検車)を使って、搭乗体験をしていただきました。また、「降雨体験装置」、「土石流3Dシアター」、「パネル展」、「利き水」(3種類の水(四国の水と海外の水(2種類))の飲み比べ)コーナーを設けました。

「建設機械と遊ぼう」には約480人、「降雨体験装置」には約340人、「土石流3Dシアター」には約320人の方々が訪れ、当事務所の河川・道路事業に関わる体験をしていただきました。

 
トンネル点検車搭乗体験

 
左:利き水体験  右:吉野川の水クイズ

 
左:土石流3Dシアター  右:降雨体験装置

また、30日(土)7:00から、「ゴミゼロのエコイベント」を目指す吉野川フェスティバルの取り組みとして「吉野川クリーンアップ大作戦」が実施され、フェスティバル会場内・会場周辺の清掃も行いました。
ゴミについては、「燃えるゴミ」、「燃えないゴミ」、「資源ゴミ(カン・ビン・ペットボトル・その他に分別)」に分けて収集しました。燃えるゴミ・燃えないゴミは約8m3、カンは大型土のう1/2、ビンは大型土のう1/3、ペットボトルは大型土のうに満杯と多くのゴミが回収できました。

 
左:事務所長挨拶  右:吉野川クリーンアップ大作戦

 
吉野川クリーンアップ大作戦

開催3日間をとおして、ご来場いただいた方々からたくさんの笑顔を拝見することができました。
皆様と一緒に美しい吉野川を大切にして、これからも魅力いっぱいの吉野川フェスティバルを盛り上げていきましょう。

 
左:SUPマラソン スタートの様子 右:吉野川横断スイミング

 
左:SUPポロ大会  右:バナナボート体験

 
左:エキサイティングライブ  右:毎日踊る!阿波踊り

Posted by at 9:59 午前
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記事の分類: リバーキーパーズイベント, H28年度

2016年07月05日

見て、感じて、学んで!実験を通じて「吉野川のギモン」にお答えしました。

皆さんは、雨の量ってどういったものか分かりますか?

雨の量は「容量」ではなく、たまった水の「深さ」を言います。

普段、テレビやラジオで伝えられる1時間50mmや、川のはん濫時に発表される情報は、知っているようで知らない「ギモン」が多くあります。

今回は、吉野川市の川島小学校5年生の「ギモン」を解決するため、雨の量や、堤防の漏水、川のはん濫の仕組みなんかを実験を通して、見て、感じて、学んでもらう流域講座を実施しました。

また、洪水時の避難にはもちろん、普段の生活の中でも役立つロープワークも学んでもらいました。

これから、台風シーズンを迎えます。

受講された児童のみなさんが、自宅で家族が感じる「ギモン」を解決させられる講師になっていることを期待します。

○流域講座の様子

   

   

○ロープワーク講習の様子

  

Posted by at 11:17 午前
記事の分類: 吉野川流域講座, H28年度

2016年07月03日

平成28年度 第1回アドプト・プログラム吉野川

平成28年7月3日(日)、「平成28年度 第1回アドプト・プログラム吉野川」が実施されました。
当日は晴天に恵まれ、かなり暑くなったにもかかわらず、国土交通省のメンバーも含め、18名の方に集まって頂き、アドプト登録区間を清掃することができました。そして、みなさんの頑張りで、約30袋ものゴミが集まりました。ご協力いただき、誠にありがとうございました。





次回開催日は3月11日(土)に実施する予定です。次回もみなさんのご参加をお待ちしております!

~美しい吉野川をみんなの手で~ 平成28年度 吉野川河川一斉清掃結果

国土交通省徳島河川国道事務所では、毎年7月の第1日曜日に池田ダム下流の吉野川及び旧吉野川、今切川において河川一斉清掃を行っており、今年度も7月3日(日)に参加団体112団体、参加人数約4,300人と大勢の方に協力いただき開催しました。
この日は晴天に恵まれ、かなり暑くなったにもかかわらず、幸い熱中症になった人も無く、ケガの報告もありませんでした。当日集めたゴミは81.7m3(内訳は燃えるゴミ34.1m3、燃えないゴミ30.6m3、資源ゴミ17m3)で、4トンダンプ21台分でした。

■清掃活動の様子
  

徳島河川国道事務所では、これからも地域の皆様と一緒に親しみのある美しい吉野川を作って行きたいと考えており、次年度も吉野川河川一斉清掃の開催を予定しています。また、事務所一同、地域の皆様のご参加をお待ちしています。

2016年06月19日

水防工法技術講習会を行いました。

平成28年6月19日(日)に「水防工法技術講習会」が吉野川市鴨島町知恵島で吉野川市消防団の110名を対象に開催されました。

当事務所では、豪雨災害に備えるため、水防技術の向上及び伝承を図るとともに、水防の技術的なリーダー育成を目的として、毎年出水期当初に水防工法技術講習会を行っています。

講習では、「土のう作り」、「ロープワーク」、「改良積土のう工」、「月の輪工」について実施し、参加者の皆様は各工法に真剣に取組んでいました。

小雨が降る天候の中、皆さん大変熱心に受講していただき、今後起こるかもしれない災害被害から地域の尊い人命や財産を守りたいという気持ちが伝わってきました。

今後も「水防工法技術講習会」が核となり、市民の皆さんの水防に対する意識向上に寄与できればと思います。

開会式の様子
 

水防工法技術講習会の様子
・土のう作り
 
・ロープワーク講習
 
・改良積土のう工
 
・月の輪工
 
 

Posted by at 10:23 午前
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記事の分類: 吉野川流域講座, H28年度

2016年06月07日

「中学生の職場体験学習」を実施しました。

平成28年6月7日(火)~6月8日(水)、徳島市立徳島中学校の3年生2名が徳島河川国道事務所や当事務所が所管する工事現場に訪れ、職場体験学習を実施しました。

事務所長より職場体験者の任命書を交付した後、早速、河川や道路の工事現場で職場体験学習を行いました。

○河川事業:堤防耐震工事現場及び堤防維持工事現場の見学・監督業務の体験、

河川管理施設見学

○道路事業:トンネル工事現場の見学・監督業務の体験、道路パトロール体験

職場体験学習を全て体験した後、生徒さんからは、「特に施工中のトンネルの現場は普段見ることができないので良い経験になった。大きな機械を見ることができてよかった」と感想を述べていただきました。

今後も機会があれば、このような職場体験学習を通じて当事務所の事業について広く知っていただき、ご理解をいただけるよう流域住民の皆さまと交流を深めていきたいと思っています。

   

   

   

   

Posted by at 2:35 午後
記事の分類: H28年度

2016年05月30日

国土交通省・徳島県の合同による排水ポンプ車操作訓練を実施。

平成28年5月30日(月)に徳島河川国道事務所・徳島県の合同による排水ポンプ車操作訓練を阿波中央橋下流の吉野川市鴨島運動場で実施しました。

訓練は、排水ポンプ車7台、照明車2台を使用し、国、県、自治体、建設業者を含め総勢126名が集結し訓練を行いました。

訓練は3回に分けて行い、据付から撤去までの作業を繰り返し行うことで、操作手順を習熟することができました。

昨年は大きな出水もなく、排水ポンプ車は出動しませんでしたが、一昨年には台風12号、11号の出水時に排水ポンプ車を出動させ、内水排除を行いました。今年も6月より出水期に入ります。今回の訓練を生かし、災害時・出水時には迅速な対応で被害の軽減を図りたいと思っております。

  

左:排水作業 右:据付作業

 

左:排水ポンプ車(H27購入) 右:照明車 

Posted by at 1:25 午後
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記事の分類: H28年度

2016年05月08日

第2回美馬市水辺の楽校春祭りにて、 流域講座を行いました。

平成28年5月8日(日)に美馬市水辺の楽校春祭り実行委員会の主催により、「第2回美馬市水辺の楽校春祭り」が中鳥川公園周辺で開催され、国土交通省  徳島河川国道事務所は、「ロープワーク体験」、「防災体験(降雨体験装置・土石流3Dシアター)」、「野鳥観察会」、「防災ダンス~じしんがきたら~」、「ドローン操作体験」を行いました。

「ロープワーク講習会」は約80名の参加者に、避難誘導に役立つ「連続止め結び」や人命救助に役立つ「もやい結び」などについて、実際にロープを使って体験していただきました。

「防災体験」では、83名の参加者に、降雨体験装置による降雨体験や土石流3Dシアターによる災害学習をしていただきました。

「野鳥観察会」は、講師に小林  實(こばやし みのる)先生(河川・渓流環境アドバイザー)と、三宅 武(みやけ たけし)先生(日本野鳥の会  徳島県支部長)をお招きし、19名の参加者の皆様に野鳥観察の指導を行っていただきました。
まず、両先生から野鳥について、野鳥の写真やテープで鳥の鳴き声を聴きながら詳しく説明していただきました。その後、参加者の皆さんと一緒に吉野川沿いへ移動し、双眼鏡やフィールドスコープを使って様々な野鳥を観察しました。
観察できた鳥の種類は下記のとおりです。

セグロセキレイ、ホオジロ、シジュウカラ、コゲラ、カワラヒワ、キビタキ、カワウ、トビ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、アオサギ、ダイサギ、カルガモ、ヒヨドリ、コチドリ、ウグイス、キツツキ

「防災ダンス~じしんがきたら~」では、田村  典子(たむら のりこ)先生(四国大学生活科学部 教授)と学生13名をお招きし、創作ダンスを披露していただきました。
また、防災に関するダンスの踊り方を指導していただきました。
会場に居られた皆さんは、防災ダンスを通じて地震時の心得を学びながら楽しい一時を過ごされたと思います。

「ドローン操作体験」は、講師に安河内  孝(やすこうち たかし)先生をお招きし、18名のお子さんにドローンの操作体験をしていただきました。
安河内先生の指導のもと皆さん上手にドローンを操作することができました。参加していただいた皆さんにはドローンに関する知識を学ぶと共に、貴重な操作体験をしていただき良い思い出になったと思います。

また、美馬地区地域福祉活動計画実行委員会が行った「健康ウォーキング大会」には田中  俊夫(たなか としお)先生(徳島大学 教授)が講師として参加し、ストレッチを交えた阿波踊り体操や正しい歩き方などの指導を行いました。
その後、受講された皆さんは会場周辺をウォーキングし、心地良い汗を流していました。

当日は天候に恵まれ、多くの方々が流域講座に参加して下さいました。今後も防災体験や自然学習などを通じて吉野川に親しみを持っていただきたいと思っています。

◇ロープワーク講習会
 
◇防災体験
 
(左写真)降雨体験装置  (右写真)土石流3Dシアター
◇野鳥観察会
 
◇防災ダンス
 
◇ドローン操作体験
 
◇健康ウォーキング大会
 





         






Posted by at 3:49 午後
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記事の分類: 吉野川流域講座, H28年度

2016年04月18日

「河川協力団体指定証伝達式」を実施

 平成28年4月18日(月)に徳島河川国道事務所の第一会議室にて、「河川協力団体指定証伝達式」を実施しました。
  吉野川で河川協力団体として新たに指定された「NPO法人 江川エコフレンド」、「特定非営利活動法人 川塾」、「特定非営利活動法人  美馬体験交流の会」、「吉野川流域交流塾」の4団体に河川協力団体指定証の伝達式を徳島河川国道事務所長よりそれぞれの団体に指定証が手渡されました。指定証の伝達後、記念撮影を行い無事終了しました。
  この度、4団体が指定されたことにより吉野川での河川協力団体は、合計6団体となりました。
  河川協力団体に指定されると、河川協力団体が活動するために必要となる河川法上の許可等について、河川管理者との協議をもって足りる等により今まで以上に活動がしやすくなります。

      

      

 

Posted by at 11:34 午前
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記事の分類: H28年度