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2010年10月31日

吉野川流域講座「吉野川の自然環境について」開催

平成22年10月31日(日)に吉野川右岸河川敷(六条大橋下流)にて、石井町藍畑地区の住民を対象に、吉野川流域講座「吉野川の自然環境について」を開催しました。
これは、石井町藍畑地区コミュニティ推進協議会の依頼により、毎年行っている「ふれあい大会」の行事の中で行ったものです。

当日は、曇天の中220人が参加し最初に河川清掃を行い、その後で河川環境課長より吉野川の環境について、パネルを使っての説明を実施しました。


参加者は熱心に聞かれていたので、吉野川の自然環境に関心を持たれたと思います。これからも、身近な川である吉野川を大切にしていただきたいと思います。

Posted by at 3:15 午後
記事の分類: 吉野川流域講座, H22年度

2010年10月29日

工事現場における児童の事故防止体験学習会を開催!!

平成22年10月29日(金)、小松島自動車教習所(小松島市中ノ郷町)にて、工事現場における危険箇所を再現し、実際に体験してもらう『工事現場における児童の事故防止体験学習会』を開催しました。

当日は、小松島市内の、かもめ保育園、花しんばり保育園から43名の児童の参加があり、危険箇所の体験学習に引き続き、建設車両等の乗車体験を行いました。学習会が終わって、安全講習終了こども免許証が交付されました。免許証を受け取った児童らは、「やったぁ!」と、うれしそうに免許証を眺めていました。

又、学習会の中では、徳島県警小松島警察署からの交通安全に関する説明も有り、児童らにとって、安全について考える貴重な一日となりました。

 

  

Posted by at 4:54 午後
記事の分類: 道路関連情報, H22年度

2010年10月28日

平成22年度 吉野川流域講座「吉野川の概要について」開催

10月28日(木)に徳島大学において、中国や韓国などの留学生10名を対象に吉野川流域講座「吉野川の概要について」を実施しました。

吉野川の概要や洪水の歴史、改修整備、利水や環境などについての説明をしながら、事前に頂いていた留学生のみなさんの質問に答えていく形で講座を実施しました。

留学生の皆さんは事前に配布した資料を基に自主学習し、当日は熱心に講師の説明を聞いており、吉野川にとても興味があるようでした。

講座終了後には、「吉野川がみんなに愛されているということがよくわかりました」、「これからも吉野川に関して多方面からも知りたい」などの感想を頂きました。

今回の講座は徳島大学で進めている日本事情「吉野川プロジェクト」の一環として実施したものですが、この講座を通して吉野川に対する関心を深めていただけたと思います。

Posted by at 4:34 午後
記事の分類: 吉野川流域講座, H22年度

高校生による建設工事現場見学会(県立徳島科学技術高等学校)を開催!!

平成22年10月28日(木)、県立徳島科学技術高等学校の生徒52名を招き、現在工事を進めている、鳴門高架橋耐震補強工事(鳴門市)、川北トンネル工事(徳島市)の工事現場見学会を開催しました。

当日は、担当者からの説明を受けた後、実際の工事現場に足を運び、皆それぞれが真剣に工事現場を見学しました。

高校生からは、「どんなやり方で工事をするのですか?」などの質問を頂き、大変有意義な見学会となりました。

 

 鳴門高架橋耐震補強工事(鳴門市)にて

 

 川北トンネル工事(徳島市)にて

次回は、11月15日(貞光工業高等学校)、11月26日(阿南工業高等学校)、11月30日(徳島科学技術高等学校)を予定しております。

Posted by at 10:37 午前
記事の分類: 道路関連情報, H22年度

2010年10月23日

「ふれあい四国路2010in東みよし町」が開催されました。

四国の道路清掃、美化のボランティアを総称して「ふれあい四国路」といいます。「ふれあい四国路」に参加する団体が年1回集まり、貴重な経験や意見等の情報を交換し、今後の活動に活かすための10回目の交流会が徳島県三好郡東みよし町で開催されました。

オープニングでは四国各地からの参加者を歓迎し地元文化活動を行っている「アミンダみよし」のオカリナ演奏が奏でられ、開催挨拶で今回実行委員会の川原実行委員長と東みよし町長の挨拶で始まりました。

 

最初に各県のボランティア団体実績発表です。高知県は「田野町花いっぱい推進会」、愛媛県は「市民で灯そう10万の光り実行委員会」、香川県は「NPO牟礼香川グリーンクラブ」、徳島県は「NPO神山さくら会」と今回開催地の団体である「稲持つくし会」が実績発表を行いました。花は段階的な目的で最終は地域興しが目的や参加人数減少の苦悩、強制的ではなく家族ぐるみでの参加で楽しく行っているなどが発表されました。

 

休憩をはさみ、地域伝統芸能で阿波木偶箱廻しを復活する会による「三番叟まわし」「箱廻し」「えびすまわし」が披露され、各参加者は福を授かりました。

次ぎに、徳島大学  矢部准教授をコーディネーターとし、実績発表を行っていただいた5団体をパネラーとしたパネルディスカッションで「みんなでせんで!地域おこし」をテーマに観客も巻き込みいろいろな意見等が交わされました。

予算が厳しい折の情勢と地域活動について、現在のVSPの活動状況は基本的なことは出来ているが、世代交代と人員の広がりが課題となっている中、どうすれば継続性を高められるか、関心を持って参加する意識、満足感をもてるような活動など意見が交わされました。資金の苦労については、日本では大多数が行政が支援の役割を果たしているが、中間支援センターを活用して、NPO資金の支援手続き(申請)ができることがコーディネーターから紹介され、みんな熱心に聴講されていました。

その後、引き継ぎが行われ、実行委員長と東みよし町長により、次回開催予定地の「高知県」に引き継がれました。

閉会の挨拶を徳島河川国道事務所長が行い、締めとして、サプライズで阿波踊りの乱舞により幕がおりました。

 

会場ロビーで販売していた地域物産品も参加者には大好評となりました。

当日は天気に恵まれ、総勢約300人(催し等関係者を含む)で開催されました。

参加された団体、実行委員会の皆様、関係機関の方々お疲れ様でした!!

Posted by at 10:27 午前
記事の分類: 道路関連情報, H22年度

2010年10月17日

「第24回筑後川フェスティバル」が開催されました。

 10月16日(土)~17日(日)にかけて、大分県九重町役場庁舎及びそのグランドにて「第24回筑後川フェスティバル」が開催されました。

  筑後川フェスティバルは、九州4県143キロの筑後川上・中・下流域の豊かな自然が育む農産物や観光資源、伝統文化を情報発信し、流域の発展を図ることを目的に開催されています。期間中、地元NPOによる流域環境保護団体活動報告会や、物産展、観光展などたくさんの催し物が繰り広げられ、多くの人で賑わいました。

 今回、筑紫次郎筑後川と四国三郎吉野川との交流の一環として、吉野川交流推進会議等のメンバーが筑後川フェスティバルに参加いたしました。

 徳島河川国道事務所は吉野川写真展を出展し、吉野川の風景、また事業概要等の情報を全国に発信することが出来ました。


  この筑後川フェスティバルを通して、各団体の河川への取り組みを発信でき、また吉野川についても全国の皆様に興味を持ってもらえたのではないかと思います。

Posted by at 1:47 午後
記事の分類: H22年度

2010年10月16日

吉野川現地(フィールド)講座「吉野川河口干潟の海浜植物を守ろう!」開催(吉野川水系 徳島県)

  10月16日(土)に第3回吉野川現地(フィールド)講座「吉野川河口干潟の海浜植物を守ろう!」を吉野川河口干潟(1k/0付近の中洲)で開催し、20名の方々が御参加くださいました。

  今回の講座では近年繁殖が拡大しているナルトサワギク等の外来植物から海浜に生息するハマヒルガオやコウボウシバ等在来種の生育環境を守ることを目的とし外来植物の駆除作業を行いました。

  開催にあたっては、徳島県自然保護協会会長の森本康滋先生、徳島県植物研究会会長の木下覚先生を指導員とし御協力いただき、講座の始めに吉野川河口干潟の現状やナルトサワギクの生態について説明していただきました。

 参加者の皆様には熱心に駆除作業を行っていただき、ゴミ袋140袋のナルトサワギク等の外来植物を駆除することが出来ました。


  終了後に行ったアンケートでは「ナルトサワギクの生態や背景について良く理解できた。」「干潟に上がれて良かった。」「今回のような地道な作業を継続して行くことが重要だと感じた。」などの御意見をいただきました。

  今後もこの様な機会を通じ、吉野川の現状を知り自然に親しんでいただくと共に、河川愛護精神を育んでいただけたらと思います。参加者の皆様ありがとうございました。

2010年10月08日

川と沼ですてきな! 体験を提案する全国大会inちば
~みんなで活動!印旛沼・流域再生~
併催:第11回 川での福祉・医療と教育の全国大会

 10月8日(金)~10日(日)にかけて、千葉市内を主会場に上記の大会が開催されました。

  川での福祉・医療と教育の全国大会は、水辺活用を総合的に推進する一環として、教育及び福祉・医療関係の各種団体・個人、企業、行政等に所属する人々に広く呼びかけて、川と沼が持つ水辺での癒し効果や機能、そして、その活用の在り方及び環境保全やまちづくりをテーマに開催されているものです。今回の大会は、水循環健全化の取り組みや計画を住民に知ってもらい、一緒に行動していくことを目的とした住民と行政の意見交換の場として実施してきた「印旛沼わいわい会議」をあわせた大会として表題のテーマにより開催されました。期間中、全国の川で活動を行っているNPO法人や福祉・医療・教育・行政等の関係者が、事例報告や意見交換を行い、徳島河川国道事務所も参加する機会を得、吉野川における活動を全国に情報発信することが出来ました。

  第1日目には、印旛沼の紹介、基調講演、水辺の市町長サミットなどが行われ、基調講演においては「川を生かしたまちづくり」と題してNPO法人新町川を守る会の中村英雄理事長の発表が行われました。第2日目には、第1部「分科会」、第2部「全体会」が行われました。

  また、第1日目はプログラムとは別に、「坂東太郎・筑紫次郎・四国三郎」三河川兄弟縁組準備会が行われました。これは、それぞれの流域で活動しているNPO関係者が企画したもので三河川の歴史・文化、産業等幅広く共通認識を深め、川と人の新たな関係を構築し、地域・流域の活力を市民レベルで醸成すると共に、これらの成果を全国の河川へと発信し、私たちの生活・文化をより豊かなステージへと助長する。という事業趣旨のもと、流域を越えて連携を図ろうというものです。河川管理者である国土交通省のそれぞれの河川事務所もオブザーバーという形で出席しました。この準備会において、これまで筑紫次郎と四国三郎で作成されてきた縁結びカレンダーに坂東太郎が入るということで紹介されました。


第1日目の様子

  第2日目の第1部の「分科会」は、第1分科会【水辺での福祉・医療】、第2分科会【水辺での教育】、第3分科会【水辺からまちづくり】、第4分科会【水の回廊・舟運】に分かれて行われ、徳島河川国道事務所は第3分科会【水辺からまちづくり】に参加しました。分科会にはNPO関係者、医療関係者、河川行政関係者がパネリストとして参加し、徳島河川国道事務所長から吉野川の紹介があり、にし阿波観光圏における吉野川、新町川を守る会と徳島市のまちづくり、旧吉野川における水辺活用などの事例報告が行われました。また、この分科会では筑後川、利根川の事例報告が同時に行われました。



第2日目の様子(第3分科会)

  分科会の後、全体会が行われ、各分会から取りまとめ報告があり会議は終了しました。この大会を通して、全国の川の持つ様々な効果について、その情報をたくさんの方々に発信でき、また、吉野川の取り組みについても情報発信できたのではないかと思います。


第2日目の様子(全体会)

Posted by at 2:49 午後
記事の分類: H22年度