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2015年08月02日
~簡易水質調査を実施しました~
8月2日(日)、吉野川交流推進会議主催「交流体験inよしのがわ(上流編)」が早明浦ダム湖周辺で開催され、43名の親子連れが早明浦ダム下流の汗見川や早明浦ダムのダム湖で簡易水質調査を行いました。
簡易水質調査は、PH(ペーハー:酸性・アルカリ性の判定)・COD(シーオーディー:有機物の多さを判定)・NH4-N(アンモニアイオン窒素量の判定)の3種類について実施しました。
最初に吉野公園で簡易水質調査の方法について説明を行い、その後、全員で汗見川に移動し、水質を調べました。PHやNH4-Nでは「きれいな水」という結果となりましたが、CODの測定ではやや汚れているという結果がでました。これは、パック試験のやり方に慣れていなかったためと考えられます。
また、汗見川では、水難事故防止の訓練として、おぼれている人を助けるためのスローバックを投げる体験も行いました。
次に、早明浦ダム上流に移動し、ダム湖の水質を調べました。ここでもPHやNH4-Nでは「きれいな水」という結果となりましたが、CODの測定ではやや汚れているという結果がでました。採水した場所は 流木等があったところでもあり、正確な測定が出来なかった可能性があります。
参加者の皆さんには川についてのアンケートにもお答えいただきました。その結果から多くの方がきれいな川を実感していただいたことが分かりました。これからも「交流体験inよしのがわ」を通じて川に親しみを持っていただければと思います。
簡易水質調査(汗見川)
簡易水質調査(早明浦ダム湖)
2008年07月27日
平成20年度 リバーキーパーズ関連イベント「吉野川流域一斉水質調査」
平成20年7月27日(日)に吉野川および吉野川流域の川で吉野川流域一斉水質調査を行いました。本調査は今年で10回目の開催となり、0歳から84歳までの497名の方々にご参加いただきました。調査日は概ね晴れの天気でしたが、昼過ぎから夕立のあった所もありました。
参加者の調査結果としては昨年度に比べて、吉野川上流域、沖ノ州川、新町川ではCOD値が低くなりましたが、全体としてはCOD値が高くなり、水質が悪化していました。また、呼びかけ機関における公定分析法によるCODの平均値も1.9mg/lとなり、過去20年間の平均値約1.5mg/lと比べても、やや高い値となりました。
今年は吉野川流域では降水量が少なく、河川の水量が少なかったことや、気温・水温が平年よりも高かったことが原因ではないかと思われます。
この調査を通じて、川の環境に関心を持ち、ふるさとの川である吉野川を守るため、自分に何ができるかを一人ひとりが考え、行動していただければ幸いです。
来年以降も引き続き、同様の調査を予定しておりますので、今後とも多くの皆様にご参加いただきますようお願い申し上げます。
2007年07月22日
平成19年度 リバーキーパーズ関連イベント「吉野川流域一斉水質調査」
「吉野川流域一斉水質調査」は、平成12年度より実施し始め、今回で9回目となります。7月22日(日)は、おおむね曇り空でしたが、一時的に雨が降りました。不安定な天候にもかかわらず、2才から87才までの幅広い年代の人々に協力を得て、677名もの方に参加して頂きました。皆様のご協力により延べ1087地点の水質調査を行うことができました。
皆様からの調査結果から見た吉野川の水質は、吉野川下流及び中流などは昨年に比べてCOD値が低くなりましたが、吉野川上流ではCOD値が高くなりました。また、吉野川支川の園瀬川上流、鮎喰川上流、穴吹川、貞光川で、COD値が1mg/l以下となり、特に水質がきれいな状態でした。しかし、住宅地を流れる正法寺川などでは、昨年に比べてCOD値が高くなりました。
また、調査結果の報告では、「吉野川上流で台風4号による影響と思われるにごり」が報告されました。
この調査を通じて、多くの方が川と接し、川の環境や風景を見て、川に関心を持っていただくとともに川に優しい心をもっていただければ幸いに思います。
来年度以降も引き続き同様の調査を実施して参りたいと考えておりますので、今後とも多くの皆様にご参加頂きますようお願い申し上げます。
2006年08月02日
平成18年度 リバーキーパーズ関連イベント「吉野川流域一斉水質調査」
「吉野川流域一斉水質調査」は、平成12年度より実施し始め、今回で8回目となります。7月23日(日)は午前中はくもりでしたが、午後からは梅雨前線の影響により雨の中の調査になりました。天候が悪い中の吉野川一斉水質調査でしたが、799名もの方に参加して頂きました。皆さまのご協力により延べ1322地点の水質調査を行うことができました。(H18.9.19現在)
皆さまからの調査結果から見た吉野川の水質は、下流域の田宮川、飯尾川、江川が昨年に比べて汚れている状況が見られましたが、全域的には昨年と比べて大きな変化はなく、水質はきれいな状態でした。
また調査結果の報告では、「天候の影響もあり川が増水していた・水が濁っていた」という意見も多数見られ、「空き缶などのゴミが確認されました」という報告もありました。
この調査を通じて、多くの方が身近な川の環境を知り、感じることで川や水に関心を持っていただき、川に優しい生活を送っていただくきっかけになれば幸いに思います。
来年度以降も引き続き同様の調査を実施して参りたいと考えておりますので、今後とも多くの皆様にご参加頂きますようお願い申し上げます。
2005年07月24日
平成17年度 リバーキーパーズ関連イベント「吉野川流域一斉水質調査」
「吉野川流域一斉水質調査」は、平成12年度より開催し、今回で7回目となります。7月24日はよいお天気に恵まれ、約597名もの参加者のご協力により延べ約951地点の水質調査を行いました。(H17.8.2現在)
皆さんからの調査結果から見た吉野川の水質は、全域的には昨年とほぼ同じ状態でしたが、下流域の支川が汚れている状況が見られました。また、去年と同様ビニール袋、ペットボトル、空き缶など多くのゴミが確認されました。
この調査を通じて、多くの方が身近な川の環境を知り、感じることで川や水に関心を持っていただき、川に優しい生活を送っていただくきっかけになれば幸いに思います。
来年度以降も引き続き同様の調査を実施して参りたいと考えておりますので、今後とも多くの皆様にご参加頂きますようお願い申し上げます。
2004年07月25日
平成16年度 リバーキーパーズ関連イベント「吉野川流域一斉水質調査」
「吉野川流域一斉水質調査」は、平成12年度より開催し、今回で6回目となります。7月25日の午前中は晴れていましたが、昼頃からくもりになり、一部の地域では雨が降ったり雷が鳴るなど、全体的に不安定な天気でしたが、約700名もの参加者のご協力により延べ約1260地点の水質調査を行うことができました。
皆さんからの調査結果から見た吉野川の水質は、全域的には昨年とほぼ同じ状態でしたが、下流域の支川が汚れている状況が見られました。また、去年と同様ビニール袋、ペットボトル、空き缶など多くのゴミが確認されました。
この調査を通じて、多くの方が身近な川の環境を知り、感じることで川や水に関心を持っていただき、川に優しい生活を送っていただくきっかけになれば幸いに思います。
来年度以降も引き続き同様の調査を実施して参りたいと考えておりますので、今後とも多くの皆様にご参加頂きますようお願い申し上げます。
最後になりましたが、参加していただいた皆様方に、深く感謝申し上げます。