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2013年07月26日

2013吉野川フェスティバルが開催されました~川と親しみ、川の魅力を語り、川と遊ぶための3日間~

  7月26日(金)~7月28日(日)にかけて、吉野川グラウンド(吉野川橋南岸河川敷広場)にて、「川と親しみ、川の魅力を語り、川と遊ぶための3日間」をテーマとした2013吉野川フェスティバルが開催されました。

  今年で25回目となる吉野川フェスティバルは、地元NPOや行政機関からなる吉野川フェスティバル実行委員会が中心となり毎年夏に開催しています。開催期間中はライブやダンス、花火、阿波踊り、吉野川の川めぐりなど魅力いっぱいのイベントが繰り広げられ、多くの来場者で賑わいました。
  徳島河川国道事務所ではトンネル点検車の搭乗体験、地震・津波に関する防災・減災パネル展示や災害対策機械である照明車の展示などを実施しました。トンネル点検車は400人以上の方々が搭乗体験され、パネル展示とあわせて事務所PRに務めました。
    
    トンネル点検車搭乗体験             パネル展示
  27日(土)早朝には、ゴミゼロのエコイベントを目指して吉野川クリーンアップ大作戦が実施され、参加された皆様は熱心に清掃活動を行いました。環境に配慮してゴミ収集箇所で資源ゴミの分別に取り組みました。清掃結果は燃えるゴミ2立方メートル、燃えないゴミ2立方メートル、資源ゴミ(ペットボトル・缶・ビン)各1立方メートルとなりました。
 
         清掃状況                  資源ゴミ

○資源ゴミ分別状況
   
ペットボトル・缶・ビン

  また同日の夕方に「三大河川のお国自慢対決」が行われました。3大暴れ川である利根川・筑後川・吉野川が2012年9月に兄弟縁組をして以来、徳島に集うのは初めてです。各お国自慢話や阿波踊りも披露され会場は大盛り上がりでした。これからもこういった交流の機会を大切にして、お互いの魅力を高め合えればと思います。

 

開催3日間をとおして、ご来場いただいた方々からたくさんの笑顔を拝見することができました。皆様と一緒に美しい吉野川を大切にして、これからも魅力いっぱいの吉野川フェスティバルを盛り上げていきましょう。

Posted by at 1:50 午後
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記事の分類: リバーキーパーズイベント, H25年度

2013年07月22日

川の生き物たちが教えてくれる ~水生生物で河川の水質を調べました~

○ 水生生物の生息状況を調べることによって、水質の簡易評価を行いました。

○ 7月2日(火)に穴吹新橋付近、7月9日(火)に美馬橋下流、7月22日(月)に学島橋下流で実施しました。

○ 講師には小藤美樹先生(穴吹新橋付近)、徳山豊先生(学島橋下流、美馬橋下流)、川越幸一先生(美馬橋下流)にお越しいただき、穴吹小学校・重清西小学校・三庄小学校の児童や一般参加者を含め、参加総数79名の方々と一緒に河川の水質状況を確認しました。

○ 参加者は川の中で大小さまざまな川底の石を持ち上げて、水生生物を採取しました。調査結果はいずれの調査場所でもカワゲラやヒラタカゲロウといった「きれいな水」に住む水生生物が確認されました。

○ 今回の水生生物による簡易調査を体験された皆様には、「もっといろいろな生きものを見てみたい」「川で遊んだり、生物調査をまたしたい」「川がすごくきれいだった」など、貴重なご意見をいただきました。

○ 今回見つけた生き物たちがこれからも住み続けられるように、みんなで河川を大切にしていきましょう。

Posted by at 1:47 午後
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記事の分類: リバーキーパーズイベント, 吉野川水生生物調査, H25年度

2013年07月21日

水難事故防止講習会(下流編)を開催しました

  7月21日(日)、吉野川交流推進会議主催「交流体験inよしのがわ(下流編)」が鮎喰川梁瀬橋下流で開催されました、午後の部では約30名の親子連れが福山平成大学の小谷寛二教授の指導のもと、水難事故防止について学びました。
  川の中に潜む危険な箇所の説明、川へ行く時の注意点、救命に使うスローバックの使用方法等について、パネルを見ながら学習し、水遊びの時は「ライフジャケット着用が原則!!」とした講習が行われました。
 
その後実際に川に入って、流されたときの体勢の取り方を学びました。
 
救命に使うスローバックの投げ方の実技指導
 
  救助される側においても、ロープの握り方や、救助者と反対側の肩でロープを持たないと、引っ張られる時に体勢を崩して腹這いになってしまい、川底の障害物でおなかを切ってしまう。など実際の体験にもとづく方法について学びました。

  大人が子供を救助する実技の後、子供達も大人を救助する実技を行いました。最初は上手くいかなかった子供達も小谷先生の指導で上手に投げられるようになってきました。


 身の回りにある物を使って救助する方法も学びました。ペットボトルは、おへその位置で持つと大人でも浮くことが出来ることを確認しました。

  「水難事故を無くしたい」という小谷先生の思いが伝わって、子供達の眼差しが真剣になってくるのが手に取るようにわかりました。
厳しい中にもユーモアのある講義をありがとうございました。

 午前中に行われた、おさかな博士の川魚かんさつにおいて、「カジカの小卵型」が吉野川水系鮎喰川では40年ぶりに発見されました。
(徳島県立博物館自然課長、佐藤陽一  先生 談)

 この発見を機に多くの人が川に関心を持ち、川をきれいにする心と水難事故に対する正しい知識を身につけ、安心して遊べる環境づくりをしていきましょう。


Posted by at 1:16 午後
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記事の分類: H25年度

2013年07月16日

つるぎ町「織本屋」において東日本大震災に関するパネル展示を開催中~来るべき南海トラフ巨大地震に備えて~

東日本大震災から2年が経ちました。この大災害の記憶と教訓を市民の方々と共有することで地域の防災力を高め、四国において、近い将来に発生するとされている南海トラフの巨大地震へ備えるため、東日本大震災に関するパネルや津波による被災物の展示を以下の通り開催しています。

■開催場所及び開催期間

 開催場所 : つるぎ町「織本屋」

 開催期間 : 平成25年7月16日(火)~30日(火) 9時~17時 
ただし、17日(水)は休館

 ※無料

 ※今回のパネル展示は、つるぎ町の防災用品展示会に併せて開催するものです。

■展示物

 ・東日本大震災に関するパネル

 ・津波被災物

  なお、当該パネル展示につきましては、昨年12月から県内15会場にて順次開催してきており、「損傷した標識等を(実際に)見てテレビでは分からなかった津波の破壊力を実感した。」、「防災について色々考えていかなければという思いです。」などの感想を頂いてきています。

 引き続き、県内各地においてパネル及び津波被災物の展示を開催していく予定です。

詳しくは、こちらをご覧下さい。

 
展示風景
 
展示風景
 
「織本屋」外観

Posted by at 11:15 午前
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記事の分類: 災害情報, H25年度

2013年07月13日

平成25年度 吉野川現地(フィールド)講座、 第1回「吉野川河口干潟の海浜植物を守ろう!」開催

 平成25年7月13日(土)、第1回 吉野川現地(フィールド)講座「吉野川河口干潟の海浜植物を守ろう!」を吉野川河口干潟(1k/0付近の中洲)で実施しました。

開催にあたって徳島県自然保護協会会長の森本康滋先生に指導員としてご協力いただきました。
 
  今回の講座では外来植物であるナルトサワギクの生態や、在来種の生育環境を守るために外来植物の駆除作業が必要である事などを説明していただきました。



  参加者の皆様には、猛暑にもかかわらず熱心にナルトサワギクの駆除作業を行っていただきました。その結果、前回総重量を40キロも上回る約370キロ、ゴミ袋で117袋のナルトサワギクを駆除する事ができました。



  また、参加者の皆様から「外来植物の生態を知る良い機会となった。」、「暑かったけど、少しでも吉野川の役に立つ事ができて良かった。」、「機会があれば、また参加したい。」などのご意見をいただきました。



  今後もこのような機会を通じて、多くの方々に河川への親しみ・愛着を持っていただけるよう河川愛護を呼びかけていきます。参加者の皆様、ありがとうございました。今後も河川愛護にご協力よろしくお願いします。


Posted by at 3:02 午後
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記事の分類: リバーキーパーズイベント, 吉野川現地(フィールド)講座, H25年度

2013年07月07日

平成25年度 第1回アドプト・プログラム吉野川

7月7日(日) 平成25年度 第1回アドプト・プログラム吉野川

 

  平成25年度、第1回目の「アドプト・プログラム吉野川」が実施されました。当日は曇りで、国土交通省のメンバーも含め、34名の方に集まって頂き、アドプト登録区間を清掃することができました。みなさんの頑張りで、燃えるゴミ18袋、燃えないゴミ5袋、資源ゴミ2袋を集めることができました。本当にお疲れさまでした。

  今回、懇親会を行う談話室に先約があったため、残念ながら懇親会は中止になりましたが、作業の終わったみなさんにはペットボトルで冷たいお茶などをお配りさせて頂きました。

  次回開催日は11月2日(土)に実施する予定ですが、堤防除草の時期次第で日程を変更する可能性があります。後日、リバーキーパーズイベント通信で次回の開催日などについてご案内させていただきますので、みなさんのご参加お待ちしております。

Posted by at 2:49 午後
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記事の分類: アドプト・プログラム, リバーキーパーズイベント, H25年度

2013年07月01日

徳島県庁にて東日本大震災に関するパネル展示を開催中~来るべき南海トラフ巨大地震に備えて~

東日本大震災から2年が経ちました。この大災害の記憶と教訓を県民の方々と共有することで地域の防災力を高め、四国において、近い将来に発生するとされている南海トラフの巨大地震へ備えるため、東日本大震災に関するパネルや津波による被災物の展示を以下の通り開催しています。

■開催場所及び開催期間

 ・徳島県庁1階県民ホール

  平成25年7月1日(月)~12日(金)

  開催時間8:30~17:00

  ※土・日曜日は閉庁日です。

  ※無料

■展示物

 ・東日本大震災に関するパネル

 ・津波被災物

  なお、当該パネル展示につきましては、昨年12月から県内14会場にて順次開催してきており、「損傷した標識等を(実際に)見てテレビでは分からなかった津波の破壊力を実感した。」、「防災について色々考えていかなければという思いです。」などの感想を頂いてきています。

 引き続き、県内各地においてパネル及び津波被災物の展示を開催していく予定です。

 詳しくは、こちらをご覧下さい。


展示風景

展示風景

Posted by at 10:39 午前
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記事の分類: 災害情報, H25年度