2024年03月02日
~「とくしまマラソン2024」に向けた河川清掃を実施しました~
令和6年3月2日(土)に、アドプト・プログラム吉野川の一環として、3月24日(日)に開催される「とくしまマラソン2024」に向けた河川清掃を実施しました。
19名の参加者は、徳島河川国道事務所が担当しているアドプト・プログラムの区間である石井河川防災ステーションから約700m上流までの堤防沿いの清掃活動を行いました。
冷たい風が吹く中の作業となりましたが、皆さんご協力いただき、たくさんのゴミを集めることができました。誠にありがとうございました。
2024年01月14日
【令和5年度 第2回吉野川現地(フィールド)講座】 吉野川歴史探訪~吉野川の洪水遺跡を自転車で巡ろう!~を開催しました
かつて吉野川は「暴れ川」と呼ばれ、吉野川流域に暮らす人々は、氾濫を繰り返す川と闘い、川とともに生きようとしていました。普段、私たちがなにげなく通っている吉野川流域には、吉野川の洪水の歴史と、先人たちが水と闘ってきたことを記録した遺跡、犠牲者を供養する石造物等が、今でも数多く残されています。
これらの洪水遺跡を自転車で巡る「令和5年度 第2回 吉野川現地(フィールド)講座 吉野川歴史探訪」を令和6年1月14日(日)に開催したところ、12名にご参加者いただきました。参加者は、さわやかな冬晴れのもと、名西郡石井町~徳島市国府町周辺に残る洪水遺跡や旧堤防を、徳島河川国道事務所の職員による説明を聴きながら自転車で巡りました。
2023年09月22日
~とくしままちなか花ロードProject「花植え会」が開催されました~
令和5年9月16日(土)とくしま まちなか花ロードproject「花植え会」が開催されました。
今回も地域や企業等からたくさんのボランティアが参加し、徳島駅周辺の一般国道192号沿いなどにマリーゴールドの苗を植えました。残暑が厳しい中での花植えとなりましたが、道路管理者としてこの活動に賛同しており、当事務所としても徳島の中心市街地を花いっぱいにする活動にご協力して参ります。
2023年09月10日
【令和5年度 第1回吉野川現地(フィールド)講座】 干潟観察会~シオマネキを見つけに行こう!~を開催しました
令和5年9月10日(日)に吉野川河口干潟で、シオマネキなどを観察する干潟観察会を開催しました。
講師には、元四国大学教授の篠宮幸子先生をお迎えし、5組17名の親子連れらが干潟に生息する生き物を探した後、捕まえた生き物を観察したり、名前を調べたりして、シオマネキ、ヤマトオサガニなど9種類の生物を確認することができました。短い時間でしたが、吉野川の自然の豊かさを体験していただくいい機会になりました。
2023年03月04日
~「とくしまマラソン2023」に向けた河川清掃を実施しました~
令和5年3月4日(土)に、アドプト・プログラム吉野川の一環として、3月19日(日)に開催される「とくしまマラソン2023」に向けた河川清掃を実施しました。
国土交通省のメンバーも含め、21名の方に集まって頂き、堤防脇に菜の花が咲き、春の陽気を感じる約700mの区間を歩きながらゴミを回収しました。ご協力いただき、誠にありがとうございました。
2023年01月21日
~とくしままちなか花ロードProject「花植え会」が開催されました。~
令和5年1月21日(土)に「とくしままちなか花ロードProject」(花植え会)が開催されました。寒さが厳しい早朝からの作業でしたが、事務所有志含め、多くのボランティアが参加し、徳島駅前周辺の道路などに約3万9千株のパンジー等の苗を植えていきました。
この花植え会は、地域や企業等の皆様の多大なるご協力によって継続して開催されており、平成26年11月からは、現在の「とくしままちなか花ロードProject」と題して、活動範囲を拡大し、今回で26回目の開催となりました。
道路管理者として非常に有り難い活動と考えており、これからも継続されるよう、当事務所としても徳島の中心市街地を花いっぱいにする活動にご協力して参ります。
2022年08月20日
~水難事故防止講習を「交流体験inよしのがわ」で実施しました~
「水難事故防止講習」は、川で安全に楽しく遊ぶための知識や実技を学んでもらうために徳島河川国道事務所が「交流体験inよしのがわ」※の中で実施している講習で、今年は下記の日程で合計4回実施しました。
7月23日(土):中流編「カヌー体験&水難事故防止講習」・・・参加者29名
8月5日(金):下流編「お魚かんさつ会&水難事故防止講習」・・・参加者18名
8月7日(日):上流編「ラフティング体験&水難事故防止講習」・・・参加者20名
8月20日(土):中流編「カヌー体験&水難事故防止講習」・・・参加者27名
座学ではパネルを使って、川の危険な場所や川に行く時の注意点等を説明、実技講習ではライフジャケットを着て川を流れたり、スローバックを使って人を救助したりする方法を体験してもらいました。
↓下流編の様子
↓中流編の様子
↓上流編の様子
※「交流体験inよしのがわ」は、吉野川の良さを実感してもらうとともに、川を通じた交流を深めることを目的として、吉野川交流推進会議との共催で毎年7月~8月の間に開催しているイベントです。
2022年05月21日
~とくしままちなか花ロードProject「花植え会」が開催されました。~
令和4年5月21日(土)にとくしままちなか花ロードProject「花植え会」が開催されました。
主催者である「NPO法人新町川を守る会」の中村英雄理事長が、「みんなが楽しく住める街にしたい」とあいさつされた後、徳島河川国道事務所有志を含む多くのボランティアが、徳島駅前周辺の道路などに約3万株のペチュニアの苗を植えていきました。
当日は早朝から小雨が降り、曇り空の下での作業となりましたが、おかげで土が適度に湿り、花植えをするのにはちょうどよい状態だったように思います。参加者は、協力しながら手際よく苗を植え、約2時間後には徳島駅周辺は色とりどりの花で賑やかになっていました。
この花植え会は、地域や企業等の皆様の多大なるご協力によって継続して開催されており、平成26年11月からは、現在の「とくしままちなか花ロードProject」と題して、活動範囲を拡大し、今回で24回目の開催となりました。
道路管理者として非常に有り難い活動と考えており、これからも継続されるよう、当事務所としても徳島の中心市街地を花いっぱいにする活動にご協力して参ります。
2022年01月15日
~「とくしままちなか花ロードProject」(花植え会)が開催されました。~
令和4年1月15日(土)に「とくしままちなか花ロードProject」(花植え会)が開催されました。寒さが厳しい早朝からの作業でしたが、事務所有志含め、多くのボランティアが参加し、徳島駅前周辺の道路などに約3万株のパンジーの苗を植えていきました。
まだつぼみも出ていない苗も多くあったので、これから暖かくなるのに合わせて花が咲いていく様子を楽しむことができそうです。
この花植え会は、地域や企業等の皆様の多大なるご協力によって継続して開催されており、平成26年11月からは、現在の「とくしままちなか花ロードproject」と題して、活動範囲を拡大し、今回で23回目の開催となりました。
道路管理者として非常に有り難い活動と考えており、これからも継続されるよう、当事務所としても徳島の中心市街地を花いっぱいにする活動にご協力して参ります。
2021年12月15日
~海外の防災担当者が吉野川で日本の水防技術を学びました~
令和3年12月15日(水)、独立行政法人国際協力機構(JICA)※1などが実施する課題別研修の一環として、日本の水防技術を学ぶための講座が、石井河川防災ステーションで行われました。
今回の研修では、スリランカ、バングラデシュなど8か国の防災担当者13名が参加し、水防工法の基本的な知識や、防災に役立つロープワーク等の技術を学びました。
講師は、高崎【漢字表記:高→はしごだか・崎→たつさき】信三氏(水防専門家・防災エキスパート※2)と林良範氏(防災エキスパート)に担当いただき、以下の講習を行いました。
1)水防工法の基礎(座学)
2)水防工法の事例見学
3)土のう・水防工法作り体験
4)ロープワーク講習(実技)
参加者は、講師の説明を熱心に聴き、積極的に質問を投げかけていました。また、ロープワーク講習では、互いに教え合いながら何度も練習するなど、限られた時間の中で1つでも多くのことを学ぼうとする姿が印象的でした。
この取り組みで、日本の水防技術や河川改修が世界各国の防災対策に役立つきっかけとなればと思っています。今後もこのような機会があれば、協力していきたいと考えています。
※1:独立行政法人国際協力機構(JICA)は、日本の政府開発援助(ODA)を一元的に行う実施機関として、開発途上国への国際協力を行っています。
※2:防災エキスパートは、「四国地方防災エキスパート制度の活動に関する協定書」に基づき、四国地方整備局からの要請に基づき活動しています。
2021年08月01日
~水難事故防止講習を「交流体験inよしのがわ」で実施しました~
「水難事故防止講習」は、川で安全に楽しく遊ぶための知識や実技を学んでもらうために徳島河川国道事務所が「交流体験inよしのがわ」※の中で実施している講習で、今年は下記の日程で合計3回実施しました。
7月22日(木・祝):中流編「カヌー体験&水難事故防止講習」・・・参加者22名
7月25日(日):上流編「ラフティング体験&水難事故防止講習」・・・参加者19名
8月1日(日):中流編「カヌー体験&水難事故防止講習」・・・参加者17名
座学ではパネルを使って、川の危険な場所や川に行く時の注意点等を説明、実技講習ではライフジャケットを着て流れたり、スローバックを使って人を救助したりする方法を体験してもらいました。
参加者からは「学んだことの出番がないのが一番ですが、いざという時のためのいい勉強ができました」との感想をいただきました。
↓上流編
↓中流編
※「交流体験inよしのがわ」は、吉野川の良さを実感してもらうとともに、川を通じた交流を深めることを目的として、吉野川交流推進会議との共催で毎年7月~8月の間に開催しているイベン
2021年05月15日
「とくしままちなか花ロードProject」(花植え会)が開催されました。
令和3年5月15日(土)に「とくしままちなか花ロードProject」(花植え会)が開催され、梅雨入り初日の曇り空にもかかわらず、主催者のNPO法人新町川を守る会の皆様を中心に地域や企業、大学関係者の方々等が参加し、徳島河川国道事務所からも約40名の職員が参加しました。
参加者の方々の手によって鮮やかな赤や紫、白の“ペチュニア”が藍場浜公園や国道192号線沿いの植樹帯に植えられ、辺りはパッと華やかな雰囲気となりました。
この花植え会は、地域や企業等の皆様の多大なるご協力によって継続して開催されており、平成26年11月からは、現在の「とくしままちなか花ロードproject」と題して、活動範囲を拡大し、今回で21回目の開催となりました。
道路管理者として非常に有り難い活動と考えており、これからも継続されるよう、当事務所としても徳島の中心市街地を花いっぱいにする活動にご協力して参ります。
2021年03月06日
令和2年度 第1回アドプト・プログラム吉野川
令和3年3月6日(土)、「令和2年度 第1回アドプト・プログラム吉野川」が実施されました。
当日は国土交通省のメンバーも含め、19名の方に集まって頂き、アドプト登録区間を清掃することができました。そして、みなさんの頑張りで、14袋分のゴミが集まりました。ご協力いただき、誠にありがとうございました。
2020年12月19日
令和2年度 第2回 吉野川現地(フィールド)講座~ナルトサワギク抜き取り~を実施しました。
令和2年12月19日(土)に吉野川河口干潟で自生する在来種の海浜植物であるハマヒルガオやコウボウシバなどの生息地を守るために、講師の木下先生(徳島県植物研究会 会長)、一般参加者11名、スタッフ11名の総勢23名で特定外来種であるナルトサワギクの抜き取り作業を行いました。
抜き取り作業を始めるにあたり、木下先生よりナルトサワギクの由来や河口干潟の現状についてご説明いただき、参加者の皆様には、在来種の海浜植物の生息地を守る重要性などを学んでいただきました。
その後、全員で抜き取り作業を行い、約1時間でゴミ袋72袋分のナルトサワギクを抜き取ることが出来ました。
今後も継続して特定外来種の駆除を行い、在来種の海浜植物の生息地を守るとともに、講座を通じて、多くの方々に河川への親しみ・愛着を持っていただけるよう河川環境の愛護を呼びかけて参ります。参加者の皆様、ありがとうございました。
【動画】当日の講座・抜き取り作業の様子(←こちらをクリックしてご覧ください)
※船で新町係船場から吉野川河口干潟へ移動中に、普段では見る機会が少ない吉野川橋や阿波しらさぎ大橋の裏側を真下から見える貴重な体験が出来るのもこの講座の醍醐味です!!
2020年11月15日
令和2年度 第3回吉野川現地(フィールド)講座~吉野川歴史探訪~を開催しました。
11月15日(日)、吉野川現地(フィールド)講座~吉野川歴史探訪~を開催しました。
このイベントは、かつて「暴れ川」と呼ばれ、氾濫を繰り返していた吉野川流域に住む人々が残した「洪水遺跡」を自転車で巡りながら、吉野川の歴史や、川とともに生きようとした先人の想い・知恵を学び、水害を我がこととしてとらえるきっかけにしてもらうために実施しています。
当日は、さわやかな秋晴れに恵まれ、参加した5組8名は、石井地区河川防災ステーション~第十堰までの区間にある5つの「洪水遺跡」を、説明を聞きながら巡りました。
参加者からは「長年この近くに住んでいるが、このような洪水遺跡があったのは全然知らなかった。今日はいい勉強ができた」「田中家の屋根が船になるという話を聞いてすごいと思った」などの感想をいただきました。
今後もこのようなイベントを通して、地域に残る洪水の歴史を広く知っていただき、一人でも多くの人に吉野川に関心を持っていただけるよう、取り組んでいきたいと思います。
2020年09月27日
令和2年度第1回吉野川現地(フィールド)講座~シオマネキを見つけに行こう!~を開催しました。
9月27日(日)に「第1回吉野川現地(フィールド)講座 干潟観察会~シオマネキを見つけに行こう!~」を吉野川下流南岸の吉野川河口干潟で開催し、12組、32名の方々に参加いただきました。
本講座は、絶滅危惧種であるシオマネキなどの貴重な生物を採取して観察し、吉野川の環境について興味を高め、楽しく学んでいただくことを目的としています。
講師には、四国大学の篠宮幸子先生をお招きし、「どんな種類の生き物がどんな所にいるかを確認してみましょう」「石をどかした場合は元の位置に戻しましょう」等、干潟観察の指導を行っていただきました。
今年もたくさんの生き物を見つけることができ、シオマネキやハクセンシオマネキ等のカニ類、テッポウエビ、トビハゼ等、計11種類を確認することができました。
参加された方からは、「初めてシオマネキを見ることができたので嬉しかったです」「子どもが夢中になってカニを捕まえてくれました」等の嬉しい感想をたくさんいただきました。
今後も、吉野川の魅力や、干潟を守る事の大切さ等を、イベント等を通して楽しくお伝えしていきたいと思います。
2020年09月18日
夏期実習(インターンシップ)を行いました~国交省で、道路と河川を学ぶ2週間~
9月7日(月)~18日(金)の2週間、徳島河川国道事務所において、夏期実習生2名の受け入れを行いました。
今年は、吉野川流域が地元で、香川・愛媛の大学に通う学生2名が夏期実習を行いました。
実習期間中は、道路や河川の様々な現場の見学や座学を行い、国交省の役割や事業内容について学びました。
道路実習:9月7日(月)~11日(金)
河川実習:9月14日(月)~18日(金)
実習期間中に学んだことをレポートにまとめ、実習最終日に発表をしてもらいました。
「道路の事業は、『造る』から『管理する』までの作業全体を見ることができたことや、国交省では大きなプロジェクトに参加できるのが魅力だと感じました。そして、作業全体に関わる人の多さや費用の大きさに驚きました。 災害に対してのソフト面の強化に関わってみたいです。」
「河川の事業には、地域の歴史を学ぶことが大切だということや、河川事業が身近な所で実施されていることを知りました。また、国交省で働くためにはいろんな人とコミュニケーションを取れる能力が必要だと感じました。 防災に興味があり、耐震事業に関わってみたいです。」
2020年08月11日
~「交流体験inよしのがわ」を開催しました~
吉野川交流推進会議との共催で「交流体験inよしのがわ(上流・中流・下流編)」を開催しました。
「交流体験inよしのがわ」では、川での魅力的な遊びを体験してもらうと共に、安全に川で遊んでもらうための水難事故防止講習を行っています。
7月24日(金)上流編「ラフティング体験&水難事故防止講習」 ・・・参加者20名※ラフティング体験は悪天候のため中止となりました。
8月 8日(土)下流編「お魚観察会&水難事故防止講習」 ・・・参加者42名
8月 9日(日)中流編「カヌー体験&水難事故防止講習」 ・・・参加者41名
国土交通省が実施する水難事故防止講習では、パネルを使って川の危険な場所や川に行く時の注意点を学び、実技講習ではライフジャケットを着て水に浮く練習や、スローロープを使って人を救助する方法などを学びました。
↓上流編:水難事故防止講習
↓中流編:水難事故防止講習、カヌー体験
下流編:水難事故防止講習、お魚観察会
2019年10月31日
四国横断自動車道の工事が着々と進んでいます! ~沖洲地区・新町川地区・津田地区の進捗状況~
四国横断自動車道(新直轄区間)の津田IC(仮称)から徳島東IC(仮称)の延長約2.8kmについて、現在工事を推進しています。
工事が進む四国横断自動車動
(津田地区より沖洲地区を望む)
徳島河川国道事務所では令和2年度の開通を目標に事業を推進しています。
皆さまには引き続きご理解とご協力をお願いいたします。
2019年10月03日
「まなぼう祭」にて、ロープワーク訓練等の講習会を実施しました。
令和元年10月3日(木)に徳島県立西部防災館にて、地域を担う小中学生が防災について学び体験する「まなぼう祭」が開催されました。
この「まなぼう祭」は、岩倉中学校の生徒の皆さんを対象に
・水防訓練(ロープワーク、土のう作り)
・降雨体験装置、土石流3D体感シアター
・煙体験、
・地震体験、消火器体験、応急担架作成、AED訓練
・避難シミュレーションゲーム
などが実施され、徳島河川国道事務所は、ロープワーク訓練と土のう作りについて講習を行いました。
まず始めに、講師である吉野川美馬出張所の内田所長から、ロープワークの3原則について参加者に説明しました。
(1)迅速(より早く結べること)
(2)簡単(複雑な手順がなく、覚えやすいこと)
(3)確実(しっかりと結束でき、なかなかほどけないこと)
がベースであることをお伝えしました。
次にロープを使用して、「本結び」「ふな結び」「かみくくし」「もやい結び1」「もやい結び2」「いぼ結び」の6種類の結び方について講習を行い、体験する方々の間近で実演しながらそれぞれの結び方について指導しました。
また、土のうの正しい作り方についても指導を行い、参加者は「いざという時に備える!」ため、真剣に手順について確認をされていました。
参加者からは、「何のために使うかを学べて良かった」、「確実に結べるように練習したい!」、「家に帰って家族にも教えてあげたい」といった感想をいただくなど、非常に熱心に受講していただきました。
この取組みを機に、生徒の皆さんには、防災への意識をさらに高めていただき、万一の時には訓練の経験を活かしてほしいと思っています。
■ロープワーク訓練の様子
■土のう作り講習の様子
2019年09月28日
令和元年度第2回吉野川現地(フィールド)講座~シオマネキを見つけに行こう!~を開催しました。
9月28日(土)、吉野川現地(フィールド)講座
干潟観察会~シオマネキを見つけに行こう!~を、吉野川下流南岸の吉野川河口干潟で開催し、親子連れを含む23名の方々に参加いただきました。
講師には、四国大学の篠宮幸子先生をお招きし、干潟観察の指導を行っていただきました。
本講座は絶滅危惧種であるシオマネキなどの貴重な生物を採取して観察し、吉野川の環境について興味を高め、楽しく学んでいただくことを目的としています。
当日は天候にも恵まれ、干潟で多くの生き物を見つけることが出来ました。シオマネキやハクセンシオマネキ等のカニ類や、テッポウエビ等のエビ類も見つけることができ、全部で10種類が確認できました。
参加された皆さんからは、「すごく大きいカニが取れたよ!」「来年も絶対に来たい!」などの嬉しい感想をたくさんいただきました。
今後も、このような体験を通じて、一人でも多くの方々に吉野川の魅力をもっと知っていただけるように、活動を続けていきたいと思います。
篠宮先生の講義の様子
干潟観察の様子
実体顕微鏡を使って観察する様子
2019年09月19日
四国横断自動車道 沖洲高架橋(主桁)夜間架設
令和元年9月19日~9月21日にかけ四国横断自動車道(徳島県徳島市東沖洲地先)において、沖洲高架橋上部工の主桁架設作業を行いました。
本道路は、「四国8の字ネットワーク」の一部を形成する四国横断自動車道(津田IC(仮称)~徳島東IC(仮称)の区間2.8kmを令和2年度に開通させるべく整備を進めています。
開通後は、規格の高い信頼性のあるネットワークが延伸され、徳島市・小松島市の渋滞緩和や、近畿圏と徳島県南地域の連携強化を図るほか、災害時における広域交通ネットワーク確保に繋がります。
本工事では、県道204号徳島東インター線(マリンピア中央口)を夜間通行止めして、200tオールテレーンクレーンで鋼橋上部の主桁架設を行いました。
夜間主桁架設作業の様子・動画(←こちらをクリックしてご覧ください)
主桁架設作業に伴う2日間の「夜間通行止め」にご協力いただき、誠にありがとうございました。
左右:主桁架設作業の様子
左:
架設前 右:架設後
2019年07月23日
一般国道55号 阿南道路中島高架橋(主桁)夜間架設
令和元年7月23日~29日にかけ一般国道55号阿南道路(徳島県阿南市那賀川町中島地先)において、中島高架橋上部工の主桁架設作業を行いました。
阿南道路は、小松島市から阿南市における一般国道55号の交通混雑の緩和及び交通の安全確保を目的としています。このうち、阿南市那賀川町中島~西路見町江川間の(暫定2車線供用中区間:延長2.1km)の工事を推進しているところです。
本工事では、徳島県阿南市那賀川町中島地先において、夜間通行止めを行い、中島高架橋上部工
主桁の架設作業では650tクローラクレーンを使用して行いました。
夜間主桁架設作業の様子・動画(←こちらをクリックしてご覧ください)
中島高架橋上部工の主桁架設作業に伴う「夜間通行止め」に、ご協力いただき、誠にありがとうございました。
主桁架設作業の様子
2019年07月07日
令和元年度 第1回アドプト・プログラム吉野川
令和元年7月7日(日)、「令和元年度 第1回アドプト・プログラム吉野川」が実施されました。
当日は曇り空のもと不安定な天候にもかかわらず、国土交通省のメンバーも含め、44名の方に集まって頂き、アドプト登録区間を清掃することができました。
そして、みなさんの頑張りで、7袋ものゴミが集まりました。ご協力いただき、誠にありがとうございました。
次回開催は3月を予定しています。みなさんのご参加をお待ちしております!
2019年06月20日
吉野川にはどんな水虫がいるかな?~水生生物による水質調査を実施しました~
川の水のきれいさは、川底にすんでいる小さな昆虫を調べることによって知ることができます。「水生生物調査」と称されるこの調査方法は、水質を判定するための目安となる指標生物と言われる水生昆虫を調査し、水の汚れの程度を簡易的に判定するものです。
6月20日(木)、学島橋下流の河原で西麻植小学校の児童19名(先生3名)と一緒に水生生物調査を実施しましたので、その時の様子をみなさんにお知らせします。
講師は河川・渓流環境アドバイザーの徳山豊先生にお越しいただき、水生生物調査の調査方法などについてご指導いただきました。参加された児童達は、川の中の大小様々な石を持ち上げて、水生生物を採取しました。調査の結果、カワゲラ類、ヒラタカゲロウ類、ナガレトビケラ類など「きれいな水」にすむ生きものが多く確認できました。また、あわせてパックテストによる簡易水質調査を行い、pH、CODの値を調べました。この調査でも、きれいな水であることが確認できました。
今回の水生生物調査に参加された児童達から、「吉野川にはたくさんの生き物がすんでいることが分かった」、「きれいな川ということを知れて嬉しい」
「次はもっと多くの生物を見つけたい」などの意見をいただきました。
なお、穴吹新橋上流、西条大橋上流、角の浦大橋上流でも水生生物調査を実施予定でしたが、雨による水位上昇のため中止となりました。
これからも吉野川の生き物たちがすみ続けられるように、みんなで河川を大切にしていきましょう!
左:徳山豊先生
右:水生生物調査の様子
左:水生生物の観察
右:水質調査(パックテスト)
2019年06月07日
災害から身を守れ!つるぎ町で流域講座を開催しました。
令和元年6月7日(金)、美馬郡つるぎ町役場で、つるぎ町職員40名を対象としたロープワークおよび土のう製作等の講習会を行いました。
講師として国土交通省 徳島河川国道事務所
吉野川貞光出張所の明比出張所長が、ロープワークの「ほん結び」「ふな結び」「かみくくし」「いぼ結び」「もやい結び」の結び方について、実演を交えながら指導しました。また、災害時に役立つ土のうの作り方や積み方について指導しました。
参加者の中には過去にロープワーク講習を受講されている方もいて、「今は覚えているけど、くり返し練習しないと忘れそう」、「この結びは前にした事があるからしっかりと覚えている」など、これまでに培った経験を活かしながら真剣に取り組んでくれました。
また、土のうの製作と積み方の指導を受けた後、参加者全員でたくさんの土のうを素早く作ることができていました。
講習を終えた皆さんには、いざという時に備えて繰り返し練習していただくようにお願いしました。
これからも皆さんと一緒に、地域の防災意識が一層高まるように努めたいと思います。
2019年06月06日
小学生がロープワークにチャレンジ!県立西部防災館にて、ロープワーク講習会を開催しました。
令和元年6月6日(木)、県立西部防災館にて、三庄小学校・加茂小学校あわせて約70名の児童を対象に、防災時に役立つロープワーク講習会を行いました。
講師として、吉野川美馬出張所の内田所長より、ロープワークの、「ほん結び」「ふな結び」「かみくくし」「もやい結びⅠ」「もやい結びⅡ」の5種類の結び方について、ロープワークの実演を行いながら指導しました。
参加者からは、「家に帰って家族にも教えてあげたい」、「きちんと結べるように何回も練習したい」、「こんな簡単なのにしっかり結べて凄い」などの感想をいただきました。
この取り組みを機に、参加いただいた児童の皆さんが防災への関心を高めて、家族そして地域へ広がることを望んでいます。
2019年05月26日
いざという時に備えて! ロープワークの流域講座を開催しました。
令和元年5月26日(日)に藍住町勝瑞城跡芝生広場で、勝瑞城みらいへつなげ隊主催による「第6回あいずみスマイリーマルシェ」が実施されました。国土交通省
徳島河川国道事務所も地域住民の皆さんに、ロープワーク体験を通じて防災意識を高めていただくために参加しました。
ロープワーク会場には多くの親子連れの方々が足を運んでくれました。講師に四国地方防災エキスパートの山本邦一氏をお招きし、ロープワークの「ほん結び」「ふな結び」「かみくくし」「もやい結び」の結び方について講習を行いました。また、災害時に役立つ土のうの作り方や積み方について指導していただきました。
ロープワークは早い・簡単・確実と言われており、小さなお子さんもロープワークにチャレンジし、「全部の種類、覚えられたよ」、「お母さんより早く結べるようになった」と楽しく真剣に取り組んでくれました。
講習を終えた皆さんに本講習で練習した、ロープワークの手順が記載されている「ロープワークハンドブック」をお配りし、自宅へ帰ってからも繰り返し練習していただくようにお願いしました。
いざという時に備えて、これからも皆さんと一緒に防災意識向上に努めたいと思います。
2019年05月12日
第5回美馬市水辺の楽校春祭りにて、 フィールド講座などのイベントを行いました。
令和元年5月12日(日)に美馬市水辺の楽校春祭り実行委員会の主催により、『第5回美馬市水辺の楽校春祭り』が中鳥川公園周辺で開催され、国土交通省
徳島河川国道事務所は、令和元年度 第1回吉野川現地(フィールド)講座
「野鳥観察会」、「トンネル点検車搭乗体験」、「ロープワーク講習」を行いました。
「野鳥観察会」は、講師に福田
和恵(ふくだ かずえ)先生(日本野鳥の会・徳島県支部)をお招きし、16名の参加された皆様に野鳥観察の指導を行っていただきました。
まず、先生から野鳥の特徴について、野鳥の写真やテープで鳥の鳴き声を聴きながら詳しく説明していただきました。その後、参加者の皆さんと一緒に吉野川沿いへ移動しながら、双眼鏡やフィールドスコープを使って様々な野鳥を観察しました。
観察できた鳥は下記の14種類です。
ヒヨドリ、キビタキ、オオルリ、ウグイス、メジロ、ハシブトガラス、ホオジロ、トビ、カワウ、セッカ、ダイサギ、アオサギ、ハシボソガラス、セグロセキレイ
「トンネル点検車搭乗体験」では、約80名の方々に参加していただきました。搭乗者からは「こんな高いところで作業をすることに驚いた」「普段乗ることの出来ない機会なので貴重な経験になった」などの感想をいただきました。
また、今回は「ロープワーク講習」も行い、参加者からは「いざ、という時のためにも家で繰り返し練習して覚えたい」などの感想をいただき、防災意識を高めることができたと思います。
当日は天候にも恵まれ、多くの方々がイベント会場に足を運んでくださいました。今後も自然学習などを通じて吉野川に親しみを持っていただきたいと思います。
◇野鳥観察会
左:福田先生による野鳥観察の説明
右:双眼鏡やフィールドスコープを使って野鳥観察
◇建設機械搭乗体験
トンネル点検車搭乗体験
◇防災体験
ロープワーク講習
2019年03月16日
平成30年度 第3回 吉野川現地(フィールド)講座「ナルトサワギク抜き取り」を開催しました。
平成31年3月16日(土)に吉野川河口干潟において、自生する在来の植生を守るために、講師の木下先生(徳島県植物研究会
会長)、参加者14名、スタッフ6名の総数21名で特定外来種であるナルトサワギクの抜き取りを実施しました。
講座では、木下先生よりナルトサワギクの由来や河口干潟の現状について説明をいただきました。
その後、全員で抜き取りを行い、ゴミ袋58袋分のナルトサワギクを駆除することが出来ました。
参加された方からは「以前よりは少なくなっているけど、まだまだ継続して活動を続けていきたい」「在来生物(植物)を教えていただいたので、ナルトサワギク駆除作業の意義が分かって良かった」などの感想をいただきました。
今後もこのような機会を通じて、多くの方々に河川への親しみ・愛着を持っていただけるよう河川環境の愛護を呼びかけていきます。参加者の皆様、ありがとうございました。
左右:木下先生による講義の様子
左:ナルトサワギク抜き取りの様子
右:ナルトサワギク抜き取り結果