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2024年12月07日

【令和6年度 第3回吉野川現地(フィールド)講座】吉野川歴史探訪~吉野川の洪水遺跡を自転車で巡ろう!~を開催しました

かつて吉野川は「暴れ川」と呼ばれ、吉野川流域に暮らす人々は、氾濫を繰り返す川と闘い、川とともに生きようとしていました。普段、私たちがなにげなく通っている吉野川流域には、吉野川の洪水の歴史と、先人たちが水と闘ってきたことを記録した遺跡、犠牲者を供養する石造物等が、今でも数多く残されています。

これらの洪水遺跡を自転車で巡る「令和6年度 第3回 吉野川現地(フィールド)講座 吉野川歴史探訪」を令和6年12月7日(土)に開催しました。参加者は、さわやかな冬晴れのもと、名西郡石井町~徳島市国府町周辺約10kmのコースにある6つのポイントで国交省職員による解説を聴き、かつて洪水と闘いながら生きていた人たちに想いを馳せました。

<吉野川歴史探訪に参加された方の感想>

当日は晴れ。気持ちのいい朝でした。石井河川防災ステーションから、第十堰までを自転車で移動しながら、吉野川の洪水遺跡をたどり時々自転車から降りて、そこにまつわるお話を教えてもらいました。

現代でも水害の前では呆然と立ちつくすことしかできないこともあるのに、当時の人たちにとってどれほど恐ろしかったか、どれほどの思いで治水をすすめてきたか考えさせられました。また、驚いたのは水害のお話が、具体的な年と日付まで伝承されているということ。事細かに先人たちが残してくれて今があり、安心して暮らしていけているということに感謝しました。私たちも、後世のために先人たちの話や、現代で起こったことなど、伝えていかなければなりませんね。

また、このイベントは自転車で移動するのでとてもいい運動にもなり、足も筋肉痛になりました。帰路ではおいしいおうどんを食べて帰宅しました。とてもいい朝活ができました。いや~吉野川は奥が深い!!!まだまだ知りたいことがたくさんあります。意外と地元の方も知らない話も多いのでは?ぜひ皆さんも歴史探訪イベントに参加してみては!!また参加したいです!!!ありがとうございました!