2014年05月30日
吉野川の耕作地への肥料パトロールを行いました。
5月30日、吉野川河川敷や善入寺島の耕作地における肥料や堆肥の不適切な施用を防ぐため、徳島県と合同でパトロールを行いました。
このパトロールは平成19年から実施しており、今年で8回目となります。
徳島市から善入寺島までの約30Kmの両岸において施用されている堆肥等が適切かどうかパトロールし、今回、堆肥の野積みや鋤込み不十分など不適当と判断した9件については、経過観察及び、適切に施用するよう指導を行う予定です。
*写真は、徳島市国府町(上)、吉野川市前須賀(中)、吉野川市学島(下)におけるパトロール状況です。
2014年05月29日
道路の効果的な老朽化対策のために「徳島県道路メンテナンス会議」を設置しました
平成25年6月に公布された道路法等の一部を改正する法律等において、橋梁、トンネル等は、国が定める統一的な基準により、5年に1度の頻度で、近接目視により点検を行うことが規定されました。
また、「道路の老朽化対策の本格実施に関する提言(社会資本整備審議会道路分科会、平成26年4月)」において、老朽化対策の本格実施に向け、地方公共団体の支援方策を検討するとともに「道路メンテナンス会議」を設置するとされております。
これらを踏まえ、徳島県内の道路管理者が一堂に会し、道路の効果的な老朽化対策のために「徳島県道路メンテナンス会議」を設置し、第一回目の会議を5月29日(木)に開催しました。
メンテナンス会議開催状況
会議では、徳島県をはじめ県内24市町村の担当者に加え、ネクスコ四国支社とJB本四高速の担当者も参加。四国地方整備局から「道路保全を取り巻く最近の話題」説明の後、それぞれの担当者と、活発な意見交換となりました。
徳島河川国道事務所では、道路インフラの老朽化対策の本格実施に向け、地方公共団体の三つの課題(予算不足・人不足・技術力不足)に対して、支援策を検討してまいります。
2014年05月28日
猪ノ鼻道路の工事進捗を紹介~ 箸蔵第2トンネル工事 ~
一般国道32号猪ノ鼻道路の三好市池田町込野地区から池田町州津地区の間(延長約3.9km)について、現在設計協議や工事を推進しているところです。
平成25年12月6日に貫通した箸蔵第2トンネルの工事状況を紹介します。
池田町西山箸蔵付近 箸蔵第2トンネルの貫通時状況
(写真撮影:平成25年12月)
池田町西山箸蔵付近
箸蔵第2トンネルの工事状況
(写真撮影:平成26年5月)
徳島河川国道事務所では早期の工事完成を目標に事業を推進しています。皆さまには引き続きご理解とご協力をお願いいたします。
2014年05月23日
徳島南環状道路の工事進捗状況を紹介~ 平成26年度内の開通を目指して ~
一般国道192号徳島南環状道路の上八万ICから徳島市八万町橋北の間(延長約2.2km)については、平成26年度内の開通を予定しており、現在設計協議や工事を推進しているところです。
平成26年度内に開通予定区間の工事進捗状況を紹介します。
上八万町広田付近
日比宇高架橋の工事状況
(写真撮影:平成26年5月)
八万町向寺山付近
文化の森IC付近の工事状況
(写真撮影:平成26年5月)
徳島河川国道事務所では開通に向けて、早期の工事完成を目標に事業を推進しています。
皆さまには引き続き、ご理解とご協力をお願いいたします。
2014年05月14日
洪水対応演習を実施しました
徳島河川国道事務所では5月14日に、事務所職員約70名が参加し、洪水対応演習を実施しました。この演習は、洪水時に確実な情報伝達及び対応を図ることのできるよう、関係機関と連携して毎年行っているものです。
演習は、台風性の大雨により吉野川の堤防が決壊し、はん濫により重大な災害が起こったという想定のもと行いました。
訓練の内容は以下のとおりです。
・吉野川、旧吉野川、今切川を対象に四国地方整備局内、徳島県、自治体、徳島地方気象 台等への洪水予報、水防警報の情報伝達
・基準地点における水位予測、浸水被害把握、復旧工法検討、樋門等の操作確認及び河川 工事現場関係者への情報伝達
・衛星通信機器を利用した堤防決壊箇所の映像配信及び現地リポート
・浸水発生箇所や決壊箇所への排水ポンプ車等災害対策機械の出動要請
演習後の反省会において、参加した職員から課題や反省点がいくつか報告されました。
演習で明らかになった課題等については、今後改善し、今年の出水期も防災関係者一同、大切な命や財産を守るため『「もしも」に備える!』防災業務に臨みたいと思います。
2014年05月13日
中学生の職場体験学習
平成26年5月13日(火)~5月14日(水)、徳島市立徳島中学校から熊橋 凌司 君(3年)と河野 正毅
君(3年)の2名が職場体験学習に訪れました。
事務所長より職場体験者の任命書を交付した後、当事務所が所管する様々な河川・道路事業の体験をしていただきました。
□5月13日(火)
●事務所長から任命書を交付
●事業概要の説明
●防災施設の見学、操作体験
●河川管理施設(樋門・排水機場・排水ポンプ車・防災ステーション等)の紹介
●水防体験(土のう作り・ロープワーク)
●旧吉野川堤防耐震工事現場での測量体験・施工見学
□5月14日(水)
●洪水対応演習に参加・見学
●徳島南環状道路工事現場
測量体験・コンクリートの非破壊検査体験
●国道11号の街路樹剪定作業の体験
●吉野川大橋補修工事現場の見学
以上の各現場では、防災情報機器操作や測量器械での測定、コンクリートの検査など、実際に職員が行う業務を体験してもらいました。
すべてのカリキュラムを体験していただいた生徒さんからは、
「今まで知らなかったことをいろいろ体験できてよかった。将来の進路を考える参考にしたい」との感想をいただきました。
徳島河川国道事務所では、今回のような職場体験学習を今後も引き続き受け入れ、当事務所の業務を理解いただけるよう取り組んでまいります。