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2006年08月04日
平成18年度 吉野川流域講座「水防工法技術講習会」開催
平成18年8月3日(木)と4日(金)につるぎ町総務課の依頼により「水防工法技術講習会」をテーマに吉野川流域講座を開催しました。
講座には町の職員(3日:貞光本庁の22名、4日:半田支所の18名)が参加しました。
講座は、「積土のう工」「改良積土のう工」を工務第一課の吉田専門職が説明し、参加者に実際にに積んでもらいました。
その後、質疑応答をし、講座を終えました。
■ 土のう積みの基本
●土のうは、しばり口を下流にして置いていく。
(流水の抵抗が少なく、土のう内に水を入れないため)
●土のうは、上流側より下流側へ置いていき、縛り口を次の土のうで隠し、流水の抵抗を少なくする。
●2段目の土のうは、半分ずらして、置いていく。
●3段目以上の土のうを、同様に積んでいく。
[貞光本庁(1)]
[貞光本庁(2)]
つるぎ町では、平成16年、17年と町営住宅が浸水被害を受けるなどして、その際、町の職員さんも出動したようで、皆さん動きが良くて、2時間の予定でしたが、片づけまで含めて、1時間30分ほどで終えることが出来ました。
[半田支所(1)]
[半田支所(2)]
平成18年度には、大きな災害が無いことを祈り、もし、出水があったとしても、この講座が少しでも地域を守る一助となることを確信して、講座を終えました。
土のう積みの基本(PDF形式10KB)
2006年08月02日
平成18年度 リバーキーパーズ関連イベント「吉野川流域一斉水質調査」
「吉野川流域一斉水質調査」は、平成12年度より実施し始め、今回で8回目となります。7月23日(日)は午前中はくもりでしたが、午後からは梅雨前線の影響により雨の中の調査になりました。天候が悪い中の吉野川一斉水質調査でしたが、799名もの方に参加して頂きました。皆さまのご協力により延べ1322地点の水質調査を行うことができました。(H18.9.19現在)
皆さまからの調査結果から見た吉野川の水質は、下流域の田宮川、飯尾川、江川が昨年に比べて汚れている状況が見られましたが、全域的には昨年と比べて大きな変化はなく、水質はきれいな状態でした。
また調査結果の報告では、「天候の影響もあり川が増水していた・水が濁っていた」という意見も多数見られ、「空き缶などのゴミが確認されました」という報告もありました。
この調査を通じて、多くの方が身近な川の環境を知り、感じることで川や水に関心を持っていただき、川に優しい生活を送っていただくきっかけになれば幸いに思います。
来年度以降も引き続き同様の調査を実施して参りたいと考えておりますので、今後とも多くの皆様にご参加頂きますようお願い申し上げます。