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2016年11月19日

平成28年度 第2回 吉野川現地(フィールド)講座 「ナルトサワギク抜き取り」を開催しました。

 平成28年11月19日(土)に吉野川河口干潟において、自生する在来の植生を守るために、講師の木下先生(徳島県植物研究会 会長)、参加者13名、スタッフ8名の総数22名で特定外来種であるナルトサワギクの抜き取りを実施しました。

  この取組みは平成21年から場所を変えたりしながら、継続的におこなっているものです。まず現地に着いてビックリしたのが、前回(平成28年3月)抜き取りした箇所は、ほとんど再度生える事なく、他の箇所と見比べると目に見えて抜き取り効果を確認することが出来ました。

  作業前に、木下先生から外来植物であるナルトサワギクの生態や名前の由来、在来種の生育環境を守るために外来植物の駆除作業が必要である事などを説明していただきました。

 その後、全員で抜き取りを行い、ゴミ袋111袋、重量290kgのナルトサワギクを駆除する事が出来ました。

  参加された方からは、「こういうことは継続していかないと駄目ですね。また機会があれば参加しようと思います」「思っていたより多く抜けました。なんか気持ちいいですね」などの感想をいただきました。

  今後もこのような機会を通じて、多くの方々に河川への親しみ・愛着を持っていただけるよう河川環境の愛護を呼びかけていきます。参加者の皆様、ありがとうございました。

   
左:木下先生による座学の様子  右:ナルトサワギク抜き取りの様子

   
左:ナルトサワギク抜き取りの様子  右:ナルトサワギク抜き取り結果

Posted by at 11:02 午前
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記事の分類: リバーキーパーズイベント, 吉野川現地(フィールド)講座, H28年度