2007年08月21日
平成19年度 吉野川流域講座「吉野川の水生生物調査」開催
8月21日に脇町小学校4年生(25名)を対象に脇町潜水橋の右岸側下流で吉野川流域講座「吉野川の水生生物調査」を行いました。まず、講師の白鳥さんから調査方法などについての説明があったあと、みんなで川に入り水生生物の採取をしました。その後、採取した水生生物を記録に付け、採取した水生生物について、白鳥講師から詳しい説明がありました。
[水生生物採取 ]
[採取した水生生物 ]
[採取した水生生物の記録]
終了後におこなったアンケートでは、「また来年もやってみたい」、「川が危険であることやどんな生物がいるかがわかった」、「水生生物がたくさんいて楽しかった」などの感想をいただきました。
今後もこのような機会を通して、吉野川の自然に親しんでいただければと思います。参加された皆さん、暑い中大変お疲れ様でした。
今回確認された水生生物
サワガニ、ヒラタカゲロウ、ブユ、ナガレトビケラ、ヤマトビケラ、イシマキガイ、オオシマトビケラ、コガタシマトビケラ、イソコツブムシ、ヒル、セスジユスリカ、ヒゲナガカワトビケラ、ヒメヒラタカゲロウ
2007年08月05日
平成19年度 吉野川流域講座「第3回 水防工法技術講習会」開催
8月5日に吉野川市鴨島知恵島の吉野川右岸(26k/7付近、江川湧水源東隣)で吉野川流域講座「水防工法技術講習会」を行いました。これは吉野川市消防団の依頼により行ったもので講習対象者は吉野川市消防団団員で、約100人が参加しました。
[講義風景-1]
水防の専門家である防災エキスパート4人(山本邦一さん、武市寛さん、三橋守さん、高崎信三さん)を講師に、まず、水防工法の基本となる土のう作りを参加者全員で行いました。次に水防各工法の基本となるロープワークを行いました。命綱など幅広い用途に使われる「もやい結び」から、「ふな結び」、「かみくくし」、「いぼ結び」などを教わりました。そのあと、漏水対策の「月の輪工」、越水対策の「積土のう工」及び「改良積土のう工」、川表の崩壊対策及び透水対策の「シート張り工」の各工法について3つの班に分かれて実技を行いました。
[講義風景-2]
[講義風景-3]
参加された皆さんは、暑い中、本番さながら熱心に教わっていました。