2016年02月24日
「河川愛護月間」“絵手紙”の表彰状伝達式を実施
平成28年2月24日(水)に鳴門教育大学附属小学校の校長室にて、平成27年度「河川愛護月間」“絵手紙”の表彰状伝達式を実施しました。
応募作品数は全国で993作品の内、優秀賞(国土交通事務次官賞)を受賞された鳴門教育大学附属小学校3年生の湯浅聡一郎さんは今年度の受賞で3年連続となります。伝達式では、徳島河川国道事務所長より湯浅聡一郎さんに表彰状・副賞が渡されました。伝達式後は記念撮影を行い無事終了しました。
湯浅聡一郎さんへのインタビューでは、毎年家族で行く川での思い出を描いたそうです。3年連続で受賞したと知ったときは「うれしかった」と述べられました。来年度からは高学年の部になるため頑張って応募したいとの意気込みも頂きました。
2016年01月13日
吉野川流域講座「熊谷川排水機場の見学」について現地で見学会を実施しました
○ 1月13日(水)に、阿波市吉野町の柿原小学校4年生(生徒19名、先生2名)の総合的な学習の一環として吉野川流域講座「熊谷川排水機場の見学」について、現地で見学会を実施しました。
○ 排水機場の必要性や排水機場のしくみ、能力等を説明した後、実際に主ポンプ設備、操作設備、除塵設備、ゲート設備を見て回りました。
○ 操作設備の説明の中では、子供達に実際にCCTVカメラの操作体験を実施し、興味を引いていました。
左:主ポンプ設備の説明
中央:CCTVカメラの操作体験
右:除塵設備の説明
○ 排水機場の見学に合わせて災害対策用機械についても勉強してもらうため、照明車を持ち込み、操作体験をしてもらい興味を引いていました。
左:ゲート設備の説明
右:照明車の操作体験
○ 質問の時間を設けると「最近稼働したのはいつですか?」、「洪水時にはどれくらいの時間動くのですか?」や「排水機場では何人働いていますか?」など熱心な質問が次々にありましたが、時間の関係で皆さんの質問を聞けなかったのは残念でした。
2015年10月11日
第33回 ファミリーハゼ釣り大会開催
平成27年10月11日(日)に徳島市、徳島市水と緑の推進協議会、徳島県釣連盟、四国の川を考える会、(公)日本釣振興会徳島県支部の共催により、「水と緑のフェスティバル
第33回ファミリーハゼ釣り大会」が開催されました。
本大会は、吉野川河口から名田橋までの約11kmの区間で釣り上げた、ハゼ10匹の総重量を競うもので、一般の部(高校生以上)、女性・少年の部(女性及び中学生以下の男子)、ファミリーの部(ファミリー2名以上のハゼ10匹の重量)の3部門に分かれ開催され、親子連れら359人が参加しました。徳島河川国道事務所では毎年後援として協力しています。
当日は風・浪とも釣りをするのに大きな影響はなく、曇り空のもと参加者の皆さんは大物を狙ってハゼ釣りを楽しんでいました。結果として、一般の部1位の方は405g、女性・少年の部1位の方は470g、ファミリーの部1位の方においては525gも釣り上げました。
本大会では、河川に不法投棄されているゴミを参加者全員で収集し美化活動を行いました。参加者の皆さんのより軽トラック1台分のゴミを拾っていただきました。
2015年09月12日
平成27年度第1回吉野川現地(フィールド)講座~吉野川のシオマネキに会いに行きませんか?~ を開催しました
9月12日(土)、本年度1回目となる吉野川現地(フィールド)講座~吉野川のシオマネキに会いに行きませんか?~を、吉野川下流南岸の吉野川河口干潟で開催し、親子づれ10組を含む27名の参加がありました。
講師には、干潟生物の専門家である河川・渓流環境アドバイザーで、四国大学名誉教授の酒井勝司(さかい
かつし)先生、四国大学助教の篠宮幸子先生をお迎えし、参加者の皆様に干潟観察の指導をお願いしました。
酒井先生からは、吉野川の底生生物や様々な生き物について説明をいただきました。なかでも徳島県の沿岸にも棲んでいる世界最大のカニである「タカアシガニ」の標本を使った説明には、数人の子供たちの手を借りて標本を組み立て、その大きさに参加者の皆様もびっくりしていました。
当日は秋晴れの良い天気に恵まれ、参加者全員で干潟のいるカニやエビ等の観察・採取を行いました。今回、調査場所は2箇所、それぞれのバケツには多くの生き物を採取することが出来ました。観察終了後、採取した物を持ち寄り、参加者全員で採取した物を見ました。また、そのなかの2種類を先生が持ってきた実体顕微鏡で詳しく観察もしました。
今回はシオマネキやハクセンシオマネキ等のカニ類や、ハザミシャコエビ等のエビ類のほかアナジャコも見つけることが出来、全部で14種類が確認できました。
酒井先生からは、「実際に生き物にふれあう事は子供たちにとって大変有意義で、今日の経験はいつまでも心に残るはず」とのお言葉をいただきました。
今後も、このような機会を通じて、多くの方々に吉野川のことをもっと知っていただきたいと思っています。
左:河川・渓流環境アドバイザ-
酒井勝司 先生
右:タカアシガニの標本
左:シオマネキ
右:干潟観察状況1
左:干潟観察状況2
右:干潟観察状況3
左:実体顕微鏡を使用したカニの観察
右:酒井先生の講評状況
2015年09月05日
ロープワーク体験の流域講座を開催しました
9月5日(土)、三好市池田分館自主防災隊が主催する防災訓練が開催されました。消火訓練、負傷者の救護訓練、避難訓練など様々なメニューがある中、徳島河川国道事務所は訓練項目の一つである防災時に必要なロープワーク体験の講師として参加しました。
参加者全員を前にして、吉野川貞光出張所の松本所長が一つ一つロープワーク工法の実演を行いながら、参加者の傍らでの実技指導にはその他職員の他、防災に関する専門知識を有する四国地方防災エキスパートも参加して講習を行いました。ロープワークの基本である「本結び」「ふな結び」「髪くくし」に続き、避難時に役立つ「連続止め結び」や命綱の結び方である「もやい結び」、以上5種類の結び方について実技指導しました。
「連続止め結び」や「もやい結び」については多少のコツが必要で、苦労されている方も見受けられました。また、講座終了後には「配布されたロープワークハンドブックを活用して、忘れないうちに復習しておく。」と熱心さが伺える参加者もいらっしゃいました。
今回の訓練に参加した地元住民の方々約90人のうち、ロープワークコーナーには約50人の参加がありました。この取り組みを機に、住民の方々の防災への関心が高まり、万一の事態に訓練の経験が活かされれば良いと思っています。
2015年08月18日
吉野川流域講座「吉野川の治水」開催
平成27年8月18日(火)に吉野川市鴨島病院にて、吉野川流域講座「吉野川の治水」を開催しました。本講座には、病院スタッフの防災意識を高め、緊急時の対応に役立てるというねらいがあり、78名という大勢の方が参加されました。
講師の笠井河川調査課長からは、吉野川における洪水や改修の歴史、治水施設の効果等の紹介の後、河川の水位と危険度、避難場所の確認の大切さなどについて説明がありました。また、危機管理に役立てるための情報として、国土交通省「川の防災情報」ホームページの活用を呼びかけました。
真剣に聴講をいただいた後は、以下のような多岐にわたるジャンルの質問をいただきました。
・岩津の狭窄部における堰上げの影響はどれくらいあるのか?
・潜水橋は今後撤去していく方針なのか?
・浸水時にリアルタイムに通行可能な道路を確認する方法は?
・覚円騒動について詳しく教えてほしい。
・吉野川の支川の整備担当はどこか?
・土のう積みの活用方法を教えてほしい。
熱心で活発な質疑応答に、参加者の方々の意識の高さが伺えました。
吉野川では本格的な台風シーズンを迎えています。このような機会を通じて、地域の方々の防災意識が高まっていくことを望んでいます。
2015年08月17日
~水難事故防止講習会(下流編)を開催しました~
8月17日(月)、吉野川交流推進会議主催「交流体験inよしのがわ(下流編)」が鮎喰川梁瀬橋下流で開催されました、午後の部では19名の親子連れが水難事故防止の専門家である小谷寛二先生の指導のもと、水難事故防止について学びました。
まず二人一組になり、実際に川に入って、流されたときの体勢の取り方を学びました。
次に、スローバッグの投げ方、受け取り方についての実技講習がありました。スローバッグを投げるのは多少のコツが必要です。最初は上手くいかなかった子供達も小谷先生の指導で上手に投げられるようになってきました。
また、救助される側の注意点として、ロープの握り方や救助者と反対側の肩でロープを持たないと、引っ張られる時に体勢を崩して腹這いになってしまい、川底の障害物でおなかを切ってしまう事について学びました。
さらに、身の回りにある物を使って救助する方法も学びました。
最後のおさらいとして、川の中に潜む危険な箇所の説明、川へ行く時の注意点、救命に使うスローバッグの使用方法等について、パネルを見ながら学習し、水遊びの時は“ライフジャケット着用が原則!!”とした講習が行われました。
「水難事故を無くしたい」という小谷先生の思いが伝わって、大人も子供も真剣に取り組んでいました。厳しい中にもユーモアのある講義でした。
水難事故防止をテーマとした講座は、本年度をもって7年目となります。小谷先生は、「鮎喰川で川遊びをする人を見ていると、ライフジャケットの着用率が年々着実に増えてきている」と仰っていました。このような地道な活動を継続し、正しい知識を持って川遊びをする人が増えていくことが、水難事故の減少に繋がると思っています。
(左)小谷寛二先生の講義
(右)川に流されたときの正しい体勢の指導
(左)スローバッグの投げ方の練習状況
(右)スローバッグの受取り方の練習状況
(左)身の周りにある物を使って、水難事故から
助かるための講習
(右)先生の説明に真剣に耳を傾ける子供達
2015年08月16日
~水難事故防止講習会(中流編)を開催しました~
8月16日(日)、吉野川交流推進会議主催「交流体験inよしのがわ(中流編)」が吉野川の青石橋上流で開催されました。午前の部では37名の親子連れが水難事故防止の専門家である小谷寛二先生の指導のもと、水難事故防止について学びました。
まず二人一組になり、実際に川に入って、流されたときの体勢の取り方を学びました。
次に、スローバッグの投げ方、受け取り方についての実技講習がありました。スローバッグを投げるのは多少のコツが必要です。最初は上手くいかなかった子供達も小谷先生の指導で上手に投げられるようになってきました。
また、救助される側の注意点として、ロープの握り方や救助者と反対側の肩でロープを持たないと、引っ張られる時に体勢を崩して腹這いになってしまい、川底の障害物でおなかを切ってしまう事について学びました。
身の回りにある物を使って救助する方法も学びました。ペットボトルは、おへその位置で持つと大人でも浮くことが出来ることを確認しました。
最後のおさらいとして、川の中に潜む危険な箇所の説明、川へ行く時の注意点、救命に使うスローバッグの使用方法等について、パネルを見ながら学習し、水遊びの時は“ライフジャケット着用が原則!!”とした講習が行われました。
「水難事故を無くしたい」という小谷先生の思いが伝わって、大人も子供も真剣に取り組んでいました。
厳しい中にもユーモアのある講義でした。
水難事故防止をテーマとした講座は、本年度をもって7年目となります。このような地道な活動を継続し、正しい知識を持って川遊びをする人が増えていくことが、水難事故の減少に繋がると思っています。
(左)小谷寛二先生の講義 (右)川に流されたときの正しい体勢の指導
(左)スローバッグの投げ方の練習状況 (右)スローバッグの受取り方の練習状況
(左)身の周りにある物を使って、水難事故から助かるための講習 (右)先生の説明に真剣に耳を傾ける子供達
2015年08月02日
~簡易水質調査を実施しました~
8月2日(日)、吉野川交流推進会議主催「交流体験inよしのがわ(上流編)」が早明浦ダム湖周辺で開催され、43名の親子連れが早明浦ダム下流の汗見川や早明浦ダムのダム湖で簡易水質調査を行いました。
簡易水質調査は、PH(ペーハー:酸性・アルカリ性の判定)・COD(シーオーディー:有機物の多さを判定)・NH4-N(アンモニアイオン窒素量の判定)の3種類について実施しました。
最初に吉野公園で簡易水質調査の方法について説明を行い、その後、全員で汗見川に移動し、水質を調べました。PHやNH4-Nでは「きれいな水」という結果となりましたが、CODの測定ではやや汚れているという結果がでました。これは、パック試験のやり方に慣れていなかったためと考えられます。
また、汗見川では、水難事故防止の訓練として、おぼれている人を助けるためのスローバックを投げる体験も行いました。
次に、早明浦ダム上流に移動し、ダム湖の水質を調べました。ここでもPHやNH4-Nでは「きれいな水」という結果となりましたが、CODの測定ではやや汚れているという結果がでました。採水した場所は 流木等があったところでもあり、正確な測定が出来なかった可能性があります。
参加者の皆さんには川についてのアンケートにもお答えいただきました。その結果から多くの方がきれいな川を実感していただいたことが分かりました。これからも「交流体験inよしのがわ」を通じて川に親しみを持っていただければと思います。
簡易水質調査(汗見川)
簡易水質調査(早明浦ダム湖)
2015年07月24日
2015吉野川フェスティバルが開催されました~川と親しみ、川の魅力を知り、川と遊ぶための3日間~
7月24日(金)~7月26日(日)にかけて、吉野川グラウンド(吉野川橋南岸河川敷広場)にて、「川と親しみ、川の魅力を知り、川と遊ぶための3日間。」をテーマとした2015吉野川フェスティバルが開催されました。
今年で27回目となる吉野川フェスティバルは、地元NPO・民間団体などからなる吉野川フェスティバル実行委員会・新町川を守る会が主催し、毎年夏に開催しています。
開催期間中は吉野川クリーンアップ大作戦、さいころゲーム、SUP体験、SUPマラソンなどのイベントやステージを使ったエキサイティングライブ、ダンス、ヒーローショーなどがステージ上で繰りひろげられ、また花火大会、阿波踊り、ビックバーベキュー(ビアガーデン)などが行われ多くの来場者で賑わいました。
当事務所のブースでは、「建設機械と遊ぼう」と題し、日頃国道の維持管理に使用している建設機械のPRとして、トンネル点検車の搭乗体験をしていただきました。また、今年は、四国山地砂防事務所より貸与した「降雨体験装置」と「土石流3Dシアター」の体験コーナーを設けました。さらに、3種類の水(四国の水と外国の水(2種類))を飲み比べる「利き水」を行ってもらいました。
また、今回は、道路事業を紹介するパネル展示ブースも併設しました。
「建設機械と遊ぼう」には約450人、「降雨体験装置」には約280人、「土石流3Dシアター」には約380人、当事務所の河川・道路事業に関わる体験をしていただきました。
トンネル点検車搭乗体験
左:利き水体験 右:パネル展
左:土石流3Dシアター 右:降雨体験装置
25日(土)7:00から、「ゴミゼロのエコイベント」を目指す吉野川フェスティバルの取り組みとして「吉野川クリーンアップ大作戦」が実施され、フェスティバル会場内・会場周辺とともに今年は河口干潟の清掃も行いました。
ゴミについては、「燃えるゴミ」、「燃えないゴミ」、「資源ゴミ(カン・ビン・ペットボトル・その他に分別)に分けて収集しました。
燃えるゴミ・燃えないゴミは約4m3、カンは大型土のう1/2、ビンは大型土のう1/3、ペットボトルは大型土のうに満杯と多くのゴミが集められました。
左:事務所長挨拶 右:吉野川清掃に参加の皆さん
清掃状況
左:カン 中:ビン 右:ペットボトル
吉野川水系今切川における長期放置船舶に係る簡易代執行の実施について
平成27年7月24日に吉野川水系今切川において、長期放置船舶簡易代執行を実施しました。
これは、吉野川水系今切川における所有者不明の長期放置船舶6隻(FRP船6隻)と船外機エンジン1基の撤去保管を、河川法第75条に基づき行ったものです。
所有者不明の船舶は、緊急時の措置やトラブルの是正等の指示をすることが出来ないなど、河川管理上の支障が大きいため、簡易代執行の手続きをとりました。
当日は、午前9時30分より執行責任者の撤去作業開始宣言のあと、吉野川水系今切川の船舶6隻と船外機エンジン1基を順次作業場所において積み込み、保管場所への移動及び保管を行い午後3時10分に撤去作業を終了しました。
この後、半年間保管し所有者が引き取りに来ない場合は、河川法第75条第10項の規定により、所有権は国土交通大臣に帰属することとなります。
徳島河川国道事務所は、今後も適正な河川管理を行って行きたいと考えています。
撤去作業写真 (徳島県板野郡松茂町広島字南川向地先)
保管場所写真 (百石須資材置場:徳島県板野郡北島町高房字百庵ノ前)
2015年07月09日
ベトナムの防災担当者が日本の水防工法等を学びました
7月9日(木)、(独)国際協力機構(JICA)が実施する、ベトナムの行政機関担当者を対象とした防災に関わる研修が、徳島河川国道事務所管内で実施されました。
この研修は、自然災害、とりわけベトナムの災害の大半を占める台風・洪水等による風水害に対する防災意識の啓発を行うことで、具体的な防災活動の効果を理解し、ベトナムで応用できる防災対策に必要な基本知識を身につけることにより、よりよい防災体制や住民啓発施策の立案、改善に資することを目的としています。
研修にはベトナム人8名が参加しました。
今回は、水害等における対策のひとつとして実施する水防工法の基礎的なことや防災に役立つロープワーク等について、水防専門家であり、四国地方整備局と協定を結んでいる防災エキスパートでもある山本邦一氏を講師に、以下の講習を行いました。
(1) 水防工法の基礎(座学)
(2) ロープワーク等講習(実技)
(3) 水防工法の事例見学
水防工法の基礎では、日本の代表的な河川である吉野川における出水時の水防対応について、代表的な工法として、深掘れ・法崩れ対策としての「木流し工」、漏水対策としての「月の輪工」・「釜段工」、越水対策としての「積み土のう工」「改良積み土のう工」の講義を行いました。
ロープワーク等講習では、山本講師の指導のもと、「早くて」「簡単」「確実」の3原則を基本とした結び方で、防災時に適用される「本結び」、「舟結び」、「髪括し」、「疣結び」、「舫い結び」を実技体験をしてもらいました。
また、事例として作ってあった水防工法の基礎で学んだ実物をみてもらい、水防工法がどういうものひとつひとつ説明し、より理解を深めてもらいました。
その後、洪水対策現場視察ということで、侵食対策の工事現場や平成25年度に一連区間の堤防が完成した箇所を視察し、河川の改修工事についての理解も深めてもらいました。
この取り組みで、日本の水防技術や河川改修がベトナムの防災対策に役立つきっかけとなればと思っています。今後もこのような機会があれば、協力していきたいと考えています。
2015年07月01日
水防工法技術講習会を開催しました
当事務所では、豪雨災害に備えるため、水防技術の向上及び伝承を図るとともに、水防の技術的なリーダー育成を目的として、毎年の出水期当初に水防工法技術講習会を行っています。
今回は、7月1日(水)に吉野川市鴨島町で徳島中央広域連合 西消防署の職員34名を対象に開催しました。
実技指導には当事務所の職員のほか、水防に関する専門知識を有する四国地方防災エキスパートも参加し、実演を交えて指導をいただきました。
講習では、土のう作り、ロープワーク、月ノ輪工、改良積み土のう工、シート張り工を行い、参加者は各工法に真剣に取り組んでいました。
四国地方は梅雨に入り、本格的な出水シーズンを迎えています。いざという時、今回の講習で得られた技術が活かされ、洪水被害の軽減につながれば良いと考えています。
2015年06月28日
水防工法技術講習会を開催しました
当事務所では、豪雨災害に備えるため、水防技術の向上及び伝承を図るとともに、水防の技術的なリーダー育成を目的として、毎年の出水期当初に水防工法技術講習会を行っています。
今回は、6月28日(日)に吉野川市鴨島町で吉野川市消防団約100名を対象に開催した講習会を開催しました。
実技指導には当事務所の職員のほか、水防に関する専門知識を有する四国地方防災エキスパートも参加し、実演を交えて指導をいただきました。
講習では、土のう作り、ロープワーク、月ノ輪工、改良積み土のう工について行い、一つ一つの作業内容を確認しながら、真剣に取り組んでいました。
四国地方は梅雨に入り、本格的な出水シーズンを迎えています。いざという時、今回の講習で得られた技術が活かされ、洪水被害の軽減につながれば良いと考えています。
2015年06月24日
水防工法技術講習会を開催しました
当事務所では、豪雨災害に備えるため、水防技術の向上及び伝承を図るとともに、水防の技術的なリーダー育成を目的として、毎年の出水期当初に水防工法技術講習会を行っています。
今回は、6月24日(水)に吉野川市鴨島町で徳島中央広域連合 中消防署の職員38名を対象に開催しました。
実技指導には当事務所の職員のほか、水防に関する専門知識を有する四国地方防災エキスパートも参加し、実演を交えて指導をいただきました。
講習では、土のう作り、ロープワーク、月ノ輪工、改良積み土のう工、シート張り工を行い、参加者は各工法に真剣に取り組んでいました。
四国地方は梅雨に入り、本格的な出水シーズンを迎えています。いざという時、今回の講習で得られた技術が活かされ、洪水被害の軽減につながれば良いと考えています。
2015年06月17日
水防工法技術講習会を開催しました
当事務所では、豪雨災害に備えるため、水防技術の向上及び伝承を図るとともに、水防の技術的なリーダー育成を目的として、毎年の出水期当初に水防工法技術講習会を行っています。
今回は、6月17日(水)に吉野川市鴨島町で徳島中央広域連合 東消防署の職員約35名を対象に開催しました。
実技指導には当事務所の職員のほか、水防に関する専門知識を有する四国地方防災エキスパートも参加し、実演を交えて指導をいただきました。
講習では、土のう作り、ロープワーク、月ノ輪工、改良積み土のう工、シート張り工を行い、参加者は各工法に真剣に取り組んでいました。
四国地方は梅雨に入り、本格的な出水シーズンを迎えています。いざという時、今回の講習で得られた技術が活かされ、洪水被害の軽減につながれば良いと考えています。
2015年06月10日
平成27年度 河川功労者表彰 表彰状伝達式を行いました
河川功労者表彰は、河川に関わる様々な分野で功績があった個人や団体について、都道府県や国土交通省からの推薦に基づき、公益社団法人 日本河川協会が毎年実施しているものです。
このたび、当事務所から推薦した酒井勝司先生(四国大学名誉教授)並びに端野道夫先生(徳島大学名誉教授)が表彰されましたので、平成27年6月10日(水)、竹島事務所長より表彰状の伝達を行いました。
酒井先生は、基礎生物学(生物多様性・分類学)を専門とされ、「吉野川河口における干潟の調査」等の研究成果を活かし、河川・渓流環境アドバイザーを務めるなど、「河川水辺の国勢調査」等において、河川行政の推進に多大な貢献をされた事、また端野先生は水文学、水工計画学を専門とされ、「森林の水源かん養分機能とその限界に関する研究」等の研究成果を活かし、吉野川水系河川整備計画策定では「吉野川学識者会議」の委員として参画、河川・渓流環境アドバイザーを努めるなど、河川行政の推進に多大な貢献をされた事がそれぞれ功績として認められ、今回の表彰となりました。
今後も引き続きご指導いただきたいと思います。
(左写真)酒井勝司先生 (右写真)端野道夫先生
(左)端野先生 (中央)酒井先生 (右)竹島事務所長
2015年06月07日
ロープワーク体験の流域講座を開催しました
6月7日(日)、阿波市立御所小学校区自主防災組織連合会が主催する、南海地震及び台風等による水害を想定した総合防災訓練があり、訓練項目の一つである防災時に必要なロープワーク体験の講師として参加しました。
実技指導には防災に関する専門知識を有する四国地方防災エキスパートも参加し、本結び・ふな結び・髪くくしの3種類の結び方について、体験する方々の間近で実演しながら、それぞれの結び方について指導しました。
今回の訓練に参加した地元住民の方々と御所小学校の児童合わせて約700人のうち、ロープワークコーナーには約240人の参加がありました。この取り組みを機に、住民の方々の防災への関心が高まり、万一の事態に訓練の経験が活かされれば良いと思っています。
2015年06月03日
中学生の職場体験学習
平成27年6月3日(水)~6月4日(木)、徳島市立徳島中学校から山口 高幸 君(3年)と南谷 侑 君(3年)の2名が職場体験学習に訪れました。
西山副所長(地域)より職場体験者の任命書を交付した後、下記に示す当事務所が所管する様々な河川・道路事業の体験をしていただきました。
6月3日(水)
・若手職員による徳島河川国道事務所の事業概要説明
・吉野川の堤防維持工事現場における、除草面積や護岸構造物の検測等といった監督業務体験
・河川管理施設(排水機場及び排水ポンプ車)の見学
・旧吉野川徳長箇所の堤防耐震工事現場における杭打ち箇所の測量体験
・旧吉野川中喜来箇所の堤防耐震工事現場における杭打ち機械等の見学
・吉野川榎瀬川樋門の改築工事現場の見学
6月4日(木)
・立江トンネル工事の概要説明、立江トンネル及び四国横断自動車道(田浦地区)工事現場の見学
・国土交通省の仕事についての説明
・国道11号道路パトロール体験
以上の各現場では、巻き尺や測量器械での測定、普段は入れない河川及び道路の工事現場での監督業務、道路パトロール業務など、実際に職員が行う業務を体験してもらいました。体験中には、見たことのない建設機械やトンネル工事の工法など、わからない事について積極的な質問もありました。
すべてのカリキュラムを体験していただいた生徒さんからは、
「たくさんの現場を体験できて、とても濃い2日間だった」、「普段は入ることの出来ない現場に入ることが出来て、貴重な体験ができた」との感想をいただきました。
徳島河川国道事務所では、今回のような職場体験学習を今後も引き続き受け入れ、当事務所の業務を理解いただけるよう取り組んでまいります。
□6月3日(水)
●副所長から任命書を交付
●事業概要の説明
●堤防維持工事(除草)現場での監督業務体験
●護岸工事完成現場での監督業務体験
●河川管理施設(排水ポンプ車、排水機場)の見学
●旧吉野川堤防耐震工事現場における監督業務体験、施工見学
●吉野川樋門改築工事現場見学
□6月4日(木)
●トンネル工事現場の見学
●道路パトロール体験
2015年05月29日
吉野川の耕作地への肥料パトロールを行いました。
平成27年5月29日、吉野川河川敷や善入寺島の耕作地における肥料や堆肥の不適切な施用を防ぐため、徳島県と合同でパトロールを実施しました。
吉野川には古くから農地として耕作されてきた歴史があり、今も流域約680haにわたり野菜等が作付され、有機質肥料が広く利用されています。
吉野川の環境保全のため、耕作地における肥料や土壌改良材などの適切な施用についての周知・啓発を行うとともに関係機関の一層の連携を図るため、平成19年から吉野川河川敷耕作地におけるパトロールを実施しているものです。
今回、徳島市から善入寺島までの約30kmの両岸の耕作地について、施用されている肥料等の質、量などが適切かどうかパトロールを行い、野積み、鋤込み不良等不適切と判断した5件について適切に施用するよう指導したほか、経過観察も行う。
吉野川の適正な維持管理のために、皆様のご理解とご協力をよろしくお願いします。
2015年05月28日
国土交通省徳島河川国道事務所・徳島県の合同による排水ポンプ車操作訓練を実施。
平成27年5月28日(木)に徳島河川国道事務所・徳島県の合同による排水ポンプ車操作訓練を阿波中央橋下流の吉野川市鴨島運動場で実施しました。
訓練は、市・町の見学者を含め約130名が参加し、7台の排水ポンプ車と2台の照明車で実施しました。
訓練は3回に分けて行い据付から撤去までを繰り返すことで、排水ポンプ車の操作手順を習熟することができました。
昨年は8月の台風12号、11号の出水時に排水ポンプ車を出動させ、内水排除を行いました。今年も6月より出水期に入ります。今回の訓練を生かし、迅速な作業を行い被害の軽減を図りたいと思っております。
(左写真)据付状況(右写真)排水状況
(左写真)排水ポンプ車(右写真)照明車
2015年04月19日
第1回美馬市水辺の楽校春祭りにて、ロープワーク体験と野鳥観察会を行いました。
平成27年4月19日(日)に美馬市水辺の楽校春祭り実行委員会の主催により、「第1回美馬市水辺の楽校春祭り」が中鳥川公園周辺で開催され、国土交通省
徳島河川国道事務所は、「ロープワーク体験」と「野鳥観察会」を行いました。
ロープワーク講習会は約40名の参加者に、避難誘導に役立つ「連続止め結び」や人命救助に役立つ「もやい結び」などについて、実際にロープを使って体験していただきました。
野鳥観察会は講師に小林 實(こばやし みのる)先生(河川・渓流環境アドバイザー)と、野口 和恵(のぐち
かずえ)先生をお招きし、14名の参加者の皆様に野鳥観察の指導を行っていただきました。
まずは、両先生から野鳥について、野鳥の写真やテープで鳥の鳴き声を聴きながら詳しく説明していただきました。その後、参加者の皆さんと一緒に吉野川沿いへ移動し、双眼鏡やフィールドスコープを使って様々な野鳥を観察しました。
観察できた鳥の種類は下記のとおりです。
アオサギ 、ウグイス、シギの仲間、セグロセキレイ、 セッカ 、ダイサギ 、トビ、ハシブトガラス、 ヒバリ、ヒヨドリ、ホオジロ
当日の早朝は雨が降っていましたが、イベントが行われる時間帯には天候にも恵まれました。今後も多くの方々へ自然観察を通じて吉野川に親しみを持っていただきたいと思っています。
◇講座の様子
(左写真)小林
實 先生 (右写真)野口 和恵 先生
◇野鳥観察の様子