2011年06月24日
吉野川の耕作地への肥料の施用に対するパトロールを行いました。
6月24日、吉野川河川敷や善入寺島の耕作地における肥料や堆肥の不適切な使用を防ぐため、徳島県と合同でパトロールを行いました。
このパトロールは平成19年から実施しているもので、徳島市から阿波市の善入寺島まで往復約55kmの間の耕作地に散布されている堆肥等が適切かどうか調査を行い、うち長期間放置されているなど不適切と判断した5件について、適切に耕作するよう指導を行う予定です。
写真は吉野川市鴨島町におけるパトロール状況です。
2011年06月22日
出水に備え、重要水防箇所を合同で巡視しました
梅雨や台風シーズンの出水に備えて、吉野川などの重要水防箇所の巡視を市町などの関係機関と合同で行いました。重要水防箇所とは、洪水時に堤防が崩れたり、洪水が堤防を越えるなどの水害を受ける恐れがあり、重点的な見回りや点検が必要な箇所のことです。
国や市町村や水防団などの関係機関が合同で重要水防箇所などの現地状況を確認することによって、情報を共有し、いざという時の水防体制の強化を図るものです。
日程は下記のとおりでした。
6月13日 徳島市の重要水防箇所の巡視
6月14日 阿波市・吉野川市・石井町の重要水防箇所の巡視
6月16日 上板町・藍住町の重要水防箇所の巡視
6月17日 板野町・鳴門市・北島町・松茂町の重要水防箇所の巡視
6月22日 美馬市・つるぎ町・三好市・東みよし町の重要水防箇所の巡視
合同で巡視を行った関係機関は、下記の機関です。
徳島市、鳴門市、吉野川市、阿波市、石井町、松茂町、北島町、藍住町、板野町、上板町、つるぎ町、東みよし町、三好市、美馬市の6市8町及び地元水防団等、徳島県、独立行政法人水資源機構池田総合管理所、国土交通省徳島河川国道事務所
今後も水防体制の強化の取り組みを行ってまいります。
2011年06月21日
災害疑似体験イベントを開催しました。
国土交通省徳島河川国道事務所では、近年頻発する集中豪雨に備え、防災意識の向上と防災工事の意義を理解頂く取り組みとして、災害疑似体験イベントを開催しました。
イベントには、美波町及び牟岐町内の小・中学生児童を始め、地域の自主防災や消防団の方々等にも参加頂きました。
▼実施日・会場
平成23年6月20日(月) 牟岐中学校
平成23年6月21日(火) 由岐小学校、日和佐小学校
牟岐中学校
由岐小学校
日和佐小学校
一般国道55号美波町内の昨年の災害箇所について防災工事に着手しています。
工事期間中は、通行規制が伴うため、道路使用者の皆様には大変ご迷惑をお掛けしますが、ご理解とご協力の程、よろしくお願いいたします。
2011年06月09日
吉野川流域ホテイアオイ等対策連絡会の開催(吉野川水系 徳島県)
○平成23年6月9日(木)徳島河川国道事務所において、吉野川流域ホテイアオイ等対策連絡会が開催されました。
○会議には国や県、市町村などの担当者が出席し、旧吉野川や今切川など吉野川流域での水草の大量繁殖を防ぐ方策について確認をおこないました。
○旧吉野川、今切川では平成20年に大量の水草が発生し、その対処に大変な労力を費やしましたが、近年はその経験を元に早期発見・早期除去に努めて大量発生を未然に防いでいます。
○会議では昨年度の取り組みの一つとして、四国地方整備局四国技術事務所で検討・作成された「水草対策の手引き(案)」が関係機関に配布され、水草の生態や防除対策について紹介されました。
○会議の後、現場において水草回収船の試運転を行いました。これまでは水草の回収を人力で行っていたため多くの時間と労力を要しましたが、今後水草回収船による効率的な回収が期待できるほか、回収時に水草が裁断されるため処分量の減容化も図られます。
○水草は夏場に大量発生する傾向があり、今年も繁殖シーズンを迎えることとなりますが、早期発見・早期除去に努め水草の大量発生を未然に防いでいきたいと考えています。