2014年07月30日
徳島南環状道路の工事進捗を紹介~ 平成26年度内の開通を目指して ~
一般国道192号徳島南環状道路の上八万ICから徳島市八万町橋北の間(延長約2.2km)については、平成26年度内の開通を予定しており、現在設計協議や工事を推進しているところです。
平成26年度内に開通予定区間の工事進捗状況を紹介します。
徳島市上八万町広田付近
日比宇高架橋の工事状況
(写真撮影:平成26年7月)
徳島市八万町法花谷付近
法花IC付近の工事状況
(写真撮影:平成26年7月)
徳島河川国道事務所では開通に向けて、早期の工事完成を目標に事業を推進しています。
皆さまには引き続き、ご理解とご協力をお願いいたします。
猪ノ鼻道路の工事進捗を紹介~ 込野地区工事・箸蔵第2トンネル工事 ~
一般国道32号猪ノ鼻道路の三好市池田町込野地区から池田町州津地区の間(延長約3.9km)について、現在設計協議や工事を推進しているところです。
込野地区土工部および箸蔵第2トンネルの工事状況を紹介します。
三好市池田町込野付近
込野地区土工部の工事状況
(写真撮影:平成26年7月)
三好市池田町西山箸蔵付近
箸蔵第2トンネルの工事状況
(写真撮影:平成26年7月)
三好市池田町州津付近
箸蔵第2トンネルの工事状況
(写真撮影:平成26年7月)
徳島河川国道事務所では早期の工事完成を目標に事業を推進しています。皆さまには引き続きご理解とご協力をお願いいたします。
2014年07月25日
2014吉野川フェスティバルが開催されました~川と親しみ、川の魅力を語り、川と遊ぶための3日間~
7月25日(金)~7月27日(日)にかけて、吉野川グラウンド(吉野川橋南岸河川敷広場)にて、「川と親しみ、川の魅力を語り、川と遊ぶための3日間」をテーマとした2014吉野川フェスティバルが開催されました。
今年で26回目となる吉野川フェスティバルは、地元NPOや行政機関からなる吉野川フェスティバル実行委員会が中心となり毎年夏に開催しています。開催期間中はライブやダンス、花火、阿波踊り、吉野川の川めぐりなど魅力いっぱいのイベントが繰り広げられ、多くの来場者で賑わいました。
当事務所のブースでは、「建設機械と遊ぼう」と題し、日頃国道の維持管理に使用している建設機械のPRとして、トンネル点検車の搭乗体験をしていただきました。また、吉野川の水について知識を深めていただく目的で、利き水体験を盛り込んだ「吉野川の水クイズ」コーナーも併設しました。
「建設機械と遊ぼう」には約360人、「吉野川の水クイズ」には約100人の方々が訪れ、当事務所の河川・道路事業に関わる体験をしていただきました。
トンネル点検車搭乗体験
(左)吉野川の水クイズ
(右)利き水体験
26日(土)7:00から、「ゴミゼロのエコイベント」を目指して吉野川クリーンアップ大作戦が実施され、フェスティバル会場内はもとより、会場外まで足を伸ばして熱心に清掃活動を行いました。ゴミ収集箇所ではエコイベントの名に恥じぬよう、資源ゴミの分別に取り組みました。清掃の結果、3.23m3のゴミが集まりました。
事務所長挨拶
清掃前の集合状況
(左)清掃状況
(右)資源ゴミ
(左から)ペットボトル・缶・ビン
また同日の夕方に「三大河川のお国自慢対決」が行われました。3大暴れ川である利根川・筑後川・吉野川が2012年9月に兄弟縁組を正式に締結して以来、積極的に相互交流を実施しています。それぞれの川に関するお国自慢話の後は阿波踊りも披露され、会場は大盛り上がりでした。これからもこういった交流の機会を大切にして、お互いの魅力を高め合えればと思います。
開催3日間をとおして、ご来場いただいた方々からたくさんの笑顔を拝見することができました。皆様と一緒に美しい吉野川を大切にして、これからも魅力いっぱいの吉野川フェスティバルを盛り上げていきましょう。
2014年07月17日
水生生物で河川の水質を調べました。
○川の水質の良し悪しは、川底にすんでいる小さな昆虫を調べることによって知ることができます。水生生物調査では、指標生物となる29種類の水生昆虫を調査し、水の汚れの程度を簡易的に判定します。
○講師として河川・渓流環境アドバイザーの徳山豊先生に指導していただき、7月17日(木)に三庄小学校の児童23名(先生2名)と角の浦大橋上流の河原で、7月29日(火)には西麻植小学校の児童8名(先生1名)と学島橋下流の河原で調査を実施し水質の状況を確認しました。
○参加者は、川の中の大小様々な石を持ち上げて、水生生物を採取しました。調査結果はカワゲラ類、ヒラタカゲロウ類、ナガレトビケラ類など「きれいな水」にすむ生きものが多く確認できました。また、あわせてパックテストによる簡易水質調査を行い、pH、COD、DO、NH4-Nの値を調べました。この調査でも、きれいな水であることが確認できました。
【7月17日(木)角の浦大橋上流】
【7月29日(火)学島橋下流】
○今回の水生生物による簡易調査を体験し、「他にもいろいろな生きものを見てみたい」「これからは、魚も捕ってみたい」などの意見がありました。
○今回見つけた生物たちがこれからもすみ続けられるように、みんなで河川を大切にしていきましょう。
2014年07月14日
「道路老朽化対策のパネル展」を開催します
高度経済成長期に集中的に整備された多くの橋梁やトンネルなどの道路インフラの老朽化進行に伴い、これらの補修や更新を行う必要性が高まっています。
このため、道路インフラの補修や更新をいかに適確に対応していくかが重要な課題となっており、平成26年5月29日に、徳島県内の道路管理者で「徳島県道路メンテナンス会議(会長:四国地方整備局徳島河川国道事務所長)」を設置し、道路施設の老朽化対策に取り組んでいます。
今回、その一環として、道路施設の現状や課題等を広く皆様にご理解いただくことを目的に、「道路老朽化対策パネル展」を開催しています。
◆開催場所及び開催時期 :
・道の駅「貞光ゆうゆう館」 H26.7.14(月) ~ H26.7.25(金)
・藍住町役場 1階ロビー H26.7.28(月) ~ H26.8. 8(金)
・徳島市役所 1階ロビー H26.8.11(月) ~ H26.8.15(金)
・阿南市役所 1階ロビー H26.8.18(月) ~ H26.8.29(金)
パネル展開催状況(道の駅:貞光ゆうゆう館)
※パネル展は、今後、県下各市町村庁舎ロビーや道の駅を中心に、順次開催していきます。
※徳島県道路メンテナンス会議では、パネル展をはじめ、現場見学会等を順次計画しており、道路の老朽化対策の必要性について、広く皆様にご理解いただくよう努めて参ります。
2014年07月06日
~美しい吉野川をみんなの手で~ H26年度 吉野川一斉清掃結果
徳島河川国道事務所では河川愛護月間の行事の一環として毎年7月の第1日曜日、今年は7月6日(日)にゴミの不法投棄防止や河川愛護思想の普及を目的として吉野川沿川の方々やボランティア団体等の御協力により吉野川・今切川・旧吉野川の河川一斉清掃を実施しました。
当日の天候は薄曇り空でしたが132団体・約4800人の流域の方々・一般・アドプト団体のみなさんが早いところでは朝6時から清掃に参加していただきました。
その結果、収集されたゴミの量は約92m3(可燃ゴミ・不燃ゴミ・資源ゴミ含む)で4tトラック23台分のゴミが収集されました。
今後も、このような活動を通して、身近な吉野川の自然環境に関心を深めていただき、皆様と協働して美しい吉野川にしてゆきたいと思います。
平成26年度 第1回アドプト・プログラム吉野川
7月6日(日) 平成26年度 第1回アドプト・プログラム吉野川
平成26年度、第1回目の「アドプト・プログラム吉野川」が実施されました。当日はくもりでしたが、作業を始める頃には雨がぱらついてきておりましたので、早めに作業を開始しておいてよかったと思います。
みなさんの頑張りで、燃えるゴミ20袋、燃えないゴミ27袋、資源ゴミ3袋を集めることができました。
次回開催日は11月8日(土)に実施する予定ですが、堤防除草の時期次第で日程を変更する可能性があります。後日、リバーキーパーズイベント通信で次回の開催日などについてご案内させていただきますので、みなさんのご参加をお待ちしております。
2014年07月02日
特定外来植物の抜き取りをしました~平成26年度第3回「吉野川現地(フィールド)講座」~
平成26年7月2日(水)に吉野川河口干潟において、自生する在来の植生を守るために、44名の参加者とともに特定外来種であるナルトサワギクの抜き取りを実施しました。
開催にあたって、河川渓流環境アドバイザーである森本康滋先生(徳島県自然保護協会会長)と木下覚先生(徳島県植物研究会会長)に御指導いただきました。
先生方には作業前に、外来植物であるナルトサワギクの生態や名前の由来、在来種の生育環境を守るために外来植物の駆除作業が必要である事などを説明していただきました。
参加者の皆さんには、根深いナルトサワギクの抜き取りに苦戦しながらも熱心に作業を続けていただき、総重量330キロ、ゴミ袋で135袋のナルトサワギクを取り除くことができました。
また、今回は入田小学校から3~6年生30名の参加があり、児童からは、「ナルトサワギクはきれいなのに環境に悪影響を与えるなんてびっくり」、「徳島市にも外来種がいるんだ」、「へとへとになったけどきれいになってよかった」などの感想をもらいました。
今後もこのような機会を通じて、多くの方々に河川への親しみ・愛着を持っていただけるよう河川環境の愛護を呼びかけていきます。参加者の皆様、ありがとうございました。
森本康滋先生
木下覚先生
第3回吉野川現地(フィールド)講座参加の皆さん