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2013年11月18日
吉野川流域講座にて「ロープワーク講習会」を開催
11月18日(月)藍住町福祉センター(藍住町奥野)にて藍住町食生活改善推進協議会「藍愛グループ」の方々約50名を対象にロープワーク講習会を実施しました。講師には防災エキスパートの山本邦一氏をお迎えし、防災と暮らしに役立つロープワークについてご講義いただきました。
はじめに、藍愛グループ
森智恵子会長より「大事なことなので、しっかり習得して帰るように。」とのお話しがあり、参加者の皆さんは大変熱心に何度も練習されていました。自宅に用意しておく避難ロープの長さは何メートルくらいが適切か?」や「どういった素材のロープが良いのか?」などの質問も寄せられ、“8メートル程度”で“綿素材”のロープが望ましいといった詳しいところまで習得された大変有意義な講習会となりました。
【もやい結び(命綱)の練習風景】 【熱心に質問する参加者】
【土のうの結び方】
【土のうの積み方】
また、今回の講習会では、古新聞の結束方法などの暮らしへのロープワークの活用方法も紹介されました。ロープワークを暮らしにも活用することで、普段からロープワークを身につけていただければと思います。
【講習会の様子】
※写真の掲載は許可を得ています。
吉野川流域講座にて「ロープワーク講習会」を開催
11月18日(月)石井町地域防災交流センター(石井町石井)にて石井町の自主防災会長や自治会長を中心とした町民の方々を対象にロープワーク(紐の結び方)講習会を実施しました。約90名もの方々にご参加いただき、実技の体験をされました。
講師には国土交通省
近江指導員、また防災エキスパートの山本邦一氏、高崎信三氏にも御協力をいただき、防災に役立つ主要なロープワークに特化して講習が行われました。
【講習会の様子】
【もやい結びの練習】
この講座は“第1回石井町防災士会主催研修会”の中で行われ、 ○避難に役立つロープワーク〈連続止め結び〉
○人名救助に役立つロープワーク〈もやい結び〉
○運搬に役立つロープワーク〈土佐結び〉を最終・重点テーマとして、本結び・ふな結び・カミククシ・もやい結び・土佐結びの実技体験をしていただきました。
実技を習得して持ち帰ってください”という石井町防災士会
岩本光雄会長のお言葉にみなさんが真剣に受講をされており、「自分の地域は、自分たちが守る」という思いが伝わってくるようでした。
最初はたどたどしい感じでしたが、講習中盤頃になると、隣同士で教え合ったり確認したりしており、ほとんどの方が一通り習得されていたように思います。また、「できるようになったら楽しくなってきた。」
「自宅でもう一度練習して完璧にしたい」など多くのお声をいただくことができました。防災への意識向上や地域でのコミュニケーション作りとして、こういった機会のお手伝いにこれからも取り組んでいきたいと思います。
※写真の掲載は許可を得ています。
2013年11月15日
四国弁護士会連合会のシンポジウムにあわせて防災パネル展示を行いました。
11月15日(金)にホテルクレメント徳島にて開催された四国弁護士会連合会第59回定期大会記念シンポジウム「震災における弁護士・弁護士会の役割
-連携と継続- 」にあわせて、防災パネル展示を行いました。
なお、このパネル展示は、東日本大震災の記憶と教訓を県民の方々と共有することで、地域の防災力を高め、四国において、近い将来に発生するとされている南海トラフ巨大地震へ備えるために昨年12月から県内各地で順次行われているもので、今回で20会場目となりました。
これまで、来場者からは、「損傷した標識等を(実際に)見てテレビでは分からなかった津波の破壊力を実感した。」、「防災について色々考えていかなければという思いです。」などの感想を頂いています。
引き続き、県内各地においてパネル及び津波被災物の展示を開催していく予定です。
展示風景
展示風景
2013年11月11日
吉野川の耕作地への肥料パトロールを行いました。
11月11日、吉野川河川敷や善入寺島の耕作地における肥料や堆肥の不適切な施用を防ぐため、徳島県と合同でパトロールを行いました。
このパトロールは平成19年から実施しており、今年で7回目となります。
徳島市から善入寺島までの約30Kmの両岸において施用されている堆肥等が適切かどうかパトロールし、今回、堆肥の野積みや鋤込み不十分など不適切と判断した6件については、適切に施用するよう指導を行う予定です。
*写真は徳島市国府町(上)、石井町藍畑(中)、善入寺島(下)におけるパトロール状況です。
2013年11月10日
三庄東部自主防災会防災訓練にてロープワーク講習会を実施
11月10日(日)に山口生活改善センター(三好郡東みよし町)にて、三庄東部自主防災会の方々を対象に、ロープワーク(ひもの結び方)講習会を実施しました。強風で小雨もぱらつく中でしたが70名もの方々にご参加いただき、熱心に実技体験されました。
講師には防災エキスパートの山本邦一氏、武市寛氏をお迎えし、災害時に役立つロープワークや土のうの作り方などについてご講演いただきました。
*講義内容
・ロープワークの基本的な7種類と応用編2種類など。
(本結び、ふな結び、のの字結び、いぼ結び、かみくくし、もやい結び、いわし結び、連続止め結び、土佐結び)
・土のうの作り方、積み方など。
・竹の笹払いの仕方や木と竹の割り方など。
【避難ロープ(連続止め結び)の結び方】
・あっという間に複数の結び目ができる結び方。
・高所から降りるときや川底や谷から這い上がるとき、列をなして避難誘導するときなどに使用できる。
【熱心に受講する参加者】
・写真はかみくくしの練習をしている様子
【土のう作りを体験する参加者】
・スコップの持ち方、土砂の入れ方、土のうの縛り方などを体験している様子。
【段ボールを利用した簡易水防工法】
・土のうがないときに段ボールに新聞紙や水のう等の重しをいれて、ブルーシート等でくるむ方法。
・家庭にある物で、女性や子どもでも水害を防ぐことができる。
参加者の方々には大変熱心に受講頂き、「ロープワークについて習うのは貴重な機会で大変勉強になりました。」といった声や、「自宅でも是非練習し、習得したい。」などの多くの声をいただくことができました。
当日は、東みよし町社会福祉協議会によるビニール袋を利用したお米の炊き出し訓練や「支え愛マップ」も作成され、充実した防災訓練が行われました。防災への意識向上や地域でのコミュニケーション作りとして、こういった機会のお手伝いにこれからも取り組んでいきたいと思います。
※写真の掲載について許可を得ています。
2013年11月06日
建設業の魅力を高校生に!
地域の将来を担う技術系の高校生に、実際の建設工事現場において「見る」「触れる」事により、「貴重な経験」「新しい発見」をしていただき、徳島の発展に貢献できる技術者に育つことを目的に、高校生の建設工事現場見学会を開催しました。
この日は、徳島科学技術高等学校2年生が、四国横断自動車道(阿南~小松島)のトンネル工事現場を見学しました。
四国横断自動車道の事業及び田野トンネル工事の概要を説明。
熱心に聞き入り、メモを取るなどしていました。
トンネル掘削に使用される建設機械や仮設備について説明をし、実際に掘削中のトンネル坑内を見学。
建設機械の説明
仮設備(防音扉等)の説明
掘削中のトンネル坑内を見学
2013年11月03日
吉野川流域講座「体験学習・みんなの水」開催
平成25年11月3日(日)に吉野川右岸河川敷(六条大橋下流)にて、石井町藍畑地区の住民を対象に、吉野川流域講座において「体験学習・みんなの水」を開催しました。これは、石井町藍畑地区コミュニティ推進協議会の依頼により、毎年行っている「親子ふれあい大会」の行事の中で行ったものです。
当日は、曇り空の中約350人が参加し最初に河川清掃を行い、河川環境課長の挨拶のあと、藍畑小学校
井上綾乃さん(10)、小川宗真さん(10)にお手伝いをいただき体験学習を行いました。
【集まったゴミ】
【河川環境課長挨拶】
体験学習では、水槽を湖に例え、動物に扮した井上さん小川さんに水を利用していただきます。動物の使用する水はわずかであり、自然の循環によりほぼ還元されます。しかし人間が無駄遣いをすると、還元されるのに大きな時間がかかり動物達の飲み水は確保されません。この体験学習より、水資源の大切さを学んでいただきました。
次に、水を利用するごとに汚れを追加して湖に戻していきます(緑色の食紅を混ぜた水を汚れと仮定)。すると湖の色はだんだん濃くなっていき汚れはどんどんひどくなっていきます。動物たちはよごれのひどい水を飲むことができません。この様子から、水質汚染について学んでいただきました。
参加者には熱心にきいていただき、水環境の大切さについて関心をもっていただけたと思います。この体験を通じて、これからも身近な川である吉野川を大切にしていただきたいと思います。
※写真の掲載、お名前の公表は許可を得ています。
2013年11月02日
平成25年度 第2回アドプト・プログラム吉野川
平成25年度、第2回目の「アドプト・プログラム吉野川」が実施されました。当日はやや曇りで、国土交通省のメンバーも含め、20名の方に集まって頂き、アドプト登録区間を清掃することができました。
みなさんの頑張りで、燃えるゴミ5袋、燃えないゴミ7袋を集めることができました。本当にお疲れさまでした。
その後も別の箇所を清掃される方々が抜けられたため、懇親会に参加された方はいつもより少なかったですが、予定通り開催し、ご意見を頂きました。
次回開催日は2014年3月15日(土)に実施する予定ですが、後日、リバーキーパーズイベント通信で次回の開催日などについてご案内させていただきますので、みなさんのご参加お待ちしております!
一般国道55号 阿南道路が部分開通(津乃峰町西分~橘町大浦 L=1.7km)
徳島河川国道事務所が整備を進めてきた「一般国道55号
阿南道路」のうち、阿南市津乃峰町西分~阿南市橘町大浦間の延長1.7kmが暫定2車線で完成し、平成25年11月2日(土)の午後3時に開通しました。
当日は、午前9時30分より橘小学校において、徳島県、阿南市、徳島河川国道事務所の主催で開通式典を執り行いました。式典には、国会議員、徳島県知事、阿南市長及び関係者など約160名の方々にご出席いただきました。
三浦局長による事業者挨拶
開通式典がつつがなく閉式した後に、開通区間の起点側に移動して行われたセレモニーは、地元ゆるキャラのすだちくん(徳島県)とあななん(阿南市)も参加し、阿南第二中学校ジャズブラスバンド部による演奏が流れる中、津乃峰小学校と橘小学校の生徒さん及び津乃峰保育所・橘こどもセンターの園児さんに参加いただき「テープカット・くす玉開披・風船とばし・開通式記念パレード」、地域の皆様方の「通り初め」、また阿南市による「餅投げ」も行われました。
子供達に大人気の「すだちくん&あななん」
阿南第二中学校ジャズブラスバンド部による演奏
テープカット・くす玉開披
阿南市による餅投げ
白バイ&パトカーの先導によるパレード
地域の皆様 笑顔での通り初め