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2016年11月27日

ロープワーク体験の流域講座を開催しました。

  平成28年11月27日(日)に箸蔵小学校で、西州津自治会(上ノ段・下ノ段・中津)と池田博愛会が主催となり、箸蔵西州津地区の方々を対象に総合防災訓練が開催されました。様々な防災体験コーナーがある中、徳島河川国道事務所は訓練項目の一つである防災時に必要なロープワーク体験の講師として参加しました。

  参加いただいた約60名の方を対象に、「ほん結び」「ふな結び」「かみくくし」「もやい結び」の4種類の結び方について、体験する方々の間近で実演しながら、それぞれの結び方について指導しました。

  参加者から「この結び方はどんな時に役にたつの?」といった質問や「今は覚えたけれど家に帰ってからもしないと、すぐに忘れてしまいそう」など様々なご意見をいただくなど、非常に熱心に受講していただきました。

 この取り組みを機に、住民の方々の防災への関心が高まり、万一の事態に訓練の経験が活かされれば良いと思っています。

■ロープワーク体験の様子
    

   

Posted by at 1:26 午後
記事の分類: 吉野川流域講座, H28年度

2016年11月26日

平成28年度 第3回 吉野川現地(フィールド)講座 「吉野川歴史探訪~自転車~」~訪ねてみよう洪水遺跡~を開催しました。

  平成28年11月26日(土)に吉野川の洪水との闘いの歴史を知っていただくことを目的に、各地に残る洪水遺跡を自転車で巡る吉野川歴史探訪を実施しました。

 始めに、石井河川防災ステーションで吉野川の概要やこれから巡る洪水遺跡についての説明をさせていただきました。

  座学のあとは、実際に自転車で6箇所の洪水遺跡などを巡りました。それぞれの箇所に人々と洪水の歴史があり、川とともに生きようとした思いがあることを感じていただけたと思います。

 参加された方の中から、「おもしろかった、吉野川って奥が深いなぁ。知らなかった事をたくさん教え てもらいました。」と、非常にありがたい感想をいただきました。

 今後もこのような機会を通じて、多くの方々に吉野川への親しみ・愛着を持っていただけるよう活動を続けていきたいと思います。

 なお、詳細については、Ourよしのがわ2017.1 Vol.8でご紹介します。

 
左:座学の様子  右:自転車での洪水遺跡巡りの様子

 
左:愛宕地蔵  右:新宮堤(旧堤防)

 
左:印石  右:田中家

 
左:龍蔵堤  右:第十堰

Posted by at 1:12 午後
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記事の分類: リバーキーパーズイベント, 吉野川現地(フィールド)講座, H28年度

2016年11月19日

平成28年度 第2回 吉野川現地(フィールド)講座 「ナルトサワギク抜き取り」を開催しました。

 平成28年11月19日(土)に吉野川河口干潟において、自生する在来の植生を守るために、講師の木下先生(徳島県植物研究会 会長)、参加者13名、スタッフ8名の総数22名で特定外来種であるナルトサワギクの抜き取りを実施しました。

  この取組みは平成21年から場所を変えたりしながら、継続的におこなっているものです。まず現地に着いてビックリしたのが、前回(平成28年3月)抜き取りした箇所は、ほとんど再度生える事なく、他の箇所と見比べると目に見えて抜き取り効果を確認することが出来ました。

  作業前に、木下先生から外来植物であるナルトサワギクの生態や名前の由来、在来種の生育環境を守るために外来植物の駆除作業が必要である事などを説明していただきました。

 その後、全員で抜き取りを行い、ゴミ袋111袋、重量290kgのナルトサワギクを駆除する事が出来ました。

  参加された方からは、「こういうことは継続していかないと駄目ですね。また機会があれば参加しようと思います」「思っていたより多く抜けました。なんか気持ちいいですね」などの感想をいただきました。

  今後もこのような機会を通じて、多くの方々に河川への親しみ・愛着を持っていただけるよう河川環境の愛護を呼びかけていきます。参加者の皆様、ありがとうございました。

   
左:木下先生による座学の様子  右:ナルトサワギク抜き取りの様子

   
左:ナルトサワギク抜き取りの様子  右:ナルトサワギク抜き取り結果

Posted by at 11:02 午前
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記事の分類: リバーキーパーズイベント, 吉野川現地(フィールド)講座, H28年度