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2006年02月26日
平成17年度 吉野川現地(フィールド)講座 第9回「内水対策」
平成18年2月26日(日)に19名の参加者で開催された第9回吉野川現地(フィールド)講座は、神宮入江川排水機場において内水被害発生のメカニズム及びポンプによる内水排水、排水機場の概要、排水機場の点検整備について、近隣住民の方にご理解を深めて頂くことを目的として排水機場の定期整備に合わせて実施しました。 操作室で説明を行った後、排水ポンプ運転の際に使用する操作設備、除塵設備、ポンプ設備を見て頂きました。ポンプ設備については定期整備だからこそ見ることの出来るポンプ本体・駆動用ディーゼルエンジン本体の内部やポンプ羽根車・ピストン等の部品を見て頂きました。
その後、自家発電設備を立ち上げそこから供給される電力により除塵設備を運転させました。
参加者からは「近所に住んでいるがこのような設備があることさえ知らなかった。参加して良かった。」「子供を連れて来れば良かった」等の声が聞かれました。
2006年02月25日
平成17年度 吉野川現地(フィールド)講座 第8回「平成16年土砂災害の実態と復旧状況」
平成18年2月25日に第8回吉野川現地(フィールド)講座が行われました。
今回のテーマは「平成16年土砂災害の実態と復旧状況」ということで、平成16年に四国を襲った台風による土砂災害の復旧工事現場を見学し、災害の恐ろしさ、砂防事業の役割を学んでいただく目的で開催されました。 当日は37名の方が参加され、三好郡井川町(現三好市井川町)にある四国山地砂防事務所で事業紹介、高知県土佐郡大川村で災害復旧工事現場の見学を行いました。
午後からの災害復旧工事現場見学では、工事を施工している現場責任者より工事前の状況とか工事工法について説明を受けました。
「工事を行う目的は?」「工事費はいくらか?」など参加者から質問が出され、説明者が分かりやすく説明していました。参加された皆さんは説明者の話に熱心に耳を傾けていました。