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2004年09月26日

平成16年度 吉野川現地(フィールド)講座 第5回「内水対策」

  平成16年9月26日(日)に21名の参加者で開催された第5回吉野川現地(フィールド)講座は、排水機場の機能説明と実際にポンプが稼動する状況を見学しながら吉野川の内水対策について考えることを目的として、実施したものです。

  講座は2部構成で、初めに石井河川防災ステーションで内水被害の仕組みと吉野川の過去の内水被害、そして現在までに実施してきた内水対策について説明しました。

 次に、場所を市場町にある指谷川排水機場に移動し、排水機場の機能やポンプ構造などについて一通りの説明をした後、いよいよポンプを実際に運転しました。

支川である指谷川の流量が少ないため本番の排水運転のように吉野川へ放流することができないので、角落としゲートで仕切って溜めた水を循環させてポンプの働きを見ていただきました。

  参加者からは、排水機場内の大きな音にもかかわらず興味津々且つ熱心に見学していただきました。また、技術的に高度で専門的な質問も出るなど、参加者の知識の豊富さに我々スタッフも驚かされました。

 

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記事の分類: リバーキーパーズイベント, 吉野川現地(フィールド)講座, H16年度

2004年09月12日

平成16年度 吉野川現地(フィールド)講座 第4回「水質保全と利水」

  平成16年9月12日(日)に阿北環境整備組合し尿処理施設及び徳島市水道局第十浄水場において、吉野川現地(フィールド)講座「水質保全と利水」を開催しました。

  今回の講座は、吉野川の水質がどのように保全され、暮らしに必要な水がどのように供給されているかを知ってもらい、水を汚さない大切さを考えて頂くことを目的として行ったもので、20名の参加がありました。

 はじめに、事務所職員から下水道・上水道・水質の話があり、吉野川の水質については、クイズ形式で説明したため、おおいに盛り上がりました。

  最初の見学施設の阿北環境整備組合し尿処理施設では、し尿が生物処理によってきれいになるのを現地で採取して体験し、汚泥脱水ケーキが肥料に使われていることも知ってもらいました。

 次の徳島市水道局第十浄水場では、表流水・伏流水・地下水の水源のちがい、飲

料水としての水の検査態勢、供給施設の概要の説明を受け、どのように採取した水を飲料

に適した水にするかの施設を見学しました。

  参加者からは、「生活排水を考えないといけない」「水がきれいになるシステムがよくわかった」「命の源である水道水が届く過程を知らなかった」「全くちがった分野での見学で川について再認識しました」等の感想が聞かれました。 

 

Posted by at 11:20 午前
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記事の分類: リバーキーパーズイベント, 吉野川現地(フィールド)講座, H16年度