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2004年10月31日

平成16年度 吉野川流域講座(川の自然)開催

  平成16年10月31日(日)に、「川の自然」をテーマに吉野川流域講座を開催しました。依頼は、石井町の藍畑地区コミュニティ推進協議会からあり、毎年実施されている「ふれあい大会」の中で、吉野川の自然環境についてお話をさせていただきました。

 参加されたみなさんは、藍畑公民館から六条大橋下の河川敷へ歩いてこられ、河川敷の清掃活動を実施されました。

 その後、「吉野川のしぜん」というパンフレットと、水生生物調査の下敷を見ていただきながら、吉野川の概要や環境について説明しました。

  小さなお子様から年配の方までたくさん参加していただきましたが、みなさん吉野川が生活に密着されているため、よく理解されている方ばかりでした。今後も世代をこえて川に親しんでいただきたいと思います。

 

Posted by at 6:01 午後
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記事の分類: 吉野川流域講座, H16年度

2004年10月28日

平成16年度 吉野川流域講座(吉野川の概要)開催

  平成16年10月28日、徳島大学総合科学部において「吉野川の概要」のテーマで流域講座を開催しました。依頼は留学生センターで、徳島大学の留学生が対象の日本の様々な事情を学ぶ「吉野川プロジェクト」の1コマです。学生の国籍も中国、韓国、マレーシア及び日本と多岐にわたっています。

徳島大学での説明

  江口専門職が、四国の地形、降雨特性など自然条件と吉野川について、過去の洪水と先人の対策、洪水遺跡、そして今年日本に上陸した台風の状況について説明を行い。その後質疑に答えました。

吉野川の概要

  質疑は、吉野川の名前の由来、源流に行く方法、国土交通省の仕事、吉野川の変遷についてなど多岐にわたりました。また逆に、留学生の方にこちらからそれぞれの母国の川について尋ね、印象を話していただきました。今後の授業で新町川の遊覧船に乗ろうという提案が出て、歓声があがりました。

Posted by at 5:59 午後
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記事の分類: 吉野川流域講座, H16年度

2004年10月23日

平成16年度 吉野川現地(フィールド)講座 第7回「吉野川の洪水とダムのはたらき」

10月23日に第7回吉野川現地(フィールド)講座を開催しました。テーマは「吉野川の洪水とダムのはたらき」です。

直前に襲来した台風23号の影響により講座の開催が心配されましたが、吉野川の水位も下がったため無事開催できました。

  池田町にある国土交通省吉野川ダム統合管理事務所において、森長管理課長による一般的なダムの話、台風による降雨と水位の変化、ダムの機能・効果の話がありました。

吉野川流域で洪水調節を行っているダムは、早明浦ダム、富郷ダム、柳瀬ダム、新宮ダム、池田ダムの5つで、吉野川ダム統合管理事務所で統合管理しています。

 

説明の後、ゲート放流している池田ダムを見学し早明浦ダムに移動しました。

到着後、水資源機構早明浦ダム管理所の職員の方による早明浦ダムの説明を受けました。ダムの建設目的、ダムのはたらき、設備などについて詳しい説明がありました。今回、台風23号の降雨のため6門のクレストゲートを開けて放流していました。 

アンケートによると、グラフによる雨量と水位調節はダムのはたらきが分かりやすかった。ダムの放流する光景が印象的だったとの意見がありました。

 

Posted by at 11:24 午前
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記事の分類: リバーキーパーズイベント, 吉野川現地(フィールド)講座, H16年度

2004年10月16日

平成16年度 リバーキーパーズ関連イベント「アドプト・プログラム吉野川」

  10月の第3土曜、秋晴れの気持ちのいいお天気の中、アドプト・プログラム吉野川が開催されました。今回は約20名の方にご参加いただきました。ゴミは、相変わらずペットボトルや空き缶、煙草の吸い殻などが多く見られ、大きなものになると、タイヤなども捨てられていました。

 

  清掃終了後、石井河川防災ステーションの会議室で懇親会を開催しました。今回は「うどん」を食べながら、今回の清掃で気付いた点、今後のアドプト活動についてのご意見をいただきました。前回同様、司会は事務局以外の方にお願いしました。次回は2月の日曜日に実施することが決定しました。寒い時期ですが、みなさんぜひご参加下さいね。

 

Posted by at 11:23 午前
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記事の分類: アドプト・プログラム, リバーキーパーズイベント, H16年度

平成16年度 吉野川現地(フィールド)講座 第6回「砂防事業と土砂災害の実態」

平成16年10月16日(土)に開催された「砂防事業と土砂災害の実態」には、多数の応募をいただきました。抽選で当選された方27名の方が参加されました。

まず、井川町にあります四国山地砂防事務所に到着後、降雨体験機と土石流3D体験機で、降雨及び土石流について体験していただきました。時間150mmの降雨は、長靴・カッパ・傘とフル装備でも飛沫がかかるほどの強い雨でした。 

昼食後、現場までの移動途中には、四国山地砂防事務所の方から、よく耳にする「地滑り」、「崖崩れ」、「土石流」の違いや、土石流の危険性が高い「谷」地形など、分かりやすい説明を受け、理解されたようでした。

 土石流の現場である高知県大川村の鈴ヶ谷地区、大川橋下流地区では、間近に見る災害現場に足をすくめ、災害についての説明を真剣に聞かれていました。 

鈴ヶ谷の現場では、80歳を超える高齢者夫婦の家屋が跡形もない状況、鬼気迫る避難状況を見聞きし、参加者のみなさんから自然災害の怖さを改めて認識されたようでした。また、「午前中に体験した3Dと同じ状況だ!」との感想もきかれました。

 

Posted by at 11:22 午前
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2004年10月10日

平成16年度 リバーキーパーズ関連イベント「第22回ファミリーハゼ釣り大会」

吉野川河口~名田橋において、第22回ファミリーハゼ釣り大会が開催されました。この大会は、川の環境や治水,利水に関心をもってもらおうと、昭和58年から毎年この時期に実施しており、今回で22回目を迎えました。当日は、464名もの方にご参加いただき、みなさん思い思いの場所に陣取って、大物を狙って釣りを楽しんでいました。 

  釣りが終わった後、自分の釣場周辺からゴミ等を持ち帰っていただき、河川美化に協力していただきました。このゴミ掃除を「クリーン賞」として、リバーキーパーズ関連イベントとしました。みなさん、ご協力ありがとうございました。

 

Posted by at 11:21 午前
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記事の分類: リバーキーパーズイベント, H16年度

2004年10月06日

平成16年度 吉野川流域講座(川の自然)開催

 10月6日(水)板野町の技の館

泉水庵で「川の自然」をテーマに吉野川流域講座を開催しました。申込者は、上板町松島小学校の4年生26名で、総合学習の一環として、「水を守る」をテーマに様々な勉強をしています。

 生徒達は、小学校よりバスで泉水庵に到着するとまず水質検査(パックテスト)に使用する為に近くを流れている泉谷川で水を採取しました。

技の館 泉水庵  

泉谷川で水を採取  

  次に泉水庵にて、河川環境課長よりパワーポイントを使っての吉野川の水質の現状や、水質の調査方法、水質を守るためにできること等を説明しました。生徒達からの質問も大変多く、「吉野川にはどんな生き物がいるの?」「吉野川の水はどのくらい使われているの?」「ゴミはどのくらいあるの?」「国土交通省はどんな仕事をしているの?」等の様々な質問がありました。

パワーポイントを使っての説明  

  説明後は外へ出て、泉谷川の水を使っての水質検査を実施しました。検査方法は、泉谷川の水とそれに醤油を少しだけ垂らした水をパックテスト(COD)を用いて比較しました。残念ながら期待どおりの良い結果は得られませんでしたが、生徒達は興味深そうに水質検査をしていました。

  生徒達の感想は、説明内容については「絵や写真が多くよくわかった」という意見が多かった反面、「説明時間が長かった」という意見もありました。一番心に残ったことはパックテストによる水質検査の体験で、小学校の近くの川でもやりたいということでした。これからはふるさとの吉野川を大切にしたいという感想が数多くありました。

水質検査  

水質検査  

Posted by at 10:10 午前
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記事の分類: 吉野川流域講座, H16年度