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2013年10月24日
フィリピンからの研修生が講義受講
平成25年10月24日(木)JICA主催で実施している「地域における中小企業振興コース」に関する研修の一環として、フィリピンからのJICA主催研修員17名を受け入れ、道路舗装修繕工事に関する講義を実施しました。
残念ながら、降雨のため舗装作業の現場見学は出来ませんでしたが、皆さん熱心に講義を聞かれ、予定時間を過ぎてもたくさんの質問がありました。
徳島河川国道事務所の道路舗装修繕に関する説明
講義に対する質疑応答
講義後の記念撮影
2013年10月13日
第31回 ファミリーハゼ釣り大会開催
10月13日(日)に徳島県釣連盟、徳島市水と緑の推進協議会、四国の水を考える会の共催により、「第31回水と緑のフェスティバル
ファミリーハゼ釣り大会」が開催されました。
本大会は、吉野川河口から名田橋までの約11kmの区間で釣り上げた、ハゼ10匹の総重量を競うもので、徳島河川国道事務所では毎年後援として協力を行っています。
この大会では、一般の部(高校生以上)、女性・少年の部(女性及び中学生以下の男子)、ファミリーの部(ファミリー2名以上のハゼ10匹の重量)の3部門に分かれ開催されました。
連休の中日で他の行事と重なったにも関わらず、総勢340名の参加がありました。当日は晴天に恵まれ、参加者の皆様は、思い思いの場所で大物を狙ってハゼ釣りを楽しまれていました。
【釣り風景】
【表彰式の様子】
なお表彰式では、今回で第31回目の大会であること、また吉野川の治水128年目ということで、31位と128位の特別賞も設けられ、参加者からは思いがけない受賞に驚きと喜びの声が上がっていました。
また、本大会では河川の清掃活動もあわせて行われ、軽トラック1台分のゴミを拾っていただきました。
川と触れ合うことができ、有意義な1日を過ごせたのではないかと思います。
2013年10月12日
~昆虫の世界をのぞいてみたよ!~
平成25年10月12日(土)に第4回「吉野川現地(フィールド)講座」を開催しました。
フィールド講座としては初めての「吉野川の昆虫」について学びました。
講師に徳島県立博物館 学芸員の山田 量崇(やまだ
かずたか)先生を迎えて、21名(大人10名・子供11名)の参加者に吉野川の昆虫についてご指導をしていただきました。
山田 量崇(やまだ かずたか)先生
まずは、山田先生から虫取り網は長いネットの方が昆虫を逃がさず捕まえやすいことを教えていただきました。
次に、虫取り網を使って昆虫を採取する方法についてご指導していただきました。
虫取り網を横に振って昆虫を捕まえるスウィーピング法(写真1)や、網を握って採取した昆虫を先端に追い込み上手に捕まえる方法(写真2)などについて学びました。
写真-1 スウィーピング法について 写真-2 採取した昆虫の捕まえ方について
ついに昆虫採集の時間がやってきました!
草を掻き分けたり地面をのぞいて見ると、たくさんの昆虫が飛び交います。
参加した子供達は、元気良く虫取り網を振って捕まえた昆虫を虫かごに入れました。
採取した昆虫の名前や特徴についてなど、疑問に思ったことは山田先生に積極的に質問しました。
草にとまっている昆虫探しの様子 地面にいる昆虫を探している様子
今回のイベントに先立って、スタッフがベイトトラップを仕掛けました。
これは、地面と同じ高さに口がくるようにプラスチックコップ等を埋めて、昆虫のえさを入れて放置する方法です。
結果は下記の写真-3・4のとおり、ゴミムシの仲間がたくさん採取できました。
写真-3 設置直後 写真-4 設置2日後
現地での昆虫観察会を終えて、今度は捕まえた昆虫について学ぶために石井河川防災ステーションに移動しました。
今回捕まえることができたのは、下記の一覧表に示す14種類でした。
吉野川で見られる虫についての座学
バッタの羽の特徴で種の見分け方を説明
吉野川で確認された昆虫の標本
座学の終わりに山田先生から、「11月の終わりくらいまでは吉野川の上流・下流でも多くの昆虫が採れます。また、興味のある人は家に帰って昆虫の音や鳴き声を聞いてください。今日はたくさん昆虫が確認でき、知っていただけて良かったです。」との講評をしていただきました。
また、参加者の皆さんからは、「来年もこのイベントしてくれるの?」「吉野川の他の場所の昆虫も知りたいです。」など貴重なご要望をいただきました。
最後に参加者の皆さんと一緒に記念撮影を行い、イベントを終了しました。
H25.10.12(土) 「吉野川の昆虫を観察しよう
吉野川現地(フィールド)講座として初の試みとなる「昆虫」に着目したイベントでしたが、吉野川の河川敷に出かけ、実際に昆虫を見て、手に触れることで吉野川の自然環境を十分に感じていただけたのではないでしょうか。これからも自然豊かな吉野川を皆さんと共に大切にしていきましょう。