2014年06月29日
ロープワーク体験の流域講座を開催しました
6月29日(日)、阿波市立林小学校区自主防災組織連合会が主催する、南海地震及び台風等による水害を想定した総合防災訓練があり、訓練項目の一つである防災時に必要なロープワーク体験の講師として参加しました。
実技指導には防災に関する専門知識を有する四国地方防災エキスパートも参加し、本結び・ふな結び・髪くくし・もやい結びの4種類の結び方について、体験する方々の間近で実演しながら、それぞれの結び方について指導しました。
今回の訓練に参加した地元住民の方々約1,000人のうち、ロープワークコーナーには約240人の参加がありました。この取り組みを機に、住民の方々の防災への関心が高まり、万一の事態に訓練の経験が活かされれば良いと思っています。
2014年06月27日
吉野川流域講座「熊谷川排水機場の見学」について現地で見学会を実施しました
○6月27日(金)に、阿波市吉野町の柿原小学校4年生(生徒22名、先生2名)の総合的な学習の一環として吉野川流域講座「熊谷川排水機場の見学」について、現地で見学会を実施しました。
○排水機場の役割や排水機場のしくみを説明した後、実際にポンプ設備、操作設備、除塵設備、ゲート設備を見て回りました。
ポンプ設備の説明
CCTVカメラ操作体験
○ 操作設備の説明の中では、子供達に実際にCCTVカメラの操作体験をしてもらい興味を持ってもらいました。
○
今回、排水機場の見学に合わせて災害対策機械についても勉強してもらうため、照明車を持ち込みデモ操作の見学や体験操作をしてもらい興味を持ってもらいました。
ゲート設備の説明
照明車の説明
○非常に活発な子供達で質問の時間を設けると「ゴミが入ってポンプは壊れないのですか?」や「照明車の後ろのタイヤはどうして2つずつあるのですか?」など素直な質問が多く飛び出し時間が足りないぐらいでした。
2014年06月15日
水防工法技術講習会を開催しました
当事務所では、豪雨災害に備えるため、水防技術の向上及び伝承を図るとともに、水防の技術的なリーダー育成を目的として、毎年の出水期当初に水防工法技術講習会を行っています。
今回は、吉野川市からの要望によって6月15日(日)に吉野川市鴨島町で開催しました、吉野川市消防団員約100名を対象とした講習会の様子をお伝えします。
今回も前回と同様、実技指導には当事務所の水防指導職員のほか、水防に関する専門知識を有する四国地方防災エキスパートも参加し、土のう作り、ロープワーク、改良積み土のう工、月ノ輪工について実演を交えて指導をいただきました。
これより下は前回(6月8日(日))の写真です。
四国地方は梅雨に入り、本格的な出水シーズンを迎えています。いざという時、今回の講習で得られた技術が活かされ、洪水被害の軽減につながれば良いと考えています。
2014年06月11日
阿南道路の工事進捗を紹介~那賀川大橋付近の4車線化工事~
一般国道55号阿南道路の阿南市那賀川町中島地区から阿南市西路見町江川間(延長約2.1km)の4車線化工事に平成25年10月より着手しました。平成31年度完成を目標に現在、設計協議や工事を推進しているところです。
現在施工中の中島地区高架橋部、土工部の工事状況を紹介します。
阿南市那賀川町中島付近
中島高架橋の工事状況
(写真撮影:平成26年3月)
阿南市那賀川町中島付近
土工部改良工事状況
(写真撮影:平成26年3月)
徳島河川国道事務所では早期の工事完成を目標に事業を推進しています。
皆さまには引き続きご理解とご協力をお願いいたします。
四国横断自動車道の工事進捗を紹介~ 阿南~小松島間工事 ~
四国横断自動車道(新直轄区間)の阿南市下大野地区から小松島市前原地区の間(延長約10.0km)について、現在設計協議や工事を推進しているところです。
現在施工中の田野トンネル及び田浦、前原地区の改良工事状況を紹介します。
小松島市田野町付近
田野トンネルの工事状況
(写真撮影:平成26年5月)
トンネル作業口
トンネル掘削作業
小松島市田浦町、前原町付近
改良工事状況
(写真撮影:平成26年5月)
田浦町付近
前原町から田浦町を望む
徳島河川国道事務所では早期の工事完成を目標に事業を推進しています。皆さまには引き続きご理解とご協力をお願いいたします。
2014年06月08日
小鳥の巣箱の利用状況調査と野鳥観察を実施しました~平成26年度第2回「吉野川現地(フィールド)講座」
平成26年6月8日(日)に日本野鳥の会徳島県支部
笠井先生のご指導のもと、山川バンブーパーク(吉野川市山川町)で21名の参加者が野鳥観察会等を行いました。
4月27日(日)の第1回「吉野川現地(フィールド)講座」開催時に製作・設置した鳥の巣箱を、参加者と一緒に見て回りましたが、残念ながら営巣状況は確認出来ませんでした。しかし、当日はヒヨドリやハシボソガラス等、多くの野鳥を観察することができました。
観察会の後には、野鳥についてのクイズを行ったり、ペーパークラフトを作成するなどして野鳥について楽しく学びました。
これからも吉野川現地(フィールド)講座を通じて、より多くの方に吉野川周辺の豊かな自然を感じてもらい、吉野川を深く知っていただきたいと思います。
笠井先生
野鳥観察
鳥の巣箱の利用状況確認
ペーパークラフト作成
第2回吉野川現地(フィールド)講座参加の皆さん
水防工法技術講習会を開催しました
当事務所では、豪雨災害に備えるため、水防技術の向上及び伝承を図るとともに、水防の技術的なリーダー育成を目的として、毎年の出水期当初に水防工法技術講習会を行っています。
今回は、6月8日(日)に吉野川市鴨島町で吉野川市消防団員約100名を対象に開催した講習会の様子をお伝えします。
実技指導には当事務所の水防指導職員のほか、水防に関する専門知識を有する四国地方防災エキスパートも参加し、土のう作り、ロープワーク、改良積み土のう工、月ノ輪工について実演を交えて指導をいただきました。
四国地方は梅雨に入り、本格的な出水シーズンを迎えています。いざという時、今回の講習で得られた技術が活かされ、洪水被害の軽減につながれば良いと考えています。
2014年06月03日
平成26年度 河川功労者表彰 表彰状伝達式を行いました
河川功労者表彰は、河川に関わる様々な分野で功績があった個人や団体について、都道府県や国土交通省からの推薦に基づき、公益社団法人
日本河川協会が毎年実施しているものです。
このたび、当事務所から推薦した三井宏先生が表彰されましたので、平成26年6月3日(火)、竹島事務所長より表彰状の伝達を行いました。
三井先生は水工学を専門とし、吉野川水系を調査・研究の対象として活動する研究者が設立した「吉野川学会」の会長として、吉野川に関わる利水・治水・歴史などの論文・研究成果をとりまとめるなど、河川の整備・管理などに多大な貢献をされた事が功績として認められ、今回の表彰となりました。
先生からは、「40年近く徳島の川やダムに関わってきた。これまでの活動が評価されてうれしい。」とのお言葉をいただきました。今後も引き続きご指導いただきたいと思います。