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2008年04月13日

平成19年度 吉野川現地(フィールド)講座 第7回吉野川現地(フィールド)講座
第1部コアジサシデコイ作り
第2部コアジサシデコイ設置及び野鳥観察

<第1部コアジサシデコイ作り>

 平成20年3月30日、第7回「吉野川現地(フィールド)講座」(コアジサシデコイ作り)を実施しました。  開催にあたっては、河川・渓流環境アドバイザーの小林先生に指導員として御協力頂きました。

  当日は、徳島河川国道事務所で、吉野川の自然環境の問題点やコアジサシ(環境省レッドデータブック:絶滅危惧Ⅱ類)について説明させていただいた後、石粉粘土を使ってコアジサシのデコイを作成しました。デコイとは、渡り鳥であるコアジサシの集団営巣の習性を利用し、仲間と思って飛来するように河原に設置する模型のことです。

 参加者の皆さんは、熱心に作成してくださいました。

<第2部 コアジサシデコイ設置及び野鳥観察>
  平成20年4月13日、第7回「吉野川現地(フィールド)講座」(コアジサシデコイ設置及び野鳥観察)を吉野川の中州(六条大橋の少し下流)において、実施しました。

  近年、吉野川では木や草がたくさん増えることで、以前よりレキ河原(小石の河原)が少なくなってきており、コアジサシの姿もあまり見られなくなってきています。そこで第1部で作成したデコイを河原に設置しました  また、野鳥観察も行いました。その日観察された野鳥の種類や数を記録し、吉野川周辺に生息している野鳥を知って頂きました。今後も、このような機会を通して、吉野川の自然に親しんでいただくとともに、関心を深めていただけたらと思います。参加者の皆さん!ありがとうございました。

 

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記事の分類: リバーキーパーズイベント, 吉野川現地(フィールド)講座, H19年度