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2006年11月25日

平成18年度 吉野川現地(フィールド)講座 第4回「ポンプ場(排水機場)と漏水対策の工事現場を見てみよう!」

 平成18年11月25日に第4回吉野川現地(フィールド)講座が行われました。

  今回のテーマは「ポンプ場(排水機場)と漏水対策の工事現場を見てみよう!」ということで、指谷川排水機場、石井漏水対策工事現場、角ノ瀬排水機場新設工事現場と内水対策に関係する施設、工事現場を見ていただき施設の役割と漏水対策工事の内容を理解してもらい河川事業の役割を学んでいただく目的で開催されました。

  当日は14名の方が参加され、まず、阿波市伊月にある指谷川排水機場で施設の見学を行いました。当事務所の松本機械課長が排水機場内機械設備の説明、実際に除塵機を動かしたり、また、操作室内の見学などをしました。

  次に、石井河川防災ステーションで昼食をとり、次に見学する石井漏水対策工事について松本吉野川鴨島出張所長が配付資料を見ながら説明を行い現場へ向かいました。

  石井の漏水対策工事現場は数カ所に区分され工事発注されており、今回はそのうち5箇所を見学しました。基盤漏水対策のために川表側の法尻に鋼矢板を打設している所とかブランケット(遮水土層)を設置している箇所、川表側法面に遮水シート張り覆土ブロックを設置している箇所、また、川裏対策として堤体裏法基礎部を砕石で置き換えている箇所などを見学しました。

  最後に、角ノ瀬排水機場新設工事現場に向かいました。この日はちょうど排水機場本体の底版にコンクリート打設してるところでミキサー車がひっきりなしに動いていたところでした。参加者は近くで工事を見ながら現場責任者の説明に耳を傾けていました。

  参加者された方からは「知らないことばかりで講座に参加して良くわかった」「普段見ることの出来ない現場の状況を見ることが出来て貴重な体験になった」等の意見をいただきました。

 

Posted by at 4:18 午後
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記事の分類: リバーキーパーズイベント, 吉野川現地(フィールド)講座, H18年度