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2019年06月20日
吉野川にはどんな水虫がいるかな?~水生生物による水質調査を実施しました~
川の水のきれいさは、川底にすんでいる小さな昆虫を調べることによって知ることができます。「水生生物調査」と称されるこの調査方法は、水質を判定するための目安となる指標生物と言われる水生昆虫を調査し、水の汚れの程度を簡易的に判定するものです。
6月20日(木)、学島橋下流の河原で西麻植小学校の児童19名(先生3名)と一緒に水生生物調査を実施しましたので、その時の様子をみなさんにお知らせします。
講師は河川・渓流環境アドバイザーの徳山豊先生にお越しいただき、水生生物調査の調査方法などについてご指導いただきました。参加された児童達は、川の中の大小様々な石を持ち上げて、水生生物を採取しました。調査の結果、カワゲラ類、ヒラタカゲロウ類、ナガレトビケラ類など「きれいな水」にすむ生きものが多く確認できました。また、あわせてパックテストによる簡易水質調査を行い、pH、CODの値を調べました。この調査でも、きれいな水であることが確認できました。
今回の水生生物調査に参加された児童達から、「吉野川にはたくさんの生き物がすんでいることが分かった」、「きれいな川ということを知れて嬉しい」
「次はもっと多くの生物を見つけたい」などの意見をいただきました。
なお、穴吹新橋上流、西条大橋上流、角の浦大橋上流でも水生生物調査を実施予定でしたが、雨による水位上昇のため中止となりました。
これからも吉野川の生き物たちがすみ続けられるように、みんなで河川を大切にしていきましょう!
左:徳山豊先生
右:水生生物調査の様子
左:水生生物の観察
右:水質調査(パックテスト)