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2004年11月04日

平成16年度 吉野川流域講座(川のはなし)開催

  平成16年11月4日(木)に、「川のはなし」をテーマに吉野川流域講座を開催しました。依頼は、吉野川市山川町の山瀬小学校で、「水・人・くらし」をテーマに総合学習を進めており、その一環として石井町の「石井河川防災ステーション」、「飯尾川排水機場」の見学をしました。

 60名もの参加の為、2グループに分かれて「石井河川防災ステーション」と「飯尾川排水機場」を交互に説明しました。

石井河川防災ステーション2階での説明

石井河川防災ステーション1階での説明

  「石井河川防災ステーション」では、パワーポイントを用い、吉野川の源流から河口までの川の流れ方や、堤防、今年の台風の状況を説明し、山瀬小学校の近くの「瀬詰大橋」の通常の写真と、洪水時の写真を見比べてもらいました。

 最後には、吉野川の生物の説明をして、川に親しんでいただく施設を紹介しました。

  「飯尾川排水機場」では、洪水時の排水機場、排水ポンプ車の役割について説明しました。吉野川も含め日本の川は、洪水時には家の高さより高いところを水が流れている。学校の近くにもある大きなゲート(=樋門)の役割は、洪水時に吉野川の水が、家の近くを流れる川に逆流しないために閉めることや、そのゲートを閉めたときに、家の方に水が貯まらないようにするのが、排水機場(=ポンプ場)だと説明しました。みんな初めて見る大きな施設、排水ポンプ車に驚いているようでした。

飯尾川排水機場での説明

排水ポンプ車の説明

 これからも、地域の人々のくらしを支えてきた吉野川について勉強を深めてもらえればと思います。

Posted by at 6:04 午後
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記事の分類: 吉野川流域講座, H16年度