« 平成16年度 リバーキーパーズ関連イベント「第22回ファミリーハゼ釣り大会」 | Main | 平成16年度 リバーキーパーズ関連イベント「アドプト・プログラム吉野川」 »
2004年10月16日
平成16年度 吉野川現地(フィールド)講座 第6回「砂防事業と土砂災害の実態」
平成16年10月16日(土)に開催された「砂防事業と土砂災害の実態」には、多数の応募をいただきました。抽選で当選された方27名の方が参加されました。
まず、井川町にあります四国山地砂防事務所に到着後、降雨体験機と土石流3D体験機で、降雨及び土石流について体験していただきました。時間150mmの降雨は、長靴・カッパ・傘とフル装備でも飛沫がかかるほどの強い雨でした。
昼食後、現場までの移動途中には、四国山地砂防事務所の方から、よく耳にする「地滑り」、「崖崩れ」、「土石流」の違いや、土石流の危険性が高い「谷」地形など、分かりやすい説明を受け、理解されたようでした。
土石流の現場である高知県大川村の鈴ヶ谷地区、大川橋下流地区では、間近に見る災害現場に足をすくめ、災害についての説明を真剣に聞かれていました。
鈴ヶ谷の現場では、80歳を超える高齢者夫婦の家屋が跡形もない状況、鬼気迫る避難状況を見聞きし、参加者のみなさんから自然災害の怖さを改めて認識されたようでした。また、「午前中に体験した3Dと同じ状況だ!」との感想もきかれました。