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2014年09月12日

特定外来植物の抜き取りをしました~平成26年度第4回「吉野川現地(フィールド)講座」~

  平成26年9月12日(金)に吉野川河口砂州において、自生する在来の植生を守るために、39名の参加者のご協力を得て、特定外来植物であるナルトサワギクの抜き取りを実施しました。今回は徳島市立新町小学校の4・5年生の皆さんに参加をいただいています。

  本講座は7月初旬に実施しており、今年2回目の開催となりました。
  開催にあたって、河川渓流環境アドバイザーである森本康滋先生(徳島県自然保護協会会長)と木下覚先生(徳島県植物研究会会長)に御指導いただきました。

  先生方には作業前に、外来植物であるナルトサワギクの生態や名前の由来、在来種の生育環境を守るために外来植物の駆除作業が必要である事などを説明していただきました。

  4年生は7月初旬に抜き取りした箇所で、再度生えてきたものや駆除しきれていなかったナルトサワギクを抜き取ってくれました。5年生はさらに砂州の中心部で生え広がっているナルトサワギクを抜き取ってくれました。

  参加者の皆さんに、たくさんのナルトサワギクを抜き取っていただいたおかげで、総重量370キロ、ゴミ袋(45L用)で137袋の結果を得ることができました。

  今後もこのような機会を通じて、多くの方々に河川への親しみ・愛着を持っていただけるよう河川環境の愛護を呼びかけていきます。参加者の皆様、ありがとうございました。

    
(左写真)森本康滋先生
(右写真)木下覚先生

 

 

 

 
第4回吉野川現地(フィールド)講座参加の皆さん

Posted by at 3:41 午後
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記事の分類: 吉野川現地(フィールド)講座, H26年度