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2014年01月29日

「手づくり郷土(ふるさと)賞」~魅力ある地域づくり活動団体が表彰されました。~

 ○平成26年1月29日(水)に徳島県庁にて平成25年度「手づくり郷土(ふるさと)賞」※認定証授与式が行われました。
  ○この度は、NPO法人新町川を守る会と徳島県による「かわ普請 ~ひょうたん島・青石護岸再生作戦~」が大賞を受賞し、国土交通省 四国地方整備局  三浦局長より中村英雄理事長と飯泉嘉門知事に認定証と記念の盾が手渡されました。
  ○「かわ普請」とは、地元住民が清掃等を行うアドプト事業が発展したもので、今回受賞した「ひょうたん島・青石護岸再生作戦」は、新町川等で囲まれた徳島市中心市街地、通称「ひょうたん島」をとりまく青石修景護岸を、河川管理者である徳島県と地元住民を主体とする新町川を守る会が協働で補修した取り組みです。
  ○大賞受賞に繋がった評価ポイントは、以下の3点です。
   ・清掃美化に加え、護岸再生、環境教育など多面的に発展している点
   ・地元の名産である青石を活かした護岸の補修事業を、子供も巻き込んだ市民とともに実施するなど新しい取り組みにチャレンジしている点
   ・当初10人でスタートした活動が、23年経過し300人の会員となり発展している点
  ○中村理事長は、「これからは新町川の水辺に様々な人々が訪れ、いろんな文化が育つ街を目指して、引き続き地道な活動を続けていきたい」と今後の活動に意欲を見せられました。これからも助任川方面の護岸も順次補修していくそうです。
  ○ひょうたん島の川沿いを歩かれる際には、再生された美しい青石護岸を是非ご覧になっていただきたいと思います。また、このような地元の方々の積極的なまちづくりの取り組みに、一人でも多くの方が興味をもち参加していただくことで、さらに賑わいのある水辺空間が創出されることを願っています。

 

  ※「手づくり郷土(ふるさと)賞」とは
  全国各地において、地域固有の自然や歴史、伝統、文化や地場産業等を貴重な地域資源として再認識し積極的に利活用した、魅力ある地域づくりの成功例が数多く見受けられます。「手づくり郷土(ふるさと)賞」は、地域の魅力や個性を創出している良質な社会資本及びそれと関わりを持つ優れた地域活動を一体の成果として発掘し表彰するとともに、好事例として広く紹介することにより、各地で個性的で魅力ある郷土づくりに向けた取り組みが一層推進することを目指しています。
  本賞は昭和61年度に創設され、今年度で28回目となる国土交通大臣表彰であり、今年度は全国から46団体の応募がありました。

Posted by at 11:56 午前
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記事の分類: H25年度