減勢工4シーズン目開始
2017年12月22日 工事状況

平成29年11月より減勢工4シーズン目が再開されました。側壁プレキャストブロック据付やブロック裏保護コンクリート打設及びCSG(堆砂土砂をセメントと混ぜ、改良した土砂での盛り立て)の施工のため、長安口ダム下流の減勢工にはさまざまな種類の重建設機械が数多く配置されています。その中でも特に大型のトラッククレーン(360t吊・200t吊(2台))が所狭しと配置され、現場は賑やかになりました。工事事故等が発生しないよう毎日の安全対策を十分行い、減勢工側壁及び副ダムの施工を行っています。(平成29年12月27日UP)
導流壁タワークレーン設置完了
2017年11月30日 工事状況

導流壁最下流部への材料等の運搬を行うため、11月1日タワークレーン(2.7t吊)が設置されました。タワークレーンは高層ビルなどの建築現場で主に使用されているものですが、今回はダム現場で採用しました。これから導流壁の施工にフル活用し、スムーズに施工を進めていく予定です。また、11月より減勢工の施工に着手しており、建設機械のデパート売り場となりつつあります。次回の改造工事NOWにてご報告させて頂きますので、お楽しみにお待ちください。(平成29年12月5日UP)
ゲート吊り上げ装置の設置が完了しました!!
2017年11月08日 工事状況

<長安口ダム洪水吐ゲート設備工事の施工状況>洪水吐用ゲートの設置を工事中です。今月は台風が次々と襲来しましたが工事は頑張って進めています。現在はゲートを吊って上げ下げする装置(モータとワイヤードラム)を門構の上に設置することができました。門構上部には壁と天井が造られますので、今だけ見られる状況です。これからは、建築・機械・電気と様々な業種の方が高所での工事に従事します。安全第一で無事故の完成を目指します。(平成29年11月14日UP)
選択取水設備用ピア(設備の土台)完成
2017年10月17日 工事状況

長安口ダム選択取水設備を施工中です。長安口ダムは日野谷発電所に水力発電用の水を送っています。貯水池の状態(濁り具合や水温等)に合わせて低層・中層・表層の水を選択して発電所に送れるように選択取水設備を設置しようとしています。9月にコンクリート製で操作室支持用のピア部(設備の土台)が完成しました。これから1年半かけて設備を現地で組み立てて完成を目指します。(平成29年10月20日UP)
導流壁BL9−1,9−2,11打設開始及び導流壁仮設構台設置完了
2017年10月03日 工事状況

7月18日より昼夜施工を行っていました導流水路部仮設構台が、8月8日にて完成をしました。また、新たにクローラークレーン(70t吊)を搬入し、導流壁等の施工に活躍すると思います。また、導流水路部のBL9-1,9-2及びBL11のコンクリート打設が、9月1日より開始いたしました。今後は、ゲート完成に伴い次のゲート施工のため天端仮設構台の一部撤去や下流側の減勢工(プレキャストブロック及びCSG)の施工も始まりますので、事故を起こさないようがんばります。まだまだ、先は長い道のりですが、頑張ります。※ 赤色枠内部が導流水路部仮設構台、青色枠内部が導流水路部です。(平成29年10月6日UP)
ゲート操作室の柱を組み立て中(左岸側ゲートは組み立て完了!)
2017年09月14日 工事状況

洪水吐主ゲート(側部戸当たり金物・可動ゲート)の据え付けも、溶接を残すのみとなりました。今はゲート開閉装置を設置する操作室の支える柱(支柱)の組み立てをしています。これからは可動ゲートを動かす為の設備工事が進んでいきます。細かい作業に細心の注意をしながらダムの性能を確保できる工事を進めていきます。 (平成29年9月22日UP)
BL-9,10の下流増厚コンクリート完了!!
2017年08月14日 工事状況

昨年の7月よりコンクリート打設を開始した堤体工、下流増厚コンクリート(BL-9,10)も、ようやく7月26日に最後のコンクリート打設を完了しました。高さ44m、コンクリート数量は約12,000m3(25mプール約34個分)を使用しました。今後は、ゲート設備工事を担当しているIHIインフラシステムが可動ゲートを設置し、ようやく一つ目のゲートが完了します。まだまだ、先は長い道のりですが、次のゲート及び導流壁の施工に向けて頑張ります。(平成29年8月18日UP)※ 赤色枠内部が下流増厚コンクリート部です。
洪水吐主ゲート設備(次は可動ゲート!)
2017年07月13日 工事状況

洪水吐主ゲート(固定ゲート部:写真中央 幅10m×高さ6.5m)の据付も、一部溶接作業を残すのみとなり、次は可動ゲートの据付に移っていく予定です。現在、可動ゲートを開閉させる装置が据付られる鋼製門構のアンカーフレーム(写真奥、手前に見える直方体)を据付けています。アンカーフレームをコンクリートで埋設した後、可動ゲート、鋼製門構と順次据え付けていきます。これから暑くなる一方ですが、作業員一丸となって安全作業で工事を進めていきます。(8月第2週より可動ゲート据付開始予定)(平成29年7月21日UP)
洪水吐主ゲート据付中(固定ゲート部)
2017年06月14日 工事状況

現在、工場製作が完了した洪水吐主ゲート(固定ゲート部:写真中央 幅10m×高さ6.5m)を据付しています。主ゲートは一般的に可動ゲートのみとなりますが、今回は可動ゲート部と固定ゲート部の併用となります。固定ゲート部の据付完了後、可動ゲート部の据付を行う予定です。ゲート据付作業は容易ではなく精度を要する作業であり、暑さが増す中の大変な作業ですが、熱中症に気をつけながら安全作業で工事を進めていきます。(平成29年6月20日UP)
改造工事の減勢工インバートついに打設完了!
2017年05月31日 工事状況

ダムからの放流等の影響を受けながら施工を進めてきた減勢工ですが、平成29年5月13日で穴埋めコンクリートからインバート(底盤仕上がり面)まで完成しました。これから雨の多い時期(ダム放流の頻度が高くなる期間)となることから、施工を一時休止しておりますが、4シーズン目(平成29年11月)より、側壁及び副ダムの施工を行っていく予定です。側壁にはプレキャストブロック、背面にはCSG材での施工を予定しております。今後の施工もまだまだ課題は多いですが、気を引き締めて行っていきたいと思います。(平成29年6月9日UP)