山側ゲート部 下流増厚コンクリート 順調に施工中
2018年09月11日 工事状況
平成30年5月31日(火)から始まりました山側ゲート部の下流増厚コンクリートの施工は、7月の台風7号、台風12号、8月の台風19号、台風20号、9月の台風21号による大雨や暴風等の自然の猛威により作業への影響もありましたが、完成に向け鋭意工事を進めています。9月中旬には山側ゲート部の下流増厚コンクリートの施工を一時終了し、固定ゲートの据付工事に引き継ぐ予定です。まだ台風の発生する時期ですので、今後も気を引き締めて改造工事を進めていきたいと思います。
定置式水平ジブクレーン組立完了
2018年07月31日 工事状況
右岸側ケーブルクレーン基礎撤去に伴い定置式水平ジブクレーンの組立を平成30年6月末より行ってきましたが、7月11日に組立が完了しました。 今回設置した定置式水平ジブクレーンはクレーン基礎が不要であり、簡易にクレーンを構築できる為、ヨーロッパでは各現場に必ず1基設置される程広く普及しているクレーンです。 現在、クレーン各部・ワイヤーの点検、足場組立等を行い、本格的な基礎撤去を7月26日より開始しています。
3年ぶりの大放流
2018年07月06日 工事状況
平成30年6月29日に発生した台風7号及び梅雨前線の影響により、7月6日午前6時には放流量が2,800t/sに達しました。新たな減勢工はまだ施工が途中段階ですが、ダムからの放流水の勢いが弱められており、改造事業の効果の一部を実感しました。このようにダム放流等の日常のダム管理を行いながら、改造事業を継続しております。日々緊張感を持ちながら完成に向けて頑張っていきたいと思います。
山側ゲート部 下流増厚コンクリート施工開始
2018年07月02日 工事状況
平成30年5月31日より山側ゲート部の下流増厚コンクリートの施工を開始し、約1ヶ月がたちました。梅雨時期でもあり雨の日が多く、思うように工程が進んでいませんが、10月初旬にゲート設備工事への引継ぎが行えるよう頑張って下流増厚コンクリートの施工を行いたいと思います。 今年は関東・甲信越で6月29日に梅雨明けしました。四国でも平年より早く梅雨が明けそうです。今後益々暑さが厳しくなりますが、体調管理をしっかり行い、安全により良い品質になるよう頑張ります。
減勢工4シーズン目終了
2018年06月06日 工事状況
平成29年11月から施工を行っていましたダム下流部の減勢工(4シーズン目)の施工について、出水時期となる為平成30年5月末をもって今シーズンの作業を終了しました。 ダム放流の影響で側壁については当初目標としていた高さまで到達しませんでしたが、副ダムについては当初目標どおり全3スパンの内、2スパンが完了しました。 現在、ダム放流に影響のないゲート新設(山側)箇所について、平成30年5月31日から下流増厚コンクリート打設を行っており、鋭意施工を継続しています。 真夏の暑い中でのコンクリート打設となりますので、作業員の健康管理を最優先に考えつつも、充分に品質確保に努めていきたいと思います。
既設堤体切削(山側)完了
2018年05月09日 工事状況
平成30年1月から、2門目(山側)の洪水吐ゲート新設のために実施していた既設堤体切削が4月24日をもちまして無事終了しました。昼夜24時間の作業でしたが無事作業を終了することができました。現在、堤体切削に用いた資機材を片付けており、5月から実施する下流増厚コンクリートの施工準備を順次進めております。今後、5月から10月にかけて下流増厚コンクリートの施工を行う予定です。これからは真夏の暑い中での作業となりますので、作業員の健康管理を最優先に考え、安全第一で作業を行いたいと思います。
ダム放流
2018年03月12日 工事状況

11月から4月の期間は年間を通して雨が少ない時期(非洪水期)であることから、減勢工の施工はこの期間限定で集中的に施工を進めております。しかし、平成30年3月8日の低気圧による降雨の影響でダム放流をすることとなり、減勢工内ではダム放流に向け、型枠・足場や360t吊クレーンなど様々な資機材をダム放流の影響を受けない範囲に撤去する対応に追われました。ダム放流は3月11日で終了し、現在、放流によって壊れた作業ヤード等の復旧作業を進めておりますが、完全に放流前の状況に戻るまでには約1週間程度かかります。今後も降雨によるダム放流の可能性がありますが、施工業者としっかり連携を図り、工事事故の無いよう施工を進めていきます。(平成30年3月20日UP)
堤体切削夜間作業中
2018年02月19日 工事状況

平成30年1月(年明け早々)から、2門目(山側)の洪水吐新設ゲート設置のため、既設堤体切削がスタートしました。既設堤体の切削はワイヤーソーイングというワイヤーに人工ダイヤモンドが等間隔で取り付けられた機械を用いて切断し、トラックで搬出できる大きさに小割し、処分場まで搬出します。昼夜間(24時間)作業で進めており、現在、天端から約10mの堤体切削が完了しております。残り約18mの切削を4月末までかけて行う予定です。ワイヤーソーイングとはどんなものか?コンクリートを切った切り口ってどんなものか?と興味がわいてきた方は是非、現場視察にお越しください。(平成30年2月21日UP)
ダム周辺、うっすら雪化粧
2018年01月25日 工事状況

今年最大の大寒波の影響で長安口ダムに雪が降り、現場がうっすらと雪化粧となりました。現在、長安口ダム施設改造工事も最盛期を迎えており、堤体工・減勢工の施工に約150名、新設ゲートの施工に約20名、選択取水設備の施工に約20名の総勢約190名の方が携わっております。これから本格的な昼夜間(24時間)作業に入り、更に寒い中での作業になりますが、寒さも忘れるくらいの熱い思いで、引き続き安全第一で施工に努めます。(平成30年1月31日UP)
川側ゲート完成!
2018年01月16日 工事状況

洪水吐新設ゲート2門のうち、川側1門の据付が平成29年12月末で完成しております。今月から階段設備や上屋建築物(吊り上げ装置を覆う建物)を組み立てていく予定です。また、今後は2門目(山側)の製作と設置するための土木工事が進みます。引き続き安全を最優先で作業員全員心して無事故の完成を目指します。普段立ち入ることが出来ない場所からのアングル写真ですが、現場視察にお越し頂ければご案内させて頂きますので、是非、現場視察にお越しください。(平成30年1月19日UP)