潜水士の安全を守るダイビングベル
2013年12月13日 工事状況

長安口ダム施設改造工事では、数多くの作業が潜水作業で実施・計画されています。その作業深度は最大35mと深く、潜水時間も長いため、減圧症(潜水病)などの高気圧障害の発生リスクが非常に高くなります。このため、過酷な作業環境に対応した安全対策を行う必要があります。そこで、潜水士が安全に減圧でき、減圧症発生リスクを軽減するために、本工事では11月下旬よりダイビングベル2基を新たに投入し、潜水士の安全向上を図っています。ベルの白いドームの中には空気が満たされており、水中でもダイビングマスクを外して通常どおり呼吸したり水分を補給するなど、潜水士がリラックスした状態で安全に減圧することができます。(平成25年12月26日UP)