減勢工作業完了!
2020年01月17日 工事状況
令和元年10月14日より減勢工6シーズン目の施工を再開しておりましたが、この度、令和元年12月28日をもちまして減勢工の作業が完了しました。 1シーズン目から6シーズン目の間、近隣住民の皆様並びに関係各所の皆様にご協力頂き、無事完了することができました。大変ありがとうございました。 ダム堤体のコンクリート施工及び後片付けが残っておりますが、今後とも体調管理、安全管理を十分に行い、気を引き締め事故が無いよう施工を行っていきたいと思います。
6シーズン目施工開始
2019年11月08日 工事状況
令和元年10月14日より減勢工6シーズン目の施工を開始しました。これからの作業は減勢工上部のコンクリート擁壁、減勢工天端の張コンクリート施工とダム堤体の残りのコンクリート施工となります。 残すところあと僅かとなりましたが、今シーズンをもってダム施設改造工事も終了となります。 今後益々気温も低くなりますので体調管理を十分に行い、事故が無いよう十分注意し施工を行ってまります。 P.S. 11月1日200t吊トラッククレーンの組立を行っています。
新設ゲートから放流
2019年08月07日 工事状況
令和元年6月10日に新設ゲート2門が完成し、ダム放流時に運用を開始しています。 ※上記の写真は令和元年6月27日から6月28日にかけての7号ゲート(川側)放流状況。 これからは、台風が来襲する時期となります。新設ゲートの運用により、今まで以上に治水効果が発現できるよう頑張って参ります。 今後も、気を引き締めて事故等が無いよう十分注意し、施工を行って参ります。 P.S. 副ダム付近に虹が架かっています。
減勢工 5シーズン目完了
2019年06月05日 工事状況
平成30年10月より減勢工5シーズン目を再開し、遂に側壁プレキャストブロック及びCSGの施工、副ダムの最後の1スパンの施工が完了しました。左右岸のコンクリート壁についても残りわずかを残すのみとなりました。今シーズンは積雪もなく、放流回数も昨シーズンに比べ少なく順調に施工が進みました。 今後も気を引き締め、事故が無いよう十分注意し、施工を行って参ります。
山側ゲート完成!
2019年05月15日 工事状況
天候にも恵まれ、順調に施工が進み、遂に山側ゲートが完成しました(写真:左側が山側ゲート)。今後は山側ゲートの上屋建築物(吊り上げ装置を覆う建物)の組み立て、川側ゲート(写真:右側が川側ゲート)の試運転を行っていく予定です。 工事も終盤にさしかかります。最後まで気を緩めないよう安全最優先で無事故の完成を目指します。
減勢工 右岸側壁プレキャストブロック完了・副ダム施工再開
2019年02月06日 工事状況
平成30年10月より減勢工の5シーズン目の施工を再開し、昼夜施工を行っていたCSG(砂礫をセメントで混ぜた材料)の施工及び右岸側の側壁プレキャストブロックの施工が遂に完了しました。左岸側についても残り1層となり夜間施工は終了しました。また、副ダムの施工も平成31年1月から再開しています。今シーズンは積雪もなく、昨シーズンに比べ順調に施工が進んでいます。 今後も気を引き締め事故等が無いよう十分注意し、施工を行って参ります。【P.S.】 右岸側の側壁の高さは30m、左岸側の側壁の高さは33m、副ダムの高さは13.5mです。クレーン、ブルドーザなどの機械がおもちゃに見えます。
減勢工 5シーズン目(5年目)夜間作業開始
2019年01月09日 工事状況
雨の多い期間はダムからの放流がある為、減勢工の作業を一時中止していましたが、平成30年10月より減勢工5シーズン目(5年目)を再開しました。現在作業は昼夜施工で行っており、夜間作業は大変寒い中での作業となります。積雪、凍結が考えられるので、転倒や建設機械のスリップ等の防止対策を十分に行い作業を行っていきます。また、減勢工の施工に伴い高さも高くなりますので、少しの気のゆるみでも重大な事故が発生につながります。作業を行う前には作業手順の確認をしっかり行い事故防止に努めて参ります。P.S どんどん減勢工側壁部の作業が進んでますので、仮設足場の登り降りが大変です。(^_^;)
山側ゲート 側部戸当り金物据付完了
2018年11月07日 工事状況
9月から開始した山側ゲート側部戸当りについて順調に施工が進み、10月末に側部戸当り金物の据付が完了しました。現在、側部戸当り箱抜き部のコンクリート打設を行っています。固定ゲートについても吊込作業が完了し、現在、据付材の取付と固定ゲート本溶接前の調整作業を行っています。 これからも一段と寒さが増していきます。また作業員については高所での作業に従事しますが、健康第一、安全第一の無事故・無災害で作業を進めて行きたいと思います。
減勢工 5シーズン目再開
2018年11月07日 工事状況
今夏は頻繁に台風が来襲しましたが、10月より減勢工の5シーズン目の作業に着手しました。ダムの天端から減勢工の工事現場を見下ろすと、作業している人や大きな建設機械がミニチュアのおもちゃの様に見えてしまいます。今後、減勢工については昼夜での作業となることから、十分に安全対策を行い無事故・無災害にて作業を進めて行きたいと思います。
山側ゲート据付開始
2018年10月03日 工事状況
山側ゲート部の下流増厚コンクリートの施工については、度重なる台風の来襲がありましたが順調に施工が進み、9月に施工が完了しました。その後、ゲート設備工事に引き渡し、山側ゲートの据付を開始しています。現在下部戸当りの据付・コンクリートの打設が完了し、扉体・戸当りの据付時に作業床となる作業ステージングの据付、側部戸当りの据付を実施しています。その後、固定ゲートを据付し、再度、ダム堤天までの残りの下流増厚コンクリートの施工を行う予定です。 これから寒い時期の作業になりますが、作業員の健康第一、安全第一で無事故で据付作業を完了したいと思います。
山側ゲート部 下流増厚コンクリート 順調に施工中
2018年09月11日 工事状況
平成30年5月31日(火)から始まりました山側ゲート部の下流増厚コンクリートの施工は、7月の台風7号、台風12号、8月の台風19号、台風20号、9月の台風21号による大雨や暴風等の自然の猛威により作業への影響もありましたが、完成に向け鋭意工事を進めています。9月中旬には山側ゲート部の下流増厚コンクリートの施工を一時終了し、固定ゲートの据付工事に引き継ぐ予定です。まだ台風の発生する時期ですので、今後も気を引き締めて改造工事を進めていきたいと思います。
定置式水平ジブクレーン組立完了
2018年07月31日 工事状況
右岸側ケーブルクレーン基礎撤去に伴い定置式水平ジブクレーンの組立を平成30年6月末より行ってきましたが、7月11日に組立が完了しました。 今回設置した定置式水平ジブクレーンはクレーン基礎が不要であり、簡易にクレーンを構築できる為、ヨーロッパでは各現場に必ず1基設置される程広く普及しているクレーンです。 現在、クレーン各部・ワイヤーの点検、足場組立等を行い、本格的な基礎撤去を7月26日より開始しています。
3年ぶりの大放流
2018年07月06日 工事状況
平成30年6月29日に発生した台風7号及び梅雨前線の影響により、7月6日午前6時には放流量が2,800t/sに達しました。新たな減勢工はまだ施工が途中段階ですが、ダムからの放流水の勢いが弱められており、改造事業の効果の一部を実感しました。このようにダム放流等の日常のダム管理を行いながら、改造事業を継続しております。日々緊張感を持ちながら完成に向けて頑張っていきたいと思います。
山側ゲート部 下流増厚コンクリート施工開始
2018年07月02日 工事状況
平成30年5月31日より山側ゲート部の下流増厚コンクリートの施工を開始し、約1ヶ月がたちました。梅雨時期でもあり雨の日が多く、思うように工程が進んでいませんが、10月初旬にゲート設備工事への引継ぎが行えるよう頑張って下流増厚コンクリートの施工を行いたいと思います。 今年は関東・甲信越で6月29日に梅雨明けしました。四国でも平年より早く梅雨が明けそうです。今後益々暑さが厳しくなりますが、体調管理をしっかり行い、安全により良い品質になるよう頑張ります。
減勢工4シーズン目終了
2018年06月06日 工事状況
平成29年11月から施工を行っていましたダム下流部の減勢工(4シーズン目)の施工について、出水時期となる為平成30年5月末をもって今シーズンの作業を終了しました。 ダム放流の影響で側壁については当初目標としていた高さまで到達しませんでしたが、副ダムについては当初目標どおり全3スパンの内、2スパンが完了しました。 現在、ダム放流に影響のないゲート新設(山側)箇所について、平成30年5月31日から下流増厚コンクリート打設を行っており、鋭意施工を継続しています。 真夏の暑い中でのコンクリート打設となりますので、作業員の健康管理を最優先に考えつつも、充分に品質確保に努めていきたいと思います。
既設堤体切削(山側)完了
2018年05月09日 工事状況
平成30年1月から、2門目(山側)の洪水吐ゲート新設のために実施していた既設堤体切削が4月24日をもちまして無事終了しました。昼夜24時間の作業でしたが無事作業を終了することができました。現在、堤体切削に用いた資機材を片付けており、5月から実施する下流増厚コンクリートの施工準備を順次進めております。今後、5月から10月にかけて下流増厚コンクリートの施工を行う予定です。これからは真夏の暑い中での作業となりますので、作業員の健康管理を最優先に考え、安全第一で作業を行いたいと思います。
ダム放流
2018年03月12日 工事状況

11月から4月の期間は年間を通して雨が少ない時期(非洪水期)であることから、減勢工の施工はこの期間限定で集中的に施工を進めております。しかし、平成30年3月8日の低気圧による降雨の影響でダム放流をすることとなり、減勢工内ではダム放流に向け、型枠・足場や360t吊クレーンなど様々な資機材をダム放流の影響を受けない範囲に撤去する対応に追われました。ダム放流は3月11日で終了し、現在、放流によって壊れた作業ヤード等の復旧作業を進めておりますが、完全に放流前の状況に戻るまでには約1週間程度かかります。今後も降雨によるダム放流の可能性がありますが、施工業者としっかり連携を図り、工事事故の無いよう施工を進めていきます。(平成30年3月20日UP)
堤体切削夜間作業中
2018年02月19日 工事状況

平成30年1月(年明け早々)から、2門目(山側)の洪水吐新設ゲート設置のため、既設堤体切削がスタートしました。既設堤体の切削はワイヤーソーイングというワイヤーに人工ダイヤモンドが等間隔で取り付けられた機械を用いて切断し、トラックで搬出できる大きさに小割し、処分場まで搬出します。昼夜間(24時間)作業で進めており、現在、天端から約10mの堤体切削が完了しております。残り約18mの切削を4月末までかけて行う予定です。ワイヤーソーイングとはどんなものか?コンクリートを切った切り口ってどんなものか?と興味がわいてきた方は是非、現場視察にお越しください。(平成30年2月21日UP)
ダム周辺、うっすら雪化粧
2018年01月25日 工事状況

今年最大の大寒波の影響で長安口ダムに雪が降り、現場がうっすらと雪化粧となりました。現在、長安口ダム施設改造工事も最盛期を迎えており、堤体工・減勢工の施工に約150名、新設ゲートの施工に約20名、選択取水設備の施工に約20名の総勢約190名の方が携わっております。これから本格的な昼夜間(24時間)作業に入り、更に寒い中での作業になりますが、寒さも忘れるくらいの熱い思いで、引き続き安全第一で施工に努めます。(平成30年1月31日UP)
川側ゲート完成!
2018年01月16日 工事状況

洪水吐新設ゲート2門のうち、川側1門の据付が平成29年12月末で完成しております。今月から階段設備や上屋建築物(吊り上げ装置を覆う建物)を組み立てていく予定です。また、今後は2門目(山側)の製作と設置するための土木工事が進みます。引き続き安全を最優先で作業員全員心して無事故の完成を目指します。普段立ち入ることが出来ない場所からのアングル写真ですが、現場視察にお越し頂ければご案内させて頂きますので、是非、現場視察にお越しください。(平成30年1月19日UP)
減勢工4シーズン目開始
2017年12月22日 工事状況

平成29年11月より減勢工4シーズン目が再開されました。側壁プレキャストブロック据付やブロック裏保護コンクリート打設及びCSG(堆砂土砂をセメントと混ぜ、改良した土砂での盛り立て)の施工のため、長安口ダム下流の減勢工にはさまざまな種類の重建設機械が数多く配置されています。その中でも特に大型のトラッククレーン(360t吊・200t吊(2台))が所狭しと配置され、現場は賑やかになりました。工事事故等が発生しないよう毎日の安全対策を十分行い、減勢工側壁及び副ダムの施工を行っています。(平成29年12月27日UP)
導流壁タワークレーン設置完了
2017年11月30日 工事状況

導流壁最下流部への材料等の運搬を行うため、11月1日タワークレーン(2.7t吊)が設置されました。タワークレーンは高層ビルなどの建築現場で主に使用されているものですが、今回はダム現場で採用しました。これから導流壁の施工にフル活用し、スムーズに施工を進めていく予定です。また、11月より減勢工の施工に着手しており、建設機械のデパート売り場となりつつあります。次回の改造工事NOWにてご報告させて頂きますので、お楽しみにお待ちください。(平成29年12月5日UP)
ゲート吊り上げ装置の設置が完了しました!!
2017年11月08日 工事状況

<長安口ダム洪水吐ゲート設備工事の施工状況>洪水吐用ゲートの設置を工事中です。今月は台風が次々と襲来しましたが工事は頑張って進めています。現在はゲートを吊って上げ下げする装置(モータとワイヤードラム)を門構の上に設置することができました。門構上部には壁と天井が造られますので、今だけ見られる状況です。これからは、建築・機械・電気と様々な業種の方が高所での工事に従事します。安全第一で無事故の完成を目指します。(平成29年11月14日UP)
選択取水設備用ピア(設備の土台)完成
2017年10月17日 工事状況

長安口ダム選択取水設備を施工中です。長安口ダムは日野谷発電所に水力発電用の水を送っています。貯水池の状態(濁り具合や水温等)に合わせて低層・中層・表層の水を選択して発電所に送れるように選択取水設備を設置しようとしています。9月にコンクリート製で操作室支持用のピア部(設備の土台)が完成しました。これから1年半かけて設備を現地で組み立てて完成を目指します。(平成29年10月20日UP)
導流壁BL9−1,9−2,11打設開始及び導流壁仮設構台設置完了
2017年10月03日 工事状況

7月18日より昼夜施工を行っていました導流水路部仮設構台が、8月8日にて完成をしました。また、新たにクローラークレーン(70t吊)を搬入し、導流壁等の施工に活躍すると思います。また、導流水路部のBL9-1,9-2及びBL11のコンクリート打設が、9月1日より開始いたしました。今後は、ゲート完成に伴い次のゲート施工のため天端仮設構台の一部撤去や下流側の減勢工(プレキャストブロック及びCSG)の施工も始まりますので、事故を起こさないようがんばります。まだまだ、先は長い道のりですが、頑張ります。※ 赤色枠内部が導流水路部仮設構台、青色枠内部が導流水路部です。(平成29年10月6日UP)
ゲート操作室の柱を組み立て中(左岸側ゲートは組み立て完了!)
2017年09月14日 工事状況

洪水吐主ゲート(側部戸当たり金物・可動ゲート)の据え付けも、溶接を残すのみとなりました。今はゲート開閉装置を設置する操作室の支える柱(支柱)の組み立てをしています。これからは可動ゲートを動かす為の設備工事が進んでいきます。細かい作業に細心の注意をしながらダムの性能を確保できる工事を進めていきます。 (平成29年9月22日UP)
BL-9,10の下流増厚コンクリート完了!!
2017年08月14日 工事状況

昨年の7月よりコンクリート打設を開始した堤体工、下流増厚コンクリート(BL-9,10)も、ようやく7月26日に最後のコンクリート打設を完了しました。高さ44m、コンクリート数量は約12,000m3(25mプール約34個分)を使用しました。今後は、ゲート設備工事を担当しているIHIインフラシステムが可動ゲートを設置し、ようやく一つ目のゲートが完了します。まだまだ、先は長い道のりですが、次のゲート及び導流壁の施工に向けて頑張ります。(平成29年8月18日UP)※ 赤色枠内部が下流増厚コンクリート部です。
洪水吐主ゲート設備(次は可動ゲート!)
2017年07月13日 工事状況

洪水吐主ゲート(固定ゲート部:写真中央 幅10m×高さ6.5m)の据付も、一部溶接作業を残すのみとなり、次は可動ゲートの据付に移っていく予定です。現在、可動ゲートを開閉させる装置が据付られる鋼製門構のアンカーフレーム(写真奥、手前に見える直方体)を据付けています。アンカーフレームをコンクリートで埋設した後、可動ゲート、鋼製門構と順次据え付けていきます。これから暑くなる一方ですが、作業員一丸となって安全作業で工事を進めていきます。(8月第2週より可動ゲート据付開始予定)(平成29年7月21日UP)
洪水吐主ゲート据付中(固定ゲート部)
2017年06月14日 工事状況

現在、工場製作が完了した洪水吐主ゲート(固定ゲート部:写真中央 幅10m×高さ6.5m)を据付しています。主ゲートは一般的に可動ゲートのみとなりますが、今回は可動ゲート部と固定ゲート部の併用となります。固定ゲート部の据付完了後、可動ゲート部の据付を行う予定です。ゲート据付作業は容易ではなく精度を要する作業であり、暑さが増す中の大変な作業ですが、熱中症に気をつけながら安全作業で工事を進めていきます。(平成29年6月20日UP)
改造工事の減勢工インバートついに打設完了!
2017年05月31日 工事状況

ダムからの放流等の影響を受けながら施工を進めてきた減勢工ですが、平成29年5月13日で穴埋めコンクリートからインバート(底盤仕上がり面)まで完成しました。これから雨の多い時期(ダム放流の頻度が高くなる期間)となることから、施工を一時休止しておりますが、4シーズン目(平成29年11月)より、側壁及び副ダムの施工を行っていく予定です。側壁にはプレキャストブロック、背面にはCSG材での施工を予定しております。今後の施工もまだまだ課題は多いですが、気を引き締めて行っていきたいと思います。(平成29年6月9日UP)
改造工事のⅠ期生ついに卒業!
2017年02月16日 工事状況

平成24年度から始まった予備ゲートピア工事も5年間かけてようやく完成しました。予備ゲートピアの施工に従事された皆様本当にお疲れさまでした。今宵は「地上の星」という曲を聴き一杯やりながら(ただし、飲み過ぎ注意)思い出に浸ってはいかがですか。 振り返れば様々な思い出が走馬灯の如く駆け巡ることでしょう。改造事業のメニューの一つが完成し一歩前進したことにより、これからは新設洪水吐きゲートを据付けるための作業(写真左側)が始まっていきます。 新設洪水吐きゲートの据付も困難な作業ですが、安全に気をつけて無事に完成させ改造事業をさらに前進させていきます。(平成29年2月24日UP)
コンクリート打設、真っ只中!!
2017年02月03日 工事状況

長安口ダム改造工事では、現在、コンクリート打設の真っ只中です!堤体下流部では昨年夏より、既設堤体の安定性を確保するための増厚コンクリートを打設しています。(打設前:写真左、現在:写真右) 打設を始めてから約半年が経ちましたが、徐々に、長安口ダムの新しい姿が現れ始めてきましたので、完成が待ち遠しいです!(平成29年2月10日UP)
洪水吐主ゲート製作中
2016年12月22日 工事状況

現在、堤体切削箇所の洪水吐主ゲートを平成29年2月より設置のため、工場にて製作しています。この主ゲートは国内最大級のものとなります。また、一般的には可動するゲートのみとなりますが、今回は可動ゲート部(写真左:幅10m×高さ20.5m)と固定ゲート部(写真右:幅10m×高さ6.5m)を併用することでコスト縮減が図れたものとなっています。さらに、輸送や施工性等に配慮して、可動ゲート部は3段扉構造と特殊なものとなっています。工場での製作完了後、現地での設置が問題なくできるか、工場にて仮組立を行う予定です。(平成29年1月10日UP)
減勢工工事再開(3シーズン目)
2016年11月22日 工事状況

減勢工工事が11月より再開しました。今回で3シーズン目を迎えた減勢工工事は、1シーズン目に行った作業と同様、これまでの放流で洗われて大きく凹んだ部分をコンクリートで埋める「穴埋めコンクリート」の打設を行います。減勢工の作業は、大雨によりダム放流を行う恐れがある場合、重機や資材を速やかに退避しなければなりません。また、仮に放流があった場合、減勢工に溜まった水を抜く作業からやり直さなければなりません。このため、減勢工の作業期間は放流を伴う大雨が降らないことを祈るばかりです。(平成28年11月30日up)
予備ゲートピア完成間近!
2016年10月13日 工事状況

8月上旬にコンクリート打設が完了した右岸側の予備ゲートピアです。9月中旬より仮締切扉体の撤去作業を開始しました。この仮締切扉体が撤去され、右岸側の予備ゲートピアの姿が現れたら、既に完成している左岸側の予備ゲートピアとあわせて4基のピアが出来上がります。予備ゲートピアは改造工事の中の一つのメニューに過ぎませんが、初めて完成する構造物です。ここまで来るのに困難な作業もありましたが、みんなで知恵をだし協力しながら一つずつ乗り越えてここまで到達しました。改造工事はまだ続いていきますが引き続き頑張っていきたいと思います。(平成28年10月21日UP)
予備ゲートピア打設完了!
2016年08月31日 工事状況

右岸側の予備ゲートピアのコンクリート打設が完了しました!今年4月から始めた右岸側の予備ゲートピアのコンクリート打設は8月上旬に無事終わり、これから予備ゲートピアを囲っている仮締切扉体の撤去作業を実施します。来年には予備ゲートを設置し堤体切削(BL11)を行っていきますが、これからも引き続き気を引き締めて安全に作業を進めていきます。(平成28年9月9日UP)
堤体切削、片側完了!
2016年06月13日 工事状況

既設ダムの大規模堤体切削、約30mがついに完了(片側)しました!今後、この切削した箇所に、幅約10m、高さ約20mの洪水吐きゲートが新設されます。写真はダム下流側から撮影したもので、写真に写る切削背面の灰色が予備ゲートです。 なお、今年の夏から、既設堤体の安定性を確保するため堤体下流部に増厚コンクリートを打設していきます。(平成28年6月22日UP)
再び、予備ゲートピアの打設開始!
2016年04月25日 工事状況

右岸側の予備ゲートピアのコンクリート打設を開始しました!このコンクリートは、昨年完了した左岸側の予備ゲートピアと同様に、高流動コンクリートという締固めが困難な箇所でもすみずみまで充填できる特性を有したコンクリートを使用して打設を行います。写真左は、予備ゲートピア打設箇所を抜水するために設置した仮締切扉体の内部を上から撮影したものです。ちなみに、写真右が昨年完了した左岸側の予備ゲートピアです。今後、高さ約30mの予備ゲートピアのコンクリートを慎重に打設していき、来年の堤体切削に向けて安全に作業を進めていきます。(平成28年5月16日up)
堤体切削開始
2016年01月08日 工事状況

長安口ダムの既設堤体切削が始まりました。ダムを運用管理しながらの工事で、かつ日本初の大規模堤体切削のため慎重に工事を進めていきます。今回の施工は新設す る洪水吐2門のうちの川側の1門で、幅10m、高さ29mのコンクリートを切削します。写真の左側は下流側からの状況、右側はバースター(油圧ジャッキ)による小割りを行っている状況の写真です。概ね、縦1.2m×横1.2m×高さ1.5mの大きさのコンクリートに小割りし、搬出処分します。(平成28年1月19日UP)
堤体切削の準備ととナウ
2015年12月01日 工事状況

10月28日にダム上流面に予備ゲートの据付が完了(写真左)し、堤体切削へ向けて天端仮設構台の撤去が一部完了しました。写真中が天端仮設構台撤去前で、写真右が撤去完了後の状況となります。国内初となるブラケット式底部架台上に設置した予備ゲートを使った仮締切及び大規模切削の施工がいよいよ始まります。(平成27年12月9日UP)
予備ゲートピア現る
2015年09月08日 工事状況

左岸側の予備ゲートピアが完成し、予備ゲートピアを囲っていた仮締切扉体の撤去作業を実施しています。仮締切扉体を撤去した後は、予備ゲートを設置し、堤体切削へと工事を進めて行きます。 現在撤去中の仮締切扉体は、右岸側の予備ゲートピアを設置するまで貯水池仮設構台及び台船上に保管しておきます。 (平成27年9月24日UP)
改造工事本格化
2015年07月13日 工事状況

長安口ダムの施設改造工事は、本体コンクリートの打設が始まるなど、いよいよ本格化し、日々の変化が見て分かるようになっています。 工事見学も多くの方々が来場され、規模の大きいダム建設現場を体感いただいています。 変わっていくダムの姿を是非見に来てください。 また、ダムに立ち寄られた希望者には、ダムカードなどをお配りしています。(施設改造工事中のダムカードもあります。)(平成27年7月22日UP)
見えない所で活躍する潜水士!
2015年06月29日 工事状況

長安口ダム改造工事は、ダムを運用しながらの工事であるため、底部架台据付調整等の潜水作業が多くあります。 本工事での潜水作業は、最大水深が約35mと深く延べ潜水時間が長いという特徴があり、減圧症のリスクが高い過酷な作業環境であるため、1日十数名もの潜水士が交代で作業に当たります。 また、安全かつ正確な作業を実施するために、陸上連絡員と通話する通信ケーブル、映像を陸上モニターに伝送するビデオカメラホース、吸引用酸素を送気するホース、潜水士に温水を供給する温水ホースといった様々なホースの他、不測の事態に備えた緊急ボンベ等、合計約10㎏もの装備品を身にまといながら、潜水士の方々は日々、見えない所で活躍しており、潜水士無しでは成し得ない工事です。(平成27年7月7日up)
底部架台見納め
2015年06月05日 工事状況

2門ある予備ゲートの右岸側底部架台の据付作業が、5月20日より再び始まりました。 32tもの重さがあるこの鋼材は、潜水士と200tクレーンが連携しながら水中に吊り下ろし、堤体に設置します。底部架台はこれで見納めとなります。(平成27年6月16日UP)
マットコンクリートの打設開始!
2015年05月01日 工事状況

4月24日より、マットコンクリートの打設が本格的に開始しました。 マットコンクリートは、既設ダム堤体部を一部取り壊すことにより減少するダム堤体重量を補うために、ダム下流側に設置するコンクリートのことです。 マットコンクリートの打設方法は、ダム天端の「3.0m3水平式コンクリートバケット」にトラックミキサー車から直接バケット内に投入して、200tクローラクレーンで吊り打設します。「3.0m3水平式コンクリートバケット」を使用したコンクリート打設は、増厚コンクリート打設等、今後のコンクリート打設に大いに活躍してくれることでしょう。 なお、マットコンクリート打設は今年の秋頃まで続く予定です。(27年5月15日UP)
1シーズン目の減勢工での作業無事終了
2015年04月15日 工事状況

2015年2月25日に紹介しました、減勢工下面の大きく凹んだ部分を埋めるコンクリート作業は、4月15日に今シーズンの作業を無事終えました。使用したコンクリート量は約3700m3でした。 減勢工はダム下流での作業でありダムから放流がある際には、退避しなければならないため、雨が降るたびに放流がないことを願いながらの作業でしたが、今シーズンはダムからの放流はなく、無事に終えることができました。 次の減勢工での作業は、11月16日以降となりますが、それまでの間は、堤体マット部のコンクリート打設を行います。詳細は次回紹介予定。(平成27年4月27日UP)
予備ゲートピア打設開始
2015年03月24日 工事状況

予備ゲートピアのコンクリート打設を開始しました。予備ゲートで使用するコンクリートは高流動コンクリートというもので、通常のコンクリートよりも流動性が高く粘り気があり、複雑な部材が設置され締固めが困難な箇所でもすみずみまで充填できる特性を有したコンクリートです。コンクリート打設は、ダム天端構台に配置したコンクリートポンプ車から長いホースを使って、高さ約28mある仮締切内に突っ込んで慎重に打設していきます。右の写真は打設後の状況ですが、予備ゲートを支えるいろいろな鋼材の中できちんとコンクリートが充填されていることがわかります。(平成27年3月31日UP)
仮締切の内部に迫る
2015年03月05日 工事状況

昨年10月9日に設置が完了した仮締切内部では、予備ゲートを支えるピアという構造物を構築中です。仮締切の内空幅は写真左の手前側が6.3m、向こう側が5.0mの大きさで、高さ28.1mのうち約25mが水中にあり、上から見ると二つの口がポッカリと開いているように見えます。この内部では、ピアとダムが一体化できるようにダム表面を削り、太さ約5cmのアンカーボルトを設置しています。これに補強鋼材を取り付けた後、コンクリートを打設して築造していきます。右の写真は仮締切の底から見上げたものですが、空がとても遠くに感じます。(平成27年3月12日UP)
ダムの圧倒的な存在感!
2015年02月25日 工事状況

現在、減勢工では放流水で洗われて大きく凹んだ部分をコンクリートで埋める「穴埋めコンクリート」の打設を行っています。これは放流水の勢いを弱める減勢工の機能をきちんと発揮できるように整備するものです。現場の背後にそびえ立ち、圧倒的な存在感を放つ長安口ダムのもと、粛々と工事を進めています。なお、一般の方の立ち入りはご遠慮させていただいていますので、あしからず。(平成27年3月4日UP)
減勢工の雰囲気がガラリと変化
2015年02月05日 工事状況

前回のNOWから約1ヶ月が経過し、減勢工の雰囲気が一変して賑やかな工事現場となっています。右岸側では、施設改造1期工事が法面掘削を行い、掘削した土砂を下に押し落としています。ダム堤体に直接石が当たらないように粒の細かい堆砂の土砂敷均した上に落としていきます。溜まった土砂は、同じく堆砂の土砂で造成した工事用道路から搬出します。下流側では、施設改造2期工事が穴埋めコンクリートを打設していきます。現在の減勢工は長年の放流水に洗われて大きな凸凹になっています。この凸凹をなくすように深く掘れている箇所にはコンクリー トを打設し、岩盤が出ている箇所は掘削して水平にしていきます。非出水期の限られた期間の中、それぞれの工事が連携し、安全第一で工事を進めていきます。(平成27年2月16日UP)
減勢工の姿があらわに
2015年01月14日 工事状況

いよいよ施設改造2期工事が始まり、初めにダム下流の減勢工(放流水の勢いを弱めるところ)の改修のため、溜まっていた水を抜き取りました。約5万m3の水をポンプで排水したところ、それまで水面下でわからなかった地形があらわになりました(写真右)。1月13日から現地盤線を確認し、地盤形状を把握したうえで工事用道路の設置、掘削、コンクリートおよびCSGの打設などを実施していきます。なお、減勢工付近での工事は、放流の影響を受けない非出水期に限られます。今シーズンも含めて5シーズンの非出水期に渡って施工する予定です。(平成27年1月21日UP)
2門目の水中作業に着手
2014年12月01日 工事状況

長安口ダム改造工事ではクレストゲート2門を増設しますが、1つ目ゲートの水中作業がほぼ完了したことから、2つ目ゲート設置のための水中作業を開始しました。 現在は、ダムコンクリート面の部材取付箇所の凸凹をなくす不陸整正という作業を行っています。 写真は、ツインヘッダという機械で、回転するツメでガリガリとコンクリートを削っています。なお、細かな部分や仕上げは潜水士の手による作業となります。(平成26年度12月9日UP)
仮締切据付完了!
2014年10月17日 工事状況

前回報告させていただいた仮締切の据付は順調に進み、10月9日に無事完了しました。この後、台風19号出水による約2,100m3/sのゲート放流があったにもかかわらず、出水後の点検で何の被害や損傷がないことが確認されました。また、水密性も高く、貯水池側は出水のため濁っているのに対し、左側の写真のように仮締切内は出水前の水の色となっています。放流が終わった後は、水抜き作業を行い、いよいよ予備ゲートピアの施工に向けて準備を行う予定です。(平成26年10月28日UP)
仮締切扉体の据付開始
2014年10月01日 工事状況

2014年6月6日にご紹介しました仮締切扉体(かりしめきりひたい)の据付を開始しました。仮締切扉体は、1つの大きさが、大きいもので長さ7.7m、幅5.4m、高さ約3mもあり、10段積み重ねた高さは約28mになります。10月中には水面上に現れる予定です。仮締切扉体の据付が始まったことで仮締切でいっぱいとなっていた貯水池仮設構台上がすっきりすることでしょう。(平成26年10月10日UP)
法面掘削(その1)工事の掘削完了
2014年09月12日 工事状況

2月下旬から開始したダム右岸下流の法面掘削ですが、標高200m〜239mの範囲が完了しました。掘削途中で硬い岩が想定より多く出現しましたが、若干の工期遅れで掘削完了となりました。掘削範囲の上半分は法枠工も済んでおり、今後は下半分の法面工を進めていきます。(平成26年9月19日UP)
台風をやり過ごせっ!
2014年07月10日 工事状況

天端仮設構台上で毎日大活躍の200t吊りクレーンですが、7月9日、大型で非常に強い台風8号の接近に伴い、やむを得ず作業を中止し、ブームをペッタリ寝かす体勢(ブームレストといいます)をとりました。ブームの長さが54mもあるため仮設構台の端から端まで使うことになり、改めてクレーンの大きさを実感しました。また、ダムのそばで連日フル稼働の潜水作業台船も、ダム放流への影響を避けるため、貯水池上流へ避難しました。この他にも、資機材が飛ばされないよう固定したり工事看板を撤去したりして、台風をやり過ごす体制を整えました。(平成26年7月18日UP)
ケーブルクレーン設置できました
2014年06月13日 工事状況

2013年11月8日にご紹介しましたケーブルクレーンが無事完成しました。 このケーブルクレーンは貯水池仮設構台と天端仮設構台の間で資材の運搬をするために設置したもので、6.5tまでの資材を運搬することができます。 写真では見づらいですが、基礎上(写真左側、中段の白い構造物)のタワーを茶色にしたことで周辺に調和しています。 今後、改造工事で活躍してくれる頼もしい設備です。(平成26年6月24日UP)
またも大きな鋼材が!
2014年06月06日 工事状況

現在、貯水池仮設構台上では、仮締切扉体(かりしめきりひたい)の組み立て作業を行っています。 仮締切扉体は、予備ゲートピア構築の際に水がない状態で施工できるように水を止めるコの字型の鋼製の囲いです。1つの大きさは、大きいもので長さ7.7m、幅5.4m、高さ約3mもあり、10段積み重ねた高さは約28mになります。ダム上流面に仮締切の設置が完了する10月頃には水面上にコの字の鋼材が現れます。 写真に写っている作業員さんを見ると、その大きさがわかると思います。ピア2列分(合計20個)必要なため、今後、貯水池仮設構台が仮締切でいっぱいになります。(平成26年6月17日UP)
コンクリートもクールビズ
2014年05月19日 工事状況

水中での底部架台の据付作業が完了し、その上に水中不分離性コンクリートを打設しました(5月13日)。コンクリートを適温にするため、現場にて液化窒素を注入して冷却(写真左のミキサー車)したうえで、コンクリートポンプ車にて水中に送り込みました。ミキサー車から出ている白い煙は、注入したマイナス196℃の液化窒素が気化したもので、すごい迫力でした!(平成26年度5月23日UP)
今年初のゲート放流
2014年03月14日 工事状況

長安口ダムでは、3月12日夜から降り始めた雨により貯水位が増加したことから、13日15時から今年初のゲート放流を行いました。写真は13日16:30頃の放流状況で、ゲートからの放流量は約120m3/sです。 このゲート放流で潜水作業は中止となり、潜水士はうらめしそうにいつ閉まるかわからないゲート放流を見つめ、早くゲートが閉まるのを待っています。これがダムを運用しながら工事を行う難しいところです。(平成26年3月20日UP)
シンクロなう!
2014年02月28日 工事状況

ダム右岸下流の地山を掘削する法面掘削工事を開始しました。ここは将来、新設ゲートからの放流水が流れる洪水吐きが建設される場所です。開始直後は表面の土砂が多いためバックホウのバケットで掘削していますが、硬い岩が出てくるときにはブレーカーで掘削していきます。写真は2台のバックホウが狭いスペースで呼吸を合わせて作業をしているところです。息ピッタリ。まさにシンクロですね!(平成26年3月7日UP)
長安口ダムも雪化粧?
2014年02月18日 工事状況

全国的に、大雪に見舞われた2月14日、長安口ダム周辺でも約15cmの積雪がありました。当日はダム施設改造工事をはじめ、殆どの工事が臨時休業となり、静かな1日となりました。ダム天端仮設構台、貯水池内仮設構台、潜水士台船の上では、明日の作業に備えて、雪掻きをする姿が見られました。ダム管理所内の職員も、数年に1度の大雪に歓喜する者、交通の乱れに巻き込まれ、疲れ切った者など、さまざまな表情が見られた1日でした。(平成26年2月21日UP)
水中でコンクリート打設試験しました
2014年02月06日 工事状況

今後、水深約30mに設置した底部架台上にコンクリートを打設する予定ですが、打設に先立ち、作業手順や作業性を確認するための試験を1月31日に実施しました。本工事で使用する水中コンクリートは、水中不分離性コンクリートというもので、水の中でもコンクリートの構成材料が分離しにくいという特徴があります。写真は、生コン工場より調達したベースコンクリート(普通のコンクリート)に水中不分離性混和剤を、ミキサー車の上部から添加しているところです。(平成26年2月14日UP)
重機が山登り!?
2014年01月24日 工事状況

平成25年11月8日にお知らせしたとおり、ダム改造工事ではケーブルクレーンの整備を進めています。ダム右岸側にもケーブルクレーンの基礎を整備する必要がありますが、現場は非常に険しい岩山です。そこで地山の掘削に際しては、高所急斜面での施工に威力を発揮するロッククライミングマシーンを採用しました。この重機はワイヤーロープをウィンチで巻き取ったり巻き戻したりすることで、最大傾斜角80度(ほぼ垂直)までの急斜面を登り降りすることができます。また、斜面でもキャビン(操作室)を水平に保つ、リフティング機構を有し、オペレータが安全な体勢で作業できます。(平成26年1月31日UP)
重さ32tの鋼材が水中へ
2014年01月09日 工事状況

底部架台の4つのブロックの中で一番大きなブロックの水平材を、水中に吊るした状態で、堤体に取り付ける作業を開始しました。このブロックは32tの重さがあり、対岸の貯水池構台上で組み立てたものを、資材台船に乗せて貯水池上を運搬し、200tクレーンを使って水中に吊るし、慎重に堤体に固定していきます。残りの3ブロックも、順次堤体に固定していき、2月初旬頃までの作業を予定しています。(平成26年1月17日UP)
潜水士の安全を守るダイビングベル
2013年12月13日 工事状況

長安口ダム施設改造工事では、数多くの作業が潜水作業で実施・計画されています。その作業深度は最大35mと深く、潜水時間も長いため、減圧症(潜水病)などの高気圧障害の発生リスクが非常に高くなります。このため、過酷な作業環境に対応した安全対策を行う必要があります。そこで、潜水士が安全に減圧でき、減圧症発生リスクを軽減するために、本工事では11月下旬よりダイビングベル2基を新たに投入し、潜水士の安全向上を図っています。ベルの白いドームの中には空気が満たされており、水中でもダイビングマスクを外して通常どおり呼吸したり水分を補給するなど、潜水士がリラックスした状態で安全に減圧することができます。(平成25年12月26日UP)
いよいよ。。。「底部架台」の組立開始〜!!
2013年11月29日 工事状況

底部架台は予備ゲートなどの構造物の土台となる部分で、水中に固定されるため材料は錆びにくい素材で全てステンレス(SUS304N2)でできており、ステンレス材の中でもより強度の大きいものを採用し、軽量化も図っています。水中でダム堤体に設置したアンカーボルトに取り付ける底部架台のパーツ搬入が11月22日から順次始まりました。大小4つのブロックから成りますが、製作工場から一度に運ぶことが難しいため、さらに分割して搬入し、現地で各パーツを組み立てていきます。写真はその一ブロックで、組立てると最も大きなもので縦6m、幅 8m、高さが6m程にもなります。(平成25年12月6日UP)
立木を伐採して工事用道路を造成中
2013年11月19日 工事状況

ダムの減勢工の改造を行うときに必要となる下流側からのアクセス道路として、現道(町道)を拡幅してダム下流まで延伸する工事用道路設置工事を行っています。
現道の山側・川側とも急傾斜な場所での作業であり、拡幅に支障になったり作業スペースを確保したりするため、現在、必要に応じて立木を伐採する作業を行っています。
写真はクレーンとマンゲージ(人が乗って作業する籠)を使って伐採した木を吊り出しているところです。
(平成25年11月25日UP)
現道の山側・川側とも急傾斜な場所での作業であり、拡幅に支障になったり作業スペースを確保したりするため、現在、必要に応じて立木を伐採する作業を行っています。
写真はクレーンとマンゲージ(人が乗って作業する籠)を使って伐採した木を吊り出しているところです。
(平成25年11月25日UP)
左岸ケーブルクレーン基礎を整備しています
2013年11月08日 工事状況

資材運搬用6.5t吊りケーブルクレーンを設置するため、左岸の山を一部伐開、掘削し、クレーン基礎の整備(ブルーシート辺り)をしています。ダムへの資材運搬は、現在は貯水池仮設構台からクローラークレーンで台船に降ろし、曳き船で台船を引いていますが、ケーブルクレーンができれば、直接ダムへ運搬することも可能になります。ケーブルクレーンは平成26年4月末の運用開始に向けて、整備を進めています。(平成25年11月13日UP)
アンカーボルト据付はじめました
2013年10月18日 工事状況

貯水池内の堤体上流面において、削孔マシンにより削孔した箇所にアンカーボルトを据え付けるため、据付用テンプレートを設置する作業を行いました。写真は、アンカーボルトを取り付けた据付用テンプレートを吊り込んでいる状況です。作業は、川側ブロックから進めていきます。10月21日からは、水中不分離性モルタルによりアンカーボルトを固定する作業を実施しています。(平成25年10月31日UP)
はじまります、改造工事NOW!
2013年07月17日 工事状況

長安口ダム改造について、工事の進捗やダム周辺の様子などを今後随時掲載していきます。写真は、ダムの横に作った作業用の足場(構台)です。足場上の200t吊クレーンで工事に必要な材料などをつり込む予定です。