シンクロなう!
2014年02月28日 工事状況

ダム右岸下流の地山を掘削する法面掘削工事を開始しました。ここは将来、新設ゲートからの放流水が流れる洪水吐きが建設される場所です。開始直後は表面の土砂が多いためバックホウのバケットで掘削していますが、硬い岩が出てくるときにはブレーカーで掘削していきます。写真は2台のバックホウが狭いスペースで呼吸を合わせて作業をしているところです。息ピッタリ。まさにシンクロですね!(平成26年3月7日UP)
長安口ダムも雪化粧?
2014年02月18日 工事状況

全国的に、大雪に見舞われた2月14日、長安口ダム周辺でも約15cmの積雪がありました。当日はダム施設改造工事をはじめ、殆どの工事が臨時休業となり、静かな1日となりました。ダム天端仮設構台、貯水池内仮設構台、潜水士台船の上では、明日の作業に備えて、雪掻きをする姿が見られました。ダム管理所内の職員も、数年に1度の大雪に歓喜する者、交通の乱れに巻き込まれ、疲れ切った者など、さまざまな表情が見られた1日でした。(平成26年2月21日UP)
水中でコンクリート打設試験しました
2014年02月06日 工事状況

今後、水深約30mに設置した底部架台上にコンクリートを打設する予定ですが、打設に先立ち、作業手順や作業性を確認するための試験を1月31日に実施しました。本工事で使用する水中コンクリートは、水中不分離性コンクリートというもので、水の中でもコンクリートの構成材料が分離しにくいという特徴があります。写真は、生コン工場より調達したベースコンクリート(普通のコンクリート)に水中不分離性混和剤を、ミキサー車の上部から添加しているところです。(平成26年2月14日UP)
重機が山登り!?
2014年01月24日 工事状況

平成25年11月8日にお知らせしたとおり、ダム改造工事ではケーブルクレーンの整備を進めています。ダム右岸側にもケーブルクレーンの基礎を整備する必要がありますが、現場は非常に険しい岩山です。そこで地山の掘削に際しては、高所急斜面での施工に威力を発揮するロッククライミングマシーンを採用しました。この重機はワイヤーロープをウィンチで巻き取ったり巻き戻したりすることで、最大傾斜角80度(ほぼ垂直)までの急斜面を登り降りすることができます。また、斜面でもキャビン(操作室)を水平に保つ、リフティング機構を有し、オペレータが安全な体勢で作業できます。(平成26年1月31日UP)
重さ32tの鋼材が水中へ
2014年01月09日 工事状況

底部架台の4つのブロックの中で一番大きなブロックの水平材を、水中に吊るした状態で、堤体に取り付ける作業を開始しました。このブロックは32tの重さがあり、対岸の貯水池構台上で組み立てたものを、資材台船に乗せて貯水池上を運搬し、200tクレーンを使って水中に吊るし、慎重に堤体に固定していきます。残りの3ブロックも、順次堤体に固定していき、2月初旬頃までの作業を予定しています。(平成26年1月17日UP)
潜水士の安全を守るダイビングベル
2013年12月13日 工事状況

長安口ダム施設改造工事では、数多くの作業が潜水作業で実施・計画されています。その作業深度は最大35mと深く、潜水時間も長いため、減圧症(潜水病)などの高気圧障害の発生リスクが非常に高くなります。このため、過酷な作業環境に対応した安全対策を行う必要があります。そこで、潜水士が安全に減圧でき、減圧症発生リスクを軽減するために、本工事では11月下旬よりダイビングベル2基を新たに投入し、潜水士の安全向上を図っています。ベルの白いドームの中には空気が満たされており、水中でもダイビングマスクを外して通常どおり呼吸したり水分を補給するなど、潜水士がリラックスした状態で安全に減圧することができます。(平成25年12月26日UP)
いよいよ。。。「底部架台」の組立開始〜!!
2013年11月29日 工事状況

底部架台は予備ゲートなどの構造物の土台となる部分で、水中に固定されるため材料は錆びにくい素材で全てステンレス(SUS304N2)でできており、ステンレス材の中でもより強度の大きいものを採用し、軽量化も図っています。水中でダム堤体に設置したアンカーボルトに取り付ける底部架台のパーツ搬入が11月22日から順次始まりました。大小4つのブロックから成りますが、製作工場から一度に運ぶことが難しいため、さらに分割して搬入し、現地で各パーツを組み立てていきます。写真はその一ブロックで、組立てると最も大きなもので縦6m、幅 8m、高さが6m程にもなります。(平成25年12月6日UP)
立木を伐採して工事用道路を造成中
2013年11月19日 工事状況

ダムの減勢工の改造を行うときに必要となる下流側からのアクセス道路として、現道(町道)を拡幅してダム下流まで延伸する工事用道路設置工事を行っています。
現道の山側・川側とも急傾斜な場所での作業であり、拡幅に支障になったり作業スペースを確保したりするため、現在、必要に応じて立木を伐採する作業を行っています。
写真はクレーンとマンゲージ(人が乗って作業する籠)を使って伐採した木を吊り出しているところです。
(平成25年11月25日UP)
現道の山側・川側とも急傾斜な場所での作業であり、拡幅に支障になったり作業スペースを確保したりするため、現在、必要に応じて立木を伐採する作業を行っています。
写真はクレーンとマンゲージ(人が乗って作業する籠)を使って伐採した木を吊り出しているところです。
(平成25年11月25日UP)
左岸ケーブルクレーン基礎を整備しています
2013年11月08日 工事状況

資材運搬用6.5t吊りケーブルクレーンを設置するため、左岸の山を一部伐開、掘削し、クレーン基礎の整備(ブルーシート辺り)をしています。ダムへの資材運搬は、現在は貯水池仮設構台からクローラークレーンで台船に降ろし、曳き船で台船を引いていますが、ケーブルクレーンができれば、直接ダムへ運搬することも可能になります。ケーブルクレーンは平成26年4月末の運用開始に向けて、整備を進めています。(平成25年11月13日UP)
アンカーボルト据付はじめました
2013年10月18日 工事状況

貯水池内の堤体上流面において、削孔マシンにより削孔した箇所にアンカーボルトを据え付けるため、据付用テンプレートを設置する作業を行いました。写真は、アンカーボルトを取り付けた据付用テンプレートを吊り込んでいる状況です。作業は、川側ブロックから進めていきます。10月21日からは、水中不分離性モルタルによりアンカーボルトを固定する作業を実施しています。(平成25年10月31日UP)


