事務所トピックス
「放置車両の移動訓練」を実施しました
2014年12月1日
平成26年11月14日に災害対策基本法の改正法が成立し、本法律が21日に施行されました。これにより、大規模災害時において直ちに道路啓開を進め、緊急車両の通行ルートを迅速に確保するため、道路管理者による放置車両対策の強化が図られることとなりました。
この改正を踏まえて、国土交通省中村河川国道事務所では、具同地区防災連絡協議会の協力を得て、同会が開催する具同地区合同防災訓練にあわせて、南海トラフ地震発生を想定した「放置車両の移動訓練」を以下のとおり実施しました。
【詳細】
○日 時:平成26年11月30日(日)13:00~13:30
○場 所:四万十市立「具同小学校」校庭(高知県四万十市具同田黒1-4-1)
○内 容:南海トラフ地震発生を想定した実働訓練(①・②)
①バックホウによる放置車両の移動
路上に放置された車両を通行に支障のない位置へ移動
②路面に発生した段差を土のうで補修
車両が通行できるように、路面段差箇所に土のうを設置
◆訓練にのぞむ参加者たち | ◆通行障害となる放置車両 |
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◆バックホウで放置車両を撤去 | ◆道路上に段差が発生したと想定 |
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◆路面に発生した段差を土のうで補修 | ◆通行支障を解消し、道路バト車・消防車が通行 |
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【道路管理者から一言】 今回の訓練では、大規模災害発生時の救援ルートを確保するために、放置車両の撤去や路面段差の補修を行い、地域に住まわれている多くの方々に見学して頂きました。 大規模災害発生時における救援ルートの確保のためには、十分な訓練と地域に住まわれている方々のご理解・ご協力が必要となってきます。 今回の訓練が、わたしたち建設業関係者だけでなく、地域に住まわれている方々のご理解・ご協力を頂くことに繋がれば幸いです。 |