防災に役立つ情報
■堤防は、嵩上げや拡幅等による補強が長期間にわたって繰り返され、現在の姿に至っています。
■また、堤体材料は現場発生材料を主体として、その時代に合わせて、土質(堤防材料)や施工方法(締固め方法等)は様々です。そのため、堤防は、歴史的な経緯の中で、土質の複雑さに加え極めて不確定性の多い構造物です。
■下図は、後川左岸0.6㎞付近の堤防断面図ですが、当箇所では、昭和8年頃から堤防をつくりはじめ、徐々に堤防を高くしたり、大きくしたりしています。堤防の材料もそれぞれ違う土でつくられており、複雑な構造になっています。
