山鳥坂ダムブログ

内子中学校3年生20名と水生生物調査を行いました

2015年10月19日

調査設計課の大野です。


10月8日(木)に内子フレッシュパークからり裏の河原で、内子中学校の3年生20名のみなさんと一緒に水生生物調査を行いました。

少し暑いぐらい快晴だった午前中とは打って変わって、曇り空の下では肌寒くも感じましたが、みなさん真剣に話を聞いてくれていました。

ですがさすがに川の水は冷たかったようで、なかなか足が前に進まない姿も・・

それでも一生懸命、水生生物を探してくれました。

こんな小さな生き物まで・・

ザルや網などで捕まえた生き物たちを、白いバットに移して確認します。

川から上がって、班ごとに捕まえた生き物たちをカウントしていきます。

それぞれの生き物が普段、 【きれいな水、ややきれいな水、きたない水、とてもきたない水】 のどのような水に住んでいるかを下敷きの見本と照らし合わせながら、1匹ずつ・・・


カウントが終わると次に水質調査を行いました。

パックテストを使ってpH(水がどれだけ酸性、アルカリ性であるか)とCOD(化学的酸素要求量:水中にどれだけ汚れが含まれているか)を調べました。

これらの結果、この場所を流れる小田川はきれいな川であることがわかりました。 以前調査した河辺川(肱川中学校肱川小学校河辺小学校)も同じくきれいな川であるという結果が出ましたが、住んでいる生き物たちの特徴がそれぞれあって興味深かったです。


今年度の水生生物調査はこれで最後となりましたが、日頃から自分たちの住む町を流れる川を大切にしなければならないと改めて感じました。

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