【治水】


洪水による氾濫から、人々の生命と財産を守るため、ダムや、放水路、遊水地・調節池、築堤・護岸整備などを行うことを治水といいます。

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流量配分図

横瀬川ダム地点の計画高水流量210m³/sのうち140m³/sの洪水調節を行い、磯ノ川地点(中筋川基準地点)の基本高水流量1,200m³/sのうち中筋川ダムと横瀬川ダムで350m³/sの洪水調節を行い、中筋川沿川地域の水害の低減を図ります。

【利水】


豊かな水を最大限に利用しようと生活用水、工業・農業用水、発電などに必要な水を貯留しておいたダムから放流し、生活の安定・向上を図ることを利水といいます。

<流水の正常な機能の維持>

本来河川が持っている機能(既得用水等の安定取水、舟運、漁業、観光、塩害防止、河口閉塞の防止、河川管理施設の保護、地下水の維持、動植物の保護、流水の清潔の維持)を正常に維持するために、10年に1回程度起こりうる渇水時においても中筋川ダムと横瀬川ダムで流量を確保するよう補給を行い、これらの機能の維持を図ります。

正常水量
正常水量

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横瀬川ヒエダロ地点
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横瀬川ヒエダロ地点(渇水時)

<水道>

四万十市に対して、1日最大800m³(0.009m³/s)を供給します。

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水道供給区域図