横瀬川ダムの諸元


中筋川ダム

大きさ
<ダム>

位 置   高知県宿毛市山奈町山田
型 式   重力式コンクリートダム
堤 高     72.1m
堤頂長     188.5m
堤体積     170,000m³
天端標高    EL.152.5m
基礎岩盤標高  EL.80.4m


<貯水池>

集水面積     11.4km²
湛水面積     0.4km²
総貯水容量    7,300,000m³
有効貯水容量   7,000,000m³
設計最高水位   EL.150.3m
洪水時最高水位  EL.145.8m
平常時最高貯水位 EL.131.9m
洪水貯留容量   3,800,000m³
利水容量     3,200,000m³
最低水位     EL.108.6m

横瀬川ダムの構造



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自然との調和を大切にしたダムの景観デザイン


「人々の心の原風景を守り、豊かな自然環境に溶け込む横瀬川ダム」
として、多くの人に愛されるダムになることをを目指したものです。
ダムのデザイン

<側水路減勢方式を採用>

ダムの構造 横瀬川ダムの下流には、轟(トドロ)の滝やシイ
・カシ天然林があります。これらを保全するため、
堤体の下流に減勢工(放水による水の勢いを弱める設計)を設置しない世界で初めての減勢方式を採用しました。この減勢方式は、側水路と堤趾導流壁を組み合わせて堤体下流面だけで水の勢いを弱める画期的なものであり、「側水路減勢方式」と名付けました。