令和2年11月28日(土)、四万十市立東中筋中学校を会場にこの時期恒例となった「四万十つるの里祭り」(主催:四万十つるの里づくりの会)が開催されました。
新型コロナウイルスの感染防止対策を万全にした中での開催であったため、例年とは異なる部分もありましたが、当日は天候にも恵まれ、開会直後から親子連れを中心に多くの人で賑わいました。
中村河川国道事務所は、四万十川自然再生事業の内、中筋川流域で取り組むツルの里づくり事業の一環として毎年つる祭りに参加しています。今年も土石流3Dシアターや降雨体験機、自然再生事業の取り組みを紹介したパネル展示などを行いました。
昨年度に引き続き実施した「ツル観察バスツアー」ですが、この日はツル類が確認されなかったため、中学校校庭前の堤防上からの野鳥観察となりました。参加者はフィールドスコープや双眼鏡でヒドリガモやマガモ、ハクセキレイなどの野鳥を見ることができ、とても楽しんでいました。
また、会場では田舎寿司や焼きそば、フランクフルトなどが販売されており、子どもから大人までたくさんの人が食事を楽しんでいました。四万十川自然再生協議会の皆さんも、四万十川河畔で採れた野草と、つるの会が越冬地整備を行っている江ノ村産のお米を使ったお粥を振る舞い来場者をもてなしていました。
これからも四万十川流域の自然を活かした地域の活性化に向け、地域の皆様と協働で取り組んでいきたいと思います。
つるの会によるツルの飛来状況などの紹介 |
四万十川自然再生事業の説明 |
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高知野鳥の会による野鳥の解説 |
初めての双眼鏡に夢中 |
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四万十川自然再生事業パネル展示 |
再生協による野草粥の振る舞い |
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野草粥で体を温める子どもたち |
引換券による餅のプレゼント |
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