堤防点検実習施設による点検技術の向上

従来、河川管理施設の点検技術に関する研修は実際の河川で実施してきましたが、研修の好材料となる変状は河川管理上早急に修繕されるため、テキスト等にあっても実際に目にする機会のない変状も多くあります。
そこで、四国技術事務所所内に、河川の堤防及び護岸に発生する変状を人為的に再現した堤防モデルを整備しました。
実体験を通して点検の基礎技術を効率的に学習することにより、技術力の向上を目指しています。

※VR・AR により樋門点検、堤防の破堤(基盤漏水、堤体漏水、越流)メカニズムの補完研修を行います。

洪水時に人命・財産を守るため、堤防の変状を日々点検・補修するための点検技術の向上が非常に重要です。

不具合状況確認
点検・計測実習
堤防内部の観察
パンフレット(PDFファイル:866KB)
courseマップ

▼ 各ゾーンの詳しい説明は各バナーをクリック ▼

Aゾーン

天端・法面の変状

Bゾーン

護岸に生じる変状

Cゾーン

漏水対策工の構造

Dゾーン

浸透作用により生じる変状

Eゾーン

植生異常や雨水による変状

Fゾーン

動物の掘り返しによる変状

VRコンテンツ

河川管理施設点検疑似体験

ARコンテンツ

堤防破壊メカニズムの学習