■カゼクサ群落 類似群落: オヒシバ群落
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■識別ポイント・構成種 高水敷の人の踏み跡や車の通り道にカゼクサなどが優占し、帯状の群落を形成することで識別できる。草丈は低く、多くは0.5m 以下である。構成種は数〜10 種程度と少ない。カゼクサのほか、ネズミノオ、チカラシバ、オオバコなどが成育する。 ■成育立地の環境特性 高水敷の管理道路などの車や人の踏みつけがある立地である。本群落は踏圧を持続的に受けることにより維持されている。踏圧がなくなると、遷移が進行し、ヨモギクラス、ススキクラス、ノイバラクラスの群落へ移行する。 ■隣接する群落 ヨモギ群落、セイタカアワダチソウ群落などの路傍雑草群落と隣接する。 ■四国での分布 肱川、土器川、仁淀川、物部川で確認されている。分布は点在しており、出現頻度はそれほど高くない。なお、植生図に現れないような小規模な群落が、他の河川にも分布している可能性がある。 ■保全上の留意点 特に留意する必要はない。 ■植物社会学上の位置づけ カゼクサ−ニワホコリ群集、ミチヤナギ群団、オオバコオーダー、オオバコクラス |
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