鹿野川ダム管理

水質改善の取り組み

 鹿野川湖の水質を悪化させる要因の一つにアオコの増殖があります。
 鹿野川ダムでは、ダム湖に「曝気(ばっき)循環施設」を設置してアオコの増殖を抑えることにより水質改善に取り組んでいます。

曝気循環施設とは

 曝気循環施設とは、ダム湖の水中で空気を発生させる
ことによって、水を循環させる施設です。

水質改善のしくみと効果

 水を循環させることで、水面の水温上昇や藍藻類が水面に集まることを防ぎ、アオコの増殖を抑えます。

ばっき循環施設の目的

水質改善の効果

水質改善の効果

  • アオコとは・・・?

     アオコとは、藍藻類(らんそうるい)と呼ばれる藻の一種が異常発生した現象です。
     水面に浮かぶアオコを放置すると、徐々に腐敗が進行し、強烈な刺激臭を放ちます。

  • アオコの発生要因

     アオコの発生原因である藍藻類は水面に浮上する性質があるため、水面に集まります。
     特に夏季は藍藻類にとって恵まれた環境(高い水温と強い日射)となるため、アオコ進行が起きやすく、曝気循環施設のような対策が必要になります。