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川を知る・ダムを知る

流域図 ダムの働き ダムの紹介 過去の主要な災害

ダムの働き

ダムを活かした水源地域の活性化に向けて

水源地域と受益地の交流の輪が広がっています
ダムを活かして水源地域の活性化を目指す「水源地域ビジョン」

21世紀のダム事業・ダム管理においては、従来からダムに求められていた治水、利水だけでなく、水源地域の自立的、持続的な活性化を図り、水循環等に果たす水源地域の機能を維持するとともに、自然豊かな水辺環境や伝統的な文化資産等を国民が広く利用できるよう、ハード、ソフト両面の総合的な整備を実施し、バランスのとれた流域の発展を図ることが期待されています。
このため国土交通省では、所管の直轄ダム及び水資源機構ダムを対象として、地域ごとにダム水源地の自治体、住民等と共同し、ダムを活かした水源地域の自立的、持続的な活性化を図るための「水源地域ビジョン」を策定しています。

水源地域ビジョン
世代を超えて大勢の人々が豊かな水源地域づくりに参加しています。
小・中学生の学習体験
水源地域の現状と森林保全の重要性を理解してもらうため、次代を担う下流域の小・中学生を対象に、人と自然の関わりを学ぶ総合学習の体験フィールドを提供しています。
早明浦ダムで学習体験する小・中学生たち
早明浦ダムで学習体験する小・中学生たち
吉野川上下流交流大会
吉野川の水源地域と受益地域の人々が嶺北地域と池田地域に毎年交互に集まり、スポーツを中心とした交流大会を13年(13回)にわたり実施してきたところです。
平成21年度からは、水源地域での樹木伐採や除草などのボランティア活動を中心に取り組みを実施しています。

吉野川上下流交流大会の様子
吉野川水源の森交流事業
1994年(平成6)の大渇水を契機に、水資源の大切さと水資源施設の重要性が再認識され、同時に水源地域に対する関心が高まってきました。
このような状況を受けて、水源地域と受益地域の交流をさらに活発化し、水源林の保全および水源地域の活性化を図ることを目的として、1996年(平成8)度から「吉野川水源の森交流事業」を実施しています。
受益地域の中学生たちによる植樹
受益地域の中学生たちによる植樹
吉野川水源の森交流事業
早明浦ダムの「やまびこカーニバル」。新宮ダムの「川之江紙まつり」、池田ダムの「池田へそっ湖まつり」、柳瀬ダム・富郷ダムの「伊予三島市(現四国中央市)湖水まつり」は名物イベントとして大勢の人びとが参加しています。
受益地域の中学生たちによる植樹 受益地域の中学生たちによる植樹
早明浦ダム「やまびこカーニバル」 柳瀬の「湖水まつり」
NPO等組織との連携

すでに活動している上流組織「れいほく活性化機構」と下流組織「新町川を守る会」や「どんぐり銀行」などの交流が促進されるように、NPO活動との連携を行っています。