1.道路の老朽化対策について

背景

四国の直轄国道の橋梁の多くは高度成長期に整備されており、今後は高齢化( 50年以上経過)した橋梁が急速に増加します。

対策

このため、四国地方整備局では、重要なネットワークとなる直轄国道の安全性・信頼性を確保していくため、 定期点検により橋梁の状態を把握し、損傷が顕在化する前の軽微な段階で対応を行う予防的な補修を行うとともに、 計画的な架替えを着実に進めるための長寿命化修繕計画を、平成21年度に策定しました。

計画策定以降は、長寿命化修繕計画に基づき、計画的に橋梁補修を実施しています。 なお、長寿命化修繕計画リストについては、定期点検結果を反映し、継続的に見直しをすることとしています。

国道33号西森山大橋は供用開始から52年経過していますが、床版補強や塗り替え塗装などを計画的に実施することで、健全な状態を保っています。引き続き予防保全を行うことで長期間の利用を目指しています。

適切な管理により長持ちしている橋梁の例

一般国道33号 西森山大橋 昭和39年(1964年)架設