山鳥坂ダムブログ
付替県道「愛の森トンネル」の貫通式レポート
令和4年9月26日
こんにちは。
山鳥坂ダム工事事務所工務課長の山崎です。
2019年から工事を行っている山鳥坂ダム建設事業に伴う付け替え県道の一部である「愛の森トンネル」(見の越地区~上鹿野川地区)の掘削が完了し、2022年7月15日(金)にトンネルが貫通しました!
今回、トンネル貫通を祝う「見の越トンネル貫通式」が、9月13日(火)に施工者(五洋建設株式会社)主催により、地元代表者、施工者、協力会社が招かれて執り行われましたので、見てきました!その内容をレポートします!
※「見の越トンネル」は、現在は「愛の森トンネル」に名称が決定されています。
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まずは式典会場へ。
ここは上鹿野川地区側の坑口からおよそ2,000m付近。紅白幕が貼られ、式典の雰囲気が一気に高まります。
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地元代表者、施工者、協力会社が整列し、いよいよ式典が始まります
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最初に行われたのは、「貫通発破」
30秒前からのカウントダウン。
地元代表者と受注者が発破ボタンをON!!!
ドン!!ドォォォォォン!!!!
鳴り響く轟音。事前に聞いてはいましたが、想像を上回る大迫力!
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「貫通確認」
現場の工事所長により貫通確認。暗幕が空き、その先から光が差し込みます。
火薬のにおいと発破の煙がトンネル内を漂っています。
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貫通発破の後、起点側坑口に進み「清めの儀」。お酒で清めます。
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続いて、「通り初めの儀」。
地元代表者と施工者等が2人ずつ清めた道を通って中央で握手。
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その後、樽神輿が威勢の良い掛け声とともに登場! ワッショイ!ワッショイ!!(^^)!!(^^)!
続いて地元代表者と施工者等による鏡開きが行われました。
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そして、乾杯、施工者の謝辞と続き、
最後にトンネル工事に携わった方々の労をねぎらうとともに、今後の安全施工、そして、この度の貫通を祝って、みなさんで万歳三唱!! \(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/
無事、貫通式が閉式となりました。
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貫通式典終了後は、山鳥坂ダム工事事務所より報道機関の皆様に現在の工事等の状況説明をさせていただきました。
今回の貫通式で、あらためて工事の進捗を実感しました。
今後は、トンネル内の整備などもあり、まだまだトンネル工事は続きますが、他の箇所も含め、一日でも早く付替道路工事が完成するよう鋭意工事を進めていきます。
何より事故無く安全に。
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さて、最後に。
こちらは、貫通石。
実際に貫通した2022年7月15日(金)に現場から採取したものです。
つなごう肱川プロジェクトの企画で大洲市内でも展示されました。
みなさん、ご覧になりましたか?
貫通石はトンネル工事の難関突破の証であるとともに、「苦難(山)を突破し、意思(石)を貫く」とのいわれから学業成就、合格祈願のお守りとして用いられています。
また、古くから安産祈願のお守りとしても重宝されています。
一見の価値ありです。ご覧頂けなかった方は、山鳥坂ダム工事事務所のロビーに展示していますので、勤務時間内(平日8:30~17:15)にいつでも見に来て下さい。