山鳥坂ダムブログ

河辺川の水のきれいさを水生生物を利用して調査!~『小学生が水のきれいさを判定します。』~

令和4年7月7日

調査設計課の東山です。


 6月23日、大洲市立肱川小学校の3年生16人に協力してもらい、肱川の支川「河辺川(大洲市肱川支所裏の河原)」で『水生生物調査』を実施しました。


 『水生生物調査』は、身近な自然とふれあうことで、環境問題への関心を高め、広く水環境保全の普及啓発を図ることを目的に、全国で実施しています。


 調査方法はシンプルです。生き物によって、きれいな水を好む生き物、きたない水を好む生き物がいます。生き物の好む水質の違いを利用して、水質を4段階で評価します。(指標生物(29種)はこちら)

 当日の天気は、快晴!!


 「冷たい!!」「わぁー!!」


 と元気よく調査が始まりました。

【写真1. 調査の様子その1】

【写真2. 調査の様子その2】


 「見つかったよー!!」「こっちきてー。」「あっちに行こう。」と

 仲良く水生生物を探す姿が、至るところで見られました。


 調査を進めると

 カワゲラや、ヒラタカゲロウが見つかりました。

【写真3. ヒラタカゲロウ】

 「カワゲラと、ヒラタカゲロウ」を下表の水質段階と指標生物で確認すると、、、

 きれいな水(Ⅰ)の指標生物であることが分かります。

 つまり、河辺川の水は、きれいな水です。


 調査を終えて、

 「いろいろな生き物を捕まえられて楽しかったです。」

 「きれいな川とわかってうれしかったです。これからもきれいな川であってほしいです。」

 コメントからも分かる様に、小学生の環境問題への関心を高め、広く水環境保全の普及啓発がなされた様です。


 肱川小学校の皆様、ご協力ありがとうございました。

【写真4. 集合写真】

前のページへ 次のページへ