山鳥坂ダムブログ
新年のご挨拶
令和4年1月4日
新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、昨年を振り返ってみますと、幸い肱川流域において大きな水害はありませんでしたが、
全国をみますと、8月の西日本を中心とした大雨により、全国で約90河川が氾濫しました。
過去3年ほどを遡ってみましても、九州地方を中心に記録的な大雨となった令和2年7月豪雨、
関東地方に上陸し多数の河川が氾濫した令和元年台風第19号、そしてここ肱川流域においても
大きな被害が発生した平成30年7月豪雨など、毎年のように集中豪雨等による被害が発生して
います。
これら、集中豪雨の増加や台風の強大化など、地球温暖化に伴う気候変動は既に顕在化してい
ると言われています。
これに対応するため、ここ肱川流域においては、河川改修事業の取組みとともに、当事務所に
おいて山鳥坂ダムの建設に向け事業を進めているところです。
まずはじめに、地権者の方々を始め、地域の皆様に多大なご理解・ご協力をいただいておりま
すこと、改めてこの場をお借りして感謝申し上げます。事業の推進にあたりましては、先般公表
いたしましたサイトの精査結果等を踏まえ、今後もしっかりと頑張って参ります。
また、工事用車両の往来や建設機械の騒音など、ご迷惑をおかけしており、誠に申し訳ござい
ません。今後もご不便をおかけすることもあろうかと存じますが、関係者一同、細心の注意を払
ってまいります。何卒、引き続きのご支援・ご協力をお願い申し上げます。
昨年は、新型コロナウィルスの影響による地域行事等の中止等に伴い、皆様にお会い出来る機
会も多くはございませんでした。現在も新たな変異株が発生しており、また、ノロウイルスなど
その他の感染症も発生している状況です。
これら感染症が一日も早く収束し、みなさまが健康に過ごせる1年になりますこと、また、本
年が旧年よりもさらに良い一年となりますよう心からお祈り申し上げます。
福田 勝之
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