山鳥坂ダムブログ
実は最重要人物!?~山ダムを支える人たち~
#7 セメント搬入編
令和3年9月30日
こんにちは。総務課の清水です。
今回はセメントを搬入していただいている株式会社タックトランスポート 筒井崇仁さんにお話を伺いました。
|
筒井さんは毎日この22トン車で、高知県須崎市にある工場から下敷水トンネル工事現場まで、粉の状態のセメントを運んでくださっています。
高知県からは片道2時間半かかるそうです。距離にすると片道100km近い長旅です。
もっと大きな車もあるそうですが、下敷水トンネルまでの道は狭い山道が続いており、このサイズでの搬入になるのだそうです。
搬入するのは1日12トン程だそうです。
「積めるだけ積んじゃダメなの?」と疑問に思った方、私も同じです。その方が搬入回数が減りそうですよね。
しかし、セメントは湿気ると固まったり劣化したりするそうで、日々使う量を1日1往復して運んでくださっています。
粉の状態で運ばれたセメントは、奥にある白い建物の中で【砂利・砂・フライアッシュ・水】などの材料と練られ、トンネル内に吹き付けるためのコンクリートになります。
|
|
セメントはサイロの中に保管されています。
|
「良い状態で搬入できるように心がけています!」と筒井さん。
工事には様々な方の力が必要だとわかりました。それぞれが最善を尽くして、ダム建設のため力を合わせています。
|