山鳥坂ダムブログ
四国河川技術伝承会(愛媛会場)が開催されました。
平成30年2月19日
工務課の田村です。
平成30年2月5日(月)、松山市内に県内の河川事業担当職員が集まり、四国河川技術伝承会(愛媛会場)が開催されました。
この河川技術伝承会は、四国地方整備局を退職した元職員が、在職中に長年培ってきた河川に係わる技術や経験を次世代に伝承することにより、今後の円滑な事業推進に活かしていこうという取組で、平成18年3月より実施しているものです。今回は、「肱川河川整備計画における各事務所の実施事項について、肱川流域で働く職員が理解を深めるために」、「石手川ダムの計画・施工について」の二つの
テーマについて、4人の伝承者に当時の話を伺うとともに、現在自分達を取り巻く様々な課題について意見交換を行いました。
特に肱川流域で働いている自分にとって一つ目のテーマでは、洪水による被害が深刻であった時の流域や住民の状況などを、実際に体験された方から聞かせていただき、貴重な情報を得ることができました。
伝承者の方との意見交換を通じて、どなたも熱い思いを持って事業に取り組まれていたことを強く感じました。特に私が改めて考えさせられたのが、事業を円滑に進めるためには、地域住民の方と密にコミュニケーションを図り、いただいた意見をしっかり受け止めることが大事であるということでした。
今回の伝承会で得た情報や感じた事を、事務所で進めている事業に活かしていきたいと思います。