山鳥坂ダムブログ
消防訓練を行いました
平成29年12月8日
総務課 田村です。
11月29日(水)、大洲地区消防事務組合大洲消防署川上支署の方を講師に迎え、消防訓練を実施しました。 今回の訓練内容は、止血方法を学ぶ応急手当、胸骨圧迫・人工呼吸・AEDによる心肺蘇生、消火器操作で、それらに関する操作方法について体験しました。 |
胸骨圧迫は、手掌の根元部分を胸の真ん中に当て、腕を伸ばして真上から行います。
胸骨圧迫・人工呼吸の訓練 |
AED操作の説明 |
胸骨圧迫を行いながら、AED操作 |
消火器の操作方法等の説明 |
最後に、講話として大洲署消防管内の火災発生件数や出火原因等の説明がありました。
まず、火災発生件数は、平成27年は26件、平成28年は24件、また、火災による死者数は、平成27年は3人、平成28年は2人で、どちらも全国同様減少傾向にあったとのことですが、今年(11/28現在)の火災発生件数は24件、死者数は4人とのことです。
火災発生件数が減少している要因として、ストーブ等家電製品の安全装置の普及や住宅用火災警報器の設置、喫煙者の減少、大規模火災の発生などを機に防火意識の向上が考えられるとのことです。
また、出火原因として一番多いのは20年連続「放火」、次に「たばこ」、「コンロ」、「たき火」の順で何年も続いているとのことです。
火災を起こさない、火災による被害を抑えることについては、防火管理体制が大事であり、火の取扱いに注意、消防設備の点検、避難経路の確認などをすることにより、被害を防ぐことが可能であるとのことです。
このような消防訓練等は事業所だけでなく、地域自治体等でも行われております。今回、消防訓練を受講して、いざという時に冷静に対処できるよう、機会を見つけて訓練を受けておくことが大事であることを痛感しました。
みなさまも、このような講習会に積極的に参加して防火意識の向上や防火に関する知識を高めましょう。
これから、暖房を使ったり、空気が乾燥して火災が多くなる季節となります。
火の取扱には注意しましょう。