山鳥坂ダムブログ
トンネル洪水吐吐口ゲート設備が完成し、 完成見学会を実施しました。
平成29年10月17日
事業計画課の高田です。
9月29日(金)に約4年9ヶ月の歳月を要したトンネル洪水吐の吐口ゲート設備が完成しました。
下流から見た吐口ゲート設備
イメージ図
上流から見たゲート室
主な設備は、トンネル洪水吐からの放流量を調整する主ゲート(幅4.2m×高7.5m)と主ゲートメンテナンス用の副ゲート(幅4.2m×高8.1327m)になります。
完成を記念して、10月7日(土)に主に地元肱川町の方を対象とした吐口ゲート設備完成見学会を開催しました。 見学会では、まず工事概要の説明を受注者((株)IHIインフラシステム)が実施し、トンネル洪水吐内部の見学を行いました。
その後、トンネル内部より真っ暗な状態から主ゲートが開く瞬間を見ていただきました。
今回の見学会では、ゲートの動作を間近で見ることにより、設備の大きさなどを実感できる、いつもとは少し違った体験をしていただきました。
吐口部での工事概要説明
トンネル洪水吐内に主ゲートをくぐって進入
トンネル洪水吐内からの主ゲート動作見学
(真っ暗な状態から光が差した瞬間)
吐口操作室での操作機器説明
今後も、トンネル洪水吐の工事は、平成30年度末まで続きますが、地元住民の方にご迷惑を掛けないよう、安全に施工していきたいと思います。